こっぱもちの部屋

主に、読書感想のブログです。他に、日常生活で楽しかったことを書くと思います。

キミは知らない

2011-07-06 00:00:00 | 未分類
大崎梢さん『キミは知らない』を読みました。

高校生の水島悠奈は、仲良くなった非常勤の数学教師・津田孝之について調べているうちに、
亡き父親との接点を見つける。
津田の実家の住所が、父親の手帳に書かれていたのだ。
また、父親と同じ火災で死亡した女性の名は津田といい、火災の発生したロッジの近所であった。

そのあまりの一致が気になった悠奈がその土地に行くと、土地の大地主・大公路誠太郎のひ孫だと、
一族の者に紹介されてしまう。

家に帰りたいが真実も知りたい。
悠奈はいったい何者なのか?

高校生が主人公にしては、結構ハードな過去と現実がつきまとい、命がけの冒険が待ち受けています。
何を、誰を信じたらいいのか。
でも、そんな中でも、悠奈ちゃんはタフでした。
面白いです。

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ナニワモンスター

2011-07-05 00:00:00 | 未分類
海堂尊さん『ナニワモンスター』を読みました。

キャメルインフルエンザ。
感染力は強いが、弱毒性のインフルエンザが浪速市で発生した。
死亡者の発生率は低いと見受けられる。
しかし、浪速大学医学部公衆衛生学教室の本田講師は、TVに出演するたびに、
その弱毒性には触れず、恐怖感を煽り立てるような発言をしていた。

実は、その背後には、国の地方への圧力が隠されていたのだ。

今回は、インフルエンザ、マスコミのあり方、政治・官僚の腐敗、正義、医療のあるべき姿など、
様々なテーマが散りばめられていて、非常に考えさせられました。
とても面白かったです。

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小夜しぐれ みをつくし料理帖

2011-07-04 00:00:00 | 未分類
高田郁さん『小夜しぐれ みをつくし料理帖』を読みました。

つる屋の主、種市と亡き娘おつるの過去、あさひ太夫こと野江との再会、
美緒の縁談の行方、小松原の正体とその日常など、澪の恋の行方をはじめ、
少しずつ日常に変化が出始めています。

次の巻で、どのような展開が待っているのか。楽しみです。

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『県庁おもてなし課』有川浩

2011-07-03 19:42:53 | 本と雑誌
県庁おもてなし課 県庁おもてなし課
価格:¥ 1,680(税込)
発売日:2011-03-29

高知県庁観光部「おもてなし課」
観光立県を目指し、県外観光客を「おもてなし」する心で
県の観光を盛り立てようというコンセプトそのままに、
親しみやすさを狙ってその課名はついた。

おもてなし課が発足して一ヶ月。
ようやく「観光特使」という制度を導入することになったのだが、
特使の一人、吉門喬介から質問のメールが届いた。

担当の掛水が電話をかけたところ、吉門から大量のダメ出しをくらった。
どれもこれも的を射ていて返す言葉も無いくらいだが、いかんせん、
掛水たちには民間感覚がつかめない。

「おもてなし課」は本当に観光を盛り立てることができるのか?
その顛末が描かれています。
これは、全国の役所の方々に読んでいただきたい本ですね。
特に観光課には重要です。

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県庁おもてなし課

2011-07-03 00:00:00 | 未分類
有川浩さん『県庁おもてなし課』を読みました。

高知県庁観光部「おもてなし課」
観光立県を目指し、県外観光客を「おもてなし」する心で
県の観光を盛り立てようというコンセプトそのままに、
親しみやすさを狙ってその課名はついた。

おもてなし課が発足して一ヶ月。
ようやく「観光特使」という制度を導入することになったのだが、
特使の一人、吉門喬介から質問のメールが届いた。

担当の掛水が電話をかけたところ、吉門から大量のダメ出しをくらった。
どれもこれも的を射ていて返す言葉も無いくらいだが、いかんせん、
掛水たちには民間感覚がつかめない。

「おもてなし課」は本当に観光を盛り立てることができるのか?
その顛末が描かれています。
これは、全国の役所の方々に読んでいただきたい本ですね。
特に観光課には重要です。

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