現象学者・凪田緒ノ帆の前に、予現者を名乗る露木洋伍という人物が現れ、亡くなった恋人と深くかかわった女性と会えるかもしれないと、旅に誘う。
ネットで、その女性らしき人物を検索すると、彼女の恋人と思われる海老野ホムラという男性に行きあたる。
結局、緒ノ帆は露木とホムラと共に、露木の予言する火災を追って、旅を続けていく。
緒ノ帆の恋人と、ホムラの恋人の死の共通点は何だったのか?
結末に至ってみると、1つ1つの事件が全く関係ないようでいて、実は1つにつながっていたのですね。
せっかく、初めの露木の発言にヒントが隠されていたのに、最後に至るまで気づきませんでした。
胡散臭いスピリチュアル小説に見せかけて、本当は、見事に論理的な面白いミステリに仕上がっています。
お薦めです。
ネットで、その女性らしき人物を検索すると、彼女の恋人と思われる海老野ホムラという男性に行きあたる。
結局、緒ノ帆は露木とホムラと共に、露木の予言する火災を追って、旅を続けていく。
緒ノ帆の恋人と、ホムラの恋人の死の共通点は何だったのか?
結末に至ってみると、1つ1つの事件が全く関係ないようでいて、実は1つにつながっていたのですね。
せっかく、初めの露木の発言にヒントが隠されていたのに、最後に至るまで気づきませんでした。
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