こっぱもちの部屋

主に、読書感想のブログです。他に、日常生活で楽しかったことを書くと思います。

帝都たこやき娘。大正野球娘。3

2009-11-24 00:00:00 | 未分類
神楽坂淳さん『帝都たこやき娘。大正野球娘。3』を読みました。

大正十四年、秋。
東邦星華高等女学院に通う鈴川小梅は、月映巴から
不良が多いとウワサの新宿でのランデヴーに誘われた。

ハラハラドキドキのランデヴーのその最中、川島乃枝によく似た女の子と出会った。
後で聞いた話によると、その女の子は、乃枝の従姉妹で紅葉といい、やけに乃枝にからんでくるという。
そして、その確執は、大阪のアーミナ女学校と東邦星華女学院との料理、ひいては屋台対決へと
発展していくのであった。
ただ、問題は、お嬢様たちは庶民が使う「屋台」がどういうものか分からないということだった。

初っ端から、屋台も分からないのに挑戦を受けるなよーと笑ってしまいました。
また、読み進めていくにつれ、大阪も東京も結局は、お嬢様たちによる小梅争奪戦の様相を呈しており、
何とも微笑ましく感じました。

コメント
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