こっぱもちの部屋

主に、読書感想のブログです。他に、日常生活で楽しかったことを書くと思います。

陰陽師 蒼猴の巻

2014-03-29 00:00:00 | 未分類
夢枕獏さん『陰陽師 蒼猴の巻』を読みました。

今回の陰陽師は十話。

中でも面白く感じたのは「鬼市」「からくり道士」「蛇の道行」「月の路」「仙桃奇譚」「安達原」「首をかたむける少女」「舟」です。

一番は、漁師の魚丸があるものを運ぶために舟を出すように頼まれた話「舟」
きっと清明や博雅は、この世とも思えぬ美しい光景を見たことでしょう。

まあ、人の心のやるせなさを描いた物語も好きなので、「蛇の道行」や「安達原」も気に入っています。

今日は、CD「銀河ネットワークで歌を歌ったクジラ」も楽しみました。

1985年に大原まり子さんの同タイトルの小説から作られたイメージアルバムを昨年の12月にCD化したものです。

私は最近になって、大原さんのツイッターのつぶやきで知って注文して、今日手に入れたばかりなのです。

とはいえ、原作を読んでからずいぶん時間が経っていますので、小説の内容をほとんど忘れています。
そんなわけで、ほとんど白紙の状態で聴きました。

で、気に入った曲は「高橋家、翔ぶ」のIとII「愛しのレジナ」「銀河ネットワークで歌を歌ったクジラ」「アムビヴァレンスの秋」「有楽町のカフェーで」でした。

そのうち倉庫から原作を引っ張り出して聴きたいです。

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『カフェかもめ亭 猫たちのいる時間』村山早紀

2014-03-28 19:41:19 | 本と雑誌

風早の街にあるカフェかもめ亭。

時々、マドロス風の旅人が、ふっと現れては、猫と人との暖かな交流の話をしていくようになりました。

毎回、自動ピアノが奏でる心穏やかになる曲の数々と、心温まるドリンクをお供に、時間が流れていきます。

中でも、私の一番のお気に入りは、絵を描くことが好きな少女とその友人である三匹の白猫の物語「白猫白猫、空駆けておいで」です。

でも、ラストの店主・広海さんに語りかける旅人の秘密には、驚きと納得がないまぜになった心持ちがし、優越つけがたい面白さだとも思えました。

魔法を信じたくなる物語です。

(P[む]1-8)カフェかもめ亭 猫たちのいる時間 (ポプラ文庫ピュアフル) (P[む]1-8)カフェかもめ亭 猫たちのいる時間 (ポプラ文庫ピュアフル)
価格:¥ 651(税込)
発売日:2014-03-05
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カフェかもめ亭 猫たちのいる時間

2014-03-28 00:00:00 | 未分類
村山早紀さん『カフェかもめ亭 猫たちのいる時間』を読みました。

風早の街にあるカフェかもめ亭。

時々、マドロス風の旅人が、ふっと現れては、猫と人との暖かな交流の話をしていくようになりました。

毎回、自動ピアノが奏でる心穏やかになる曲の数々と、心温まるドリンクをお供に、時間が流れていきます。

中でも、私の一番のお気に入りは、絵を描くことが好きな少女とその友人である三匹の白猫の物語「白猫白猫、空駆けておいで」です。

でも、ラストの店主・広海さんに語りかける旅人の秘密には、驚きと納得がないまぜになった心持ちがし、優越つけがたい面白さだとも思えました。

魔法を信じたくなる物語です。

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『影の妖精国で宴をひらいた少女』キャサリン・M・ヴァレンテ

2014-03-27 19:55:56 | 本と雑誌

13歳の誕生日に、セプテンバーは妖精国に戻ることができます。

しかし、戻った妖精国では、人々は影を失くし魔法も使えなくなっていました。

犯人は新たなる支配者ハロウィーン。

それを知ったセプテンバーは、影と魔法を取り戻すため上妖精国の地下にある下妖精国に向かいます。

久しぶりに再会した友人たちも影の方で、性格が正反対のため、セプテンバーにはショックなことが続きます。

中でも薄々感じながらも一番衝撃だったのは・・・。

今回は、心の奥底への冒険のような物語になっています。

そして、何度も心の強さを試されているように思えます。

まだまだ続きそうなこの物語。

次回の妖精国がどう変化しているのか、楽しみです。

影の妖精国で宴【うたげ】をひらいた少女 (ハヤカワ文庫FT) 影の妖精国で宴【うたげ】をひらいた少女 (ハヤカワ文庫FT)
価格:¥ 861(税込)
発売日:2014-01-10
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影の妖精国で宴をひらいた少女

2014-03-27 00:00:00 | 未分類
キャサリン・M・ヴァレンテさん『影の妖精国で宴をひらいた少女』を読みました。

13歳の誕生日に、セプテンバーは妖精国に戻ることができます。
しかし、戻った妖精国では、人々は影を失くし魔法も使えなくなっていました。

犯人は新たなる支配者ハロウィーン。
それを知ったセプテンバーは、影と魔法を取り戻すため上妖精国の地下にある下妖精国に向かいます。

久しぶりに再会した友人たちも影の方で、性格が正反対のため、セプテンバーにはショックなことが続きます。
中でも薄々感じながらも一番衝撃だったのは・・・。

今回は、心の奥底への冒険のような物語になっています。
そして、何度も心の強さを試されているように思えます。

まだまだ続きそうなこの物語。
次回の妖精国がどう変化しているのか、楽しみです。

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