こっぱもちの部屋

主に、読書感想のブログです。他に、日常生活で楽しかったことを書くと思います。

源氏物語千年紀 石山寺の美

2009-10-07 00:00:00 | 未分類
北九州市美術館で開催されている『源氏物語千年紀 石山寺の美』を見てきました。

石山寺から出土した白鳳時代(7世紀)の瓦から始まり、蔵王権現鏡像、絹に描かれた僧の像、曼荼羅、石山寺縁起絵巻、経典、仏像、鬼面などなど、石山寺だけで、様々な宝物が出てきます。
これで半分なのですから、石山寺というのは大したお寺なのですね。
今回の展示は、前期・後期に分かれてされたもので、私は、後期しか見ていないのですが、前期も見たかったです。
中でも私が興味を惹かれたのは、曼荼羅、紫式部によって写経されたという大般若経です。
曼荼羅は、古びていながらも美しく、大般若経の文字の美しさに見とれてしまいました。

さて、後は紫式部縁の物。
紫式部観月図、雪月花図、様々な源氏物語の絵画、蒔絵が美しかったです。
ま、ほとんどなわけですが、特に、清原雪信や森寛斎の紫式部観月図が気に入っています。

図録が買いたかったのですが、書棚の容量を考えてあきらめました。
今回は、本当に買いたかったのですけどね。

コメント
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