冬期練習は休養日を取らないのが九里陸上のやり方です。今回は第三期冬期練習に入る区切りの意味もあり休養日としました。12月から4月に入るまで米沢市営グランドが閉鎖となり、日曜日に福島遠征して何んとか陸上部らしさを保っているのが現状です。(部のバスがあり遠征できる環境にある九里陸上は幸せな方です)山形県内でも「庄内・村山」は雪もあまり降らずグランドも年間使用可であり、「米沢・新庄」の雪国と比べたら天国です。今年の山形地区の学校は、あかねヶ丘競技場の改修工事で12月から2月まで使えない「不平・不満が」出ているそうですが、毎年4月まで使えない我々から見たら贅沢と言うものです。冬の4ヶ月間は体育館のコートとコートの間の幅3m長さ30mが九里陸上の練習場所です。体力強化と陸上競技の練習は創意と工夫なしにやれるものではありません。だいぶ前にある陸上競技の機関紙に「雪国のトレーニング」なるものが書かれてありました。「雪を踏み固めてスパイクで走る」とありました。踏み固められる雪の量じゃない。毎日雪が降る雪国を知らない人が書いたのでしょう。道路でさえタイヤで踏み固められた所でしか走れません。(今年は極端に雪が少なく助かりますが)しかし、逆境を利用してこそ強くなれる基盤が出来たような気がします。それで無ければ32年間も連続してインターハイに出場できるはずはないのですから。部員たちよ、自信を持って九里陸上の練習に取り組んでいこう。