こっぱもちの部屋

主に、読書感想のブログです。他に、日常生活で楽しかったことを書くと思います。

アクロイド殺し

2011-06-11 00:00:00 | 未分類
アガサ・クリスティさん『アクロイド殺し』を今頃ですが、読了しました。

フェアかアンフェアか?
私などには、それを判断する分析力がありません。
ようやく、話が「ラルフ・ペイトンの話」に至って、犯人が誰なのか気づいたくらいですから。
なるほど!なかなか犯人とは疑いにくい立場の人物ですからね。
巧妙な出来だと思います。

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かがみのもり

2011-06-09 00:00:00 | 未分類
大崎梢さん『かがみのもり』を読みました。

新任の中学教師、片野厚介に、教え子の笹井と勝又が相談を持ちかけてきた。
彼らは、立ち入りが禁止されている神社の裏山を探検し、偶然見つけた洞窟の中で、
失われたはずの美しい奥宮を見つけたのだ。

その在処をめぐって、怪しい組織と謎の美少女中学生が接触してくる。
謎が謎を呼び、誰を信じて誰を疑うべきなのか、分からなくなる。

彼らは、幻のお宝を敵から守り通しましたが、本当に守るべきものはお宝じゃないってことも
分かった・・・のでしょうか?(笑)

片野はともかく、中学生二人はまだまだ冒険が楽しいお年頃。
当分、大人しくしてくれそうにないですね。

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日本海・豪雪列車殺人号

2011-06-08 00:00:00 | 未分類
辻真先さん『日本海・豪雪列車殺人号』を読みました。

今回の目的地は、冬の北信濃。
瓜生慎の取材旅行のために、うずらが協力することになり、竜も同行することとなった。
糸魚川から慎たちが乗った北陸本線が、激しい雪に臨時停車を繰り返すうちに、
車内で男が死体となって見つかる。

ついには、列車がトンネル内の筒石駅で立ち往生。
殺人犯と一緒に閉じ込められることになった。
さらに起きる殺人。

今度の事件は、いつにも増して血生臭く、物騒です。
こういう問題の爪あとは、世代を超えて受け継がれてしまうから、なかなか解決が難しいですね。

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幼年期の終わり

2011-06-07 00:00:00 | 未分類
アーサー・C・クラークさん『幼年期の終わり』を、今頃になって読みました。

平和で理想的な社会で育まれ、ついには、オーヴァーロードを超える存在へと成長した子どもたち。
オーヴァーロードは、ある意味、つらい状態に置かれた存在なのかもしれません。
かといって、果たしてオーヴァーマインドが幸せな存在だとは思えません。

私が年を取ったせいなのか、狭い料簡しか持たないせいかもしれませんが、
個人がそれぞれに喜怒哀楽してこその人類だと思えてなりません。

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ボディ・メッセージ

2011-06-06 00:00:00 | 未分類
安萬純一さん『ボディ・メッセージ』を読みました。

アメリカのメイン州・ベックフォードにあるディー・デクスター探偵社に、
簡単だが、奇妙な依頼の電話があった。
探偵二名をある家によこしてほしい、そこで一晩泊まってくれればいいというのだ。

いぶかしみながらも、その家に向かったスタンリーとケンウッド。
家の主人は二人に会おうともせず、他の家人も説明さえしてくれない。
仕方なく、二人は酒を飲んであてがわれた二階の部屋で寝てしまうが、
未明に大きな物音で目覚め、一階の部屋で一面の血の海に、
四体の切断死体が転がっているのを発見した。

罠の可能性も考えた二人は、部屋に踏み込まず、ディーの家に向かった。
ディーの指示を仰ぎ、警察を伴って現場に戻ると、
血の海も死体も跡形もなく消え去っていた。

兄弟もしくは姉妹が鍵になる今回の事件。
まさか、そういう事実と過去が隠されているとは思いませんでした。

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