よみきりものの・・・ヒトライフ

竹本泉さんのコミックス『よみきりものの・・・ヒトライフ』を読みました。

よみきりものと言いつつ、この本の半分が続編とシリーズ物。
特に『ヒトライフ』は、フェイに替え子にされたヒトの行く末も気になっていたので、
不自由しながらも結構幸せそうなカラテラに、ホッとしました。

『素敵にガーデニング』は、珍しく普通の話と思っていたら、カラテラつながりで
やはり、少し妙。

一番好きなのは『ころがる郵便娘』で、宇宙船でころがりまくって無傷、
本人も危険性を気にしていないというのは、かなりの度胸。

『指先の文字』のオーエン・カトリンＮ（ヌラー）は、『ちょこちょこへぶん』の主人公を思わせたので、
子孫かな？と感じました。

『あかいみち』はシリーズ物ですが、学校名をすっかり忘れていました・・・というより名づけていましたっけ？

『夢の巫女』は、ファンタジー物っぽくありながら、夢の理由の筋道が通っていて、
ちゃんとＳＦしているところがいいです。

というわけで、一応ジャンルを問わない読みきり物コミックスです。
気楽に楽しめます。