こっぱもちの部屋

主に、読書感想のブログです。他に、日常生活で楽しかったことを書くと思います。

映画『この胸いっぱいの愛を』の原作

2005-10-21 00:00:00 | 未分類
昨日、わりと暇だったので、以前、熊本の梶尾さんファンのサイトがあったのを思い出して、
yahooで検索をかけたら、出るわ出るわ余計なサイトばかりが。
まあ、せっかくだったので、色々読んでみたのですが、疲れました。

中でも一番疲れたのが、小学館文庫から出た『この胸いっぱいの愛を』を映画の原作と思って、
映画は原作に忠実に作られていると批評している方に。
あのー、裏表紙に「映画の原作者自身による異色のノベライズ」って書いてあるでしょう?

その場で訂正しようかとも思ったのですが、腹を立てている時に書き込んだら、
けんか腰になりそうな気がしたので止めました。

ここを読む方には、そんな方はいないとは思いますが、説明しておきますね。
映画『この胸いっぱいの愛を』の原作は、朝日ソノラマから出版されている『クロノスジョウンターの伝説』
中にある『鈴谷樹里の奇跡』です。
読んで分かる通り、男女の立場が逆ですし、彼女はクロノスジョウンターという
タイムマシンで、自分の意志で過去に向かいます。
まるきり違う話なんです。

冷静に、正確に書けていますでしょうか?
多分、問題の方は、ここを読まないとは思いますが、一応、書いておきます。

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『45歳、もう生んでもいいかしら?』読了

2005-10-20 00:00:00 | 未分類
久美沙織さん『45歳、もう生んでもいいかしら?』を読みました。
久美さんの高齢出産体験記なんですけど、面白く、励まされました。

中でも、もしもとても育てられなかったら、に始まる親子心中の話に対する
波多野さんの冷静な突っ込みとフォローには、感動しました。よくできた旦那さんだと思います。

ま、それはともかく、高齢出産する人ばかりでなく、結婚相手を探している方々にも、
とても参考になる本だと思います。お勧めします。

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よみきりもの9

2005-10-19 00:00:00 | 未分類
竹本泉さんのコミックス『よみきりもの9』9月に発売されていたのですが、今頃気づきました(^^;)
ごめんなさい。

今回、帯に学園ラブコメって書いてありましたが、ラブはないと思います。
で、お気に入りの話はというと『なみだのむこうに』『衝突コースの少女』

前者は、目つきの悪い少年とひどい花粉症の少女の話。
この組み合わせだと、男の子が女の子を泣かせているように見えるのです。
でも、元が怖いから、ちょっとでもいいことすると、すごく意外で、元より100倍もいい人みたいに
思われるのねー。
ということです。河川敷くん、クラヴィスさま?

後者は、しょっちゅう人に体当たりをかましてくる少女の話。
体は小さいけど、無駄にばか元気で、男は恰幅がよくないといけないと考えているためか、
喝を入れるために体当たりをしているようです。

変な話では、『ブックスパラダイスvol.4』が、やはり一番ですね。
この内容での疑問点なんですが、ずぶぬれになった本は、アイロンをかけると元通りになるのでしょうか?
自然乾燥だと、ふくらんでしまうのは確かなんですけど。
ま、それはともかく、こういう図書館、楽しいですよねー。
今回、整理整頓しろと言われていますが、以前、箱から出して書棚に並べたら天変地異が起きたので、
図書愛好倶楽部としては、対応に困るだろうなぁと思いました。

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ぶたぶたの食卓

2005-10-18 00:00:00 | 未分類
本当なら、7月発売なのだから、とっくに感想を書いているべきところなんですが、
うっかり発売を忘れてしまい、本屋に取り寄せを頼んだら1ヶ月かかり・・・で、
今頃になってしまいました。

さて、矢崎存美さん『ぶたぶたの食卓』一気に読み終えました。
外見は桜色のぶたのぬいぐるみ、中身は普通の中年男の山崎ぶたぶた氏。
今回は、様々な手料理でもてなしてくれます。
特別なことをしてくれるわけじゃないけれど、彼の存在自体に励まされるような気がします。

いつも言葉が足りなかったり、ピント外れの感想を書いているようにも思えるので、
それは違うと思われる方がいらしたら、ごめんなさい。
1つ言えることは、いつも心に丸くて暖かなぬくもりをくれる物語だということ。
大切な宝物の1つです。

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波に座る男たち

2005-10-17 00:00:00 | 未分類
梶尾真治さん『波に座る男たち』を読みました。

ある理由から福岡にいられなくなったヤクザが、借金のカタに手に入れた捕鯨船に乗って
鯨漁に出ます。そこに台湾マフィアや過激な自然保護団体がからんできて・・・と、続きは読んでのお楽しみということで。

ハラハラし、笑い、泣ける、いい物語です。
ただ、K・Yさんの書いた物語と似ているのが許せない方には、お勧めできません。

個人的には、岩井が、図書館で鯨漁について調べるために借りた本の中に、
『銀河ネットワークで歌を歌ったクジラ』が入っていたのには、笑いました。
そりゃ、大原まり子さんの小説だって(^^;)

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