九里陸上部 指導者日記

九里学園陸上競技部の指導者によるブログです。
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心の強さを求めて。

2012年11月27日 10時12分10秒 | その他(投稿者・忍者)
朝から強風が吹き荒れた福島です。少し治まったと思ったら雪交じりの雨がバァーっと来て今は晴れてきました。このように1日の中でも様々な気候の変化に驚かされていますが、人間も1年間の中で心の変化はそれぞれにあるものです。妙に落ち着かない日であったリ、晴れ晴れとした気持ちで何をしても楽しかったリ・・。陸上競技選手も同じです。調子が良いと元気に出場したものの、結果は散々な目に合うこともあるし、駄目だと思いながら出てみたら自己新が出る等、意外なことも起こります。只、言えることは「何んの努力もせずに良いことが起こることはない」と言うことです。(あるとすれば宝くじに当たるくらいでしょう)指導者も選手の状況や心を読めるまでには時間がかかります。練習方法がどうの、技術がどうのは、ベテラン指導者であればあるほど研究するし経験を生かせるので身について行きます。しかし、一人一人が異なる心だけは方程式で解けないから難しいのだと思います。勝たせられるか、勝てないかは、指導者の力量の差だと思います。どうしたら勝たせられますか?。数年前に他県の某先生から素朴で難しい質問を受けたことがあります。「勝てないのは選手と指導者が合体していないからです」毎日練習を見ていれば、日頃どんな行動をとるか、練習に取り組む姿勢を含め見えてきます。強そうに見えても弱いのが心です。体力を付けるトレーニングはあっても、心を強くするトレーニングは経験と会話しかないと言うことです。「メンタルトレーニング」なるものを考え本に出している人もありますが、本当に役に立つかは疑問です。部員の皆さん、まずは自分の弱いところを探して下さい。その弱さから逃げない事です。そんな事を繰り返している内に新しい自分が生まれます。それは自分の生き方にまで結びついていくと思います。
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