九里陸上部 指導者日記

九里学園陸上競技部の指導者によるブログです。
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東北高校陸上競技大会反省最終(HBG校)

2014年06月17日 21時05分24秒 | 大会関連(投稿者・忍者)
陸上競技の価値観や指導理念を同じくして、共通の立場から指導方法も含めてお互いの強化方法を考え学んでいく、「ビリ哲学」を基本として、部員の向上を目指して行くのがHBG6校の集まりです。年に3回の合宿を実施してそれぞれ学校の特徴を生かしながら、学校に関係なく部員を共有の選手として育てていくのがHBG校です。今回の東北大会も同場所にテントを張り競技会に参加しました。初日の仙台三高の女子やり投げ優勝から始まり、次々とインターハイ出場を決めていくHBG校の勢いは素晴らしいものでした。最終日の女子1600mRには、九里陸上、常盤木学園、北上翔南、の3校が出場しました。6位以内のインターハイ出場に3校全部が入り、見えない力を感じ取ることが出来ました。男子は山形中央が只1校プラスで決勝進出、6校全員の指導者と部員の応援が選手に伝わり、見事5位に入賞することが出来ました。学校と言う小さな枠を越え共通の部員と言う認識が選手や指導者に自信と勇気を与えてくれている事は確かです。インターハイが終われば6校合同の夏合宿が始まります。HBG特別指導者の櫻井先生の力も大きなものでした。此れからもHBG校の皆さん頑張りましょう。
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東北高校陸上競技大会反省(其のニ)

2014年06月17日 19時01分03秒 | 大会関連(投稿者・忍者)
東北高校陸上競技大会が終了した翌日ですが練習を再開しました。東北大会出場組は軽めの練習としましたが、新人大会に向けて(男子リレ-メンバ-を中心に)次の大会に向けてのスタートです。東北大会出場組は(男女共)思いのほか元気でした。種目練習中心の取り組みでしたが、1ヶ月前より数段力を付けている部員が多く、先にある夏大会が楽しみです。陸上競技はテクニックだけで勝てるほど甘いものではありません。体力・筋力・脚力・リズム・姿勢・体幹・瞬発力・持久力・その他もろもろ・・。形の正しさは必要ですが、精神力を含めて身に付けることは数多くあります。東北大会で更に多くを学ぶことが出来ました。1つ1つを大切に個人の能力と向上に焦点を合わせて行くつもりです。指導者の責任は選手以上に大きいと思いました。陸上競技は個人競技です。されど東北大会で、HBGの仲間の力は個人の能力を引き出す大きな要素となった事は確かです。後にHBGの事について書き込みたいと思います。3年生部員の、丸山真衣、丸山雛子、佐藤澄人、の3名が進路のこともあり引退しました。お疲れ様でした。
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東北高校陸上競技大会反省(其の一)

2014年06月17日 10時39分25秒 | 大会関連(投稿者・忍者)
3年生の活躍した今回の東北大会でした。もしかしたら・・・。そう思いつつ期待していた1500m出場の鈴木菜々(3年)もその一人です。県大会5位の成績に終わりましたが、大巾自己新を出し東北大会5位入賞しました。外国人2名が走り残る枠は4名と言われている中での快挙は昨年の高橋さおり(800m4位)の再現でした。同種目の安部あずさも決勝進出で自己新を出しました。4種目優勝入賞の主将石河、吉田、円盤投げ自己新(10位)の佐藤愛、競歩の横尾も頑張りを見せてくれました。男子も腰痛の佐藤澄人が400mRでチーム新を出し準決まで上がり、佐藤雄大の110Hも準決勝4位と決勝まであと一息でした。力を付けている1・2年生男子に大きな自信と希望を与えてくれました。東北6県の各種目6位入賞者(36名)が争う東北大会で6位に入るのは至難の業です。男子の山形県は100m・200m・400m・400mR・110mH・400mHは全滅でした。今年のフィルド種目の大活躍に比べて近年にないことです。最後の1600mRでHBG校の山形中央校が5位入賞したのは嬉しい事でした。置賜地区の高校でインターハイ出場は九里陸上以外はありません。そんな中でインターハイ38年連続出場した九里陸上は誇れる部員達です。応援してくれたHBG校の部員達と保護者や卒業生に感謝いたします。有難うございました。
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東北高校陸上競技大会を終えて(ありがとう吉田菜穂)

2014年06月17日 08時33分26秒 | 大会関連(投稿者・忍者)
東北大会が終了しましたが、今日から九里陸上は部員の合同練習再開です。1日だけ宮城スタジアムまで応援に来た残留部員を中心として、国体地区予選大会6月28日(土)に向けて新たな取り組みを開始しなければなりません。今回の東北大会でのヒ-ローは、スケジュールの混み合った3年生の石河遙香と吉田菜穂、2年生の村山詩織と根木真理子でした。特に吉田菜穂は「400mR優勝・100mH2位・1600m3位・400mH4位」全てに上位入賞した事よりも、誰もが真似できない凄いスケジュールの中での連日の走りでした。少しでも無理が来たらリレーは変えようと思いましたが、人柄の明るさ、気持の強さ、責任感、向かって行く勇気、今大会全体で他校生を含めこれ以上に上位で走った選手はいないと思います。「400mR3本・1600mR3本・400mH3本・100mH3本・」本人が今大会に1番賭けていたのは最終日の100mHでした。身体が動かないのは私にも分りました。何時でも13秒台を出せる力が付いていたのは確かです。2位で戻り、入学して以来始めて彼女の涙を見ました。「ごめん」心の中で謝りましたが、(すでにオ-ダー提出済)すぐに元気よく最後の1600mR決勝の準備に入る彼女に心の中で「有難う」としか言えませんでした。全員で喜び合った総合優勝。彼女の最高の笑顔もありました。生涯、私の記憶から消えない部員の一人となりました。インターハイでの100mH入賞、吉田菜穂とともに闘いたいと思います。
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