こっぱもちの部屋

主に、読書感想のブログです。他に、日常生活で楽しかったことを書くと思います。

『寒椿ゆれる』近藤史恵

2009-01-24 19:36:34 | 本と雑誌
寒椿ゆれる 寒椿ゆれる
価格:¥ 1,680(税込)
発売日:2008-11-21

南町同心、玉島千蔭の元に縁談が舞い込んだ。
相手は、奥右筆組頭の前田重友様の六女、おろく殿。
奥右筆組頭というと、将軍家の機密なども扱う御目見得の役職で、
町奉行の同心とは不釣合いだ。

困惑しながらも、見合いの場所、小料理屋の大黒屋に向かうと、おろくは容姿もさほど悪くなく、
ごく普通の女であることが分かった。
ただし、相当な変わり者という噂通り、見合いの席でずっと算術の話をし続けた。

おろくさんは、暗算が得意で記憶力が良く、大事なものを見逃さず、嘘のない人です。
現代に生まれていれば、どんなにもてはやされたかと思えます。
千蔭のお役目を、影から手助けたりして同心の奥方にうってつけの方。
彼女の登場で、話が一層面白くなりました。

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寒椿ゆれる

2009-01-24 00:00:00 | 未分類
近藤史恵さん『寒椿ゆれる』を読みました。

南町同心、玉島千蔭の元に縁談が舞い込んだ。
相手は、奥右筆組頭の前田重友様の六女、おろく殿。
奥右筆組頭というと、将軍家の機密なども扱う御目見得の役職で、
町奉行の同心とは不釣合いだ。

困惑しながらも、見合いの場所、小料理屋の大黒屋に向かうと、おろくは容姿もさほど悪くなく、
ごく普通の女であることが分かった。
ただし、相当な変わり者という噂通り、見合いの席でずっと算術の話をし続けた。

おろくさんは、暗算が得意で記憶力が良く、大事なものを見逃さず、嘘のない人です。
現代に生まれていれば、どんなにもてはやされたかと思えます。
千蔭のお役目を、影から手助けたりして同心の奥方にうってつけの方。
彼女の登場で、話が一層面白くなりました。

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