こっぱもちの部屋

主に、読書感想のブログです。他に、日常生活で楽しかったことを書くと思います。

三之助をみたかい?in福岡vol.4

2009-11-15 00:00:00 | 未分類
柳家三之助さんの落語会「三之助をみたかい?in福岡vol.4」を聴いてきました。
今年の春に始まった落語会も、もう4回目。
三之助さんの熱の入れようと、お客さんの入りが、これを支えています。

今回は、初見のお客さんもちらほら見受けられるということで、枕噺は短くすませるとのこと。
東京の同じ会では、18時から始まって会が終わるのが、21時過ぎになったものもあったとか(笑)
さすが、小三治さんの弟子と言うべきか(^^;)

さて、今回話す落語は、東京の地名がたくさん出てくるため、東京以外ではめったに演じないというもの。
東京でも、昔の地名では分からない人が多く、ポカンとしてしまうとのこと。
まずは、笑うんじゃなくて、ポカンとしていただきたいということで始まったのが、「堀の内」
確かに、位置関係はよく分からないけれど、噺としてはとても面白いものでした。

引き続いて枕噺に出てきたのが、福岡の人の自転車のサドルが低いということ。
脚を縮めてこいでいて、あれじゃこぎにくいだろうということでした。
会のあと、福岡の自転車の人々をよく観察してみたのですが、確かにこぎにくそう。
もう少し、サドルを高くしてもいいんじゃないですか?
さて、次の噺は「天災」
喧嘩っ早く、親でさえ足蹴にする八五郎を心学者にいさめてもらう噺なのですが、
しぶしぶながらも納得して改心した八五郎が次にやったこととは?

ここで仲入りが入りまして、いったん休憩。
そういや、このバーには楽屋というものがないので、外が楽屋ということになっていて、
待っていて寒いという話がありました。
あと、ファンの方手作りの三之助・金太郎飴がありまして、客みんなに配られておりました。

さて、最後の噺は「ねずみ」
左甚五郎が、泊まった貧乏旅籠のために彫ったねずみの彫り物がもたらした転機と笑いとは?
温かい人情噺でした。以前も聴いたことがあるのですが、大好きな噺です。

この後は、高座の解体ショーがあって、三之助さんとの懇親会があったはずなのですが、
谷山浩子さんのコンサートが17時半からだったので、後ろ髪を引かれる思いをしながら
中洲へ直行。明日の日記に続きます。

ついでに、三之助さんの金太郎飴の写真を載せますね。かわいいでしょう?

コメント
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