九里陸上部 指導者日記

九里学園陸上競技部の指導者によるブログです。
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県大会に向けての取り組み(そのニ)

2011年05月16日 18時11分04秒 | 大会関連(投稿者・忍者)
夕方になっても強風が吹き荒れている我が家近辺です。皆さんから心配していただき電話を戴く「放射能は大丈夫ですか」、については、連日発表の伊達支所(我が家から1キロ原発に近い方)のマイクロシ-ベルトは5月に入り0・6から0・8台です。米沢(0・08)や山形の(0・05)正常値から比べると高い方ですが、福島市内や郡山市内は1・5前後ですので遥かに低いレベルにあります。御心配有難うございます。さて、今週は県大会前週で非常に大切な時期になります。部員には「緊張しなさい」と話しています。リラックスしていたのに、大会前日あたりに急に緊張されてひどい目にあった事が何度もあります。キャリアの差は大きいもので、中学からビック大会を経験している部員と県大会にも出場していない部員では大きな差があります。経験のない部員ほど早くから緊張していた方が後日良い成績を出しています。性格も出ますが、それらについては書き切れませんのでここではやめておきます。体調管理と体力温存については大会5日前頃に調整します。休んでいるだけでは良いものは出ません。指導者もこの時期が指導者としての勝負です。部員はこの時期の練習日誌がもの凄く大切になります。良いものを出させるようにしたいと思います。明日から緊張感のある練習にして行きたいと思います。
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東日本大震災(その三)

2011年05月16日 12時51分24秒 | その他(投稿者・忍者)
今日も強風の日です。連日のように強風が吹き、崩れた瓦屋根にかかるブル-シートが音を立てています。2ヶ月も経過したのにどの家の瓦屋根も修繕されていません。全ての家の屋根が直るには3年かかるとの事です。待ちきれなくてトタン屋根に換える家も出てきたとの事です。我が家は・・今のところ辛抱強く待つ覚悟です。千年に1度の大震災、今回と同様の津波は千百年前に痕跡があったと学者が話していました。流された人命だけでも3万人を越える数になりましたが、流された車の数も23万台に及ぶそうです。がれきが片づけば少しは落ち着いてくれるし復興も進むでしょう。どうにも出来ないのが原発事故です。今日も福島市と伊達市に近い飯舘村の六千五百人の避難が開始されました。殆どが福島市と伊達市に移住するようです。犬猫のぺットは連れて行くなとの事で、その先のぺット達は餓死するしかないのです。畜産業をしている家の家畜は病気でもないのに薬殺されるとの事。その原発の中では作業員が命がけで放射能を防ごうと働いています。平和な世界なのに地獄がうごめいています。国が悪い、東電が悪い、誰かを悪者にしたところで今は何も生まれては来ません。県知事も県民の味方のように、国がどうの東電がどうのと言いますが、最終的に原発を許可したのは知事です。責任がないとは言えないのです。言えることは、誰もが想定できない災害であったと言う事。素晴らしいのは人の心です。避難の人達が必ず口にするのは、「私達より、最っと大変な人がたくさんいる、この位は我慢します」の言葉です。物事はたいてい時間が解決してくれますが、何時になく長い時間がかかるでしょう。「強く生きる」大切さを子供たちに伝えて行きたいものです。避難する方々が市内に来ている姿を見て、現在の心境を書きました。九里陸上については夜にでも書きます。
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