R・A・ハインラインさんの『天翔る少女』を読みました。
地球年齢では15歳のポディは、女性宇宙船船長を夢見る火星生まれの少女。
弟クラークと政治家の大おじトムと、憧れの金星経由・地球行きの旅に出たのだが・・・。
確かに、解説の坂木司さんがおっしゃるように、この作品は、「ひどいよハインラインおじさん」
の最高峰に思えますね。
ここまで不快で嫌で危ない目に遭わせなくてもいいんじゃないかというくらい、
ポディはひどい目に遭い続けます。
それでも悔しい事に、面白いんですよねえ。
皆さんは、どう思われますか?