堀晃さんの『バビロニア・ウェーブ』を読みました。
「銀河面を垂直に貫く、直径1,200万キロ、全長5,380光年に及ぶレーザー光束『バビロニア・ウェーブ』
いて座α方向、太陽系から3光日の距離に発見されたこの光束が、いつから、なぜ存在するのかわからない。
ただ、そこに反射鏡を45度角でさしいれることで、人類は厖大なエネルギーを手に入れることができる。
この想像を超えた光束の側に、送電基地が建設された。
基地との連絡船運航にあたっていた操縦士マキタは、あるとき緊急事態発生の報を受け
一人の重要人物と謎の積荷とを運ぶように命じられた。だが到着した基地には誰もいない。
そしてここでは極秘裏に、ある計画が進行していたのだった。」
すみません、あらすじはほとんど文庫からの引用です。
基地で、バビロニア・ウェーブを研究する学者たちの分析を拒否するように多発する事故。
広大で未知なる宇宙と人類の壮大なる計画。
あまりにも規模が大きすぎて、私の想像力の限界を超えています。
彼らの研究成果が実を結ぼうとするところは、淡々と描かれていますが、読んでいると
じわじわと感動がこみ上げてきます。
その結果が吉と出るか凶と出るかは、それぞれのの心の中で・・・。
本当に、壮大で、論理的で、繊細で、もっともらしい大ボラで「こういうのが、SFの醍醐味なんだよなー」と
思いました。これでもほめているんですよ、最大級に。
こんなに素晴らしい物語と知っていたら、もっと早く読んでいれば良かったのに、と思います。
何だか文章としては変だけど、遅くても、出会えてよかったです。
「銀河面を垂直に貫く、直径1,200万キロ、全長5,380光年に及ぶレーザー光束『バビロニア・ウェーブ』
いて座α方向、太陽系から3光日の距離に発見されたこの光束が、いつから、なぜ存在するのかわからない。
ただ、そこに反射鏡を45度角でさしいれることで、人類は厖大なエネルギーを手に入れることができる。
この想像を超えた光束の側に、送電基地が建設された。
基地との連絡船運航にあたっていた操縦士マキタは、あるとき緊急事態発生の報を受け
一人の重要人物と謎の積荷とを運ぶように命じられた。だが到着した基地には誰もいない。
そしてここでは極秘裏に、ある計画が進行していたのだった。」
すみません、あらすじはほとんど文庫からの引用です。
基地で、バビロニア・ウェーブを研究する学者たちの分析を拒否するように多発する事故。
広大で未知なる宇宙と人類の壮大なる計画。
あまりにも規模が大きすぎて、私の想像力の限界を超えています。
彼らの研究成果が実を結ぼうとするところは、淡々と描かれていますが、読んでいると
じわじわと感動がこみ上げてきます。
その結果が吉と出るか凶と出るかは、それぞれのの心の中で・・・。
本当に、壮大で、論理的で、繊細で、もっともらしい大ボラで「こういうのが、SFの醍醐味なんだよなー」と
思いました。これでもほめているんですよ、最大級に。
こんなに素晴らしい物語と知っていたら、もっと早く読んでいれば良かったのに、と思います。
何だか文章としては変だけど、遅くても、出会えてよかったです。