興趣つきぬ日々

僅椒亭余白 (きんしょうてい よはく) の美酒・美味探訪 & 世相観察

岩手への旅

2011-12-04 | 散歩、時々旅


この2日(金)から3日間、所用で岩手県に行ってきました。

写真は盛岡駅前、北上川にかかる開運橋から見た岩手山です。
このどっしりとした存在感。 この山が、岩手県のシンボルであり、県民の誇りであることがよくわかります。







盛岡は、キリッとした真冬の寒さでした。

市の中心部、大通商店街を歩いて、盛岡城跡公園へ。





盛岡城跡公園を背景にした、中津川と毘沙門橋。






わんこそばの店、直利庵(ちょくりあん)で、温かい中華そばの昼食。

すっきり澄んだつゆに、旨みのつまったチャーシュー。
これは最高に美味しい中華そばでした。








夜は、居酒屋、網玄で、ユニークなイカの塩辛に、真鱈の白子の醤油焼き。
そして岩手の酒「七福神」。

ここは居酒屋としては、全国でもトップレベルにあるといっていいでしょう。
美味しく、ゆったりと気持ちよく飲むことができました。

 

 



翌日の昼は、焼肉と冷麺の店、盛楼閣で、盛岡名物の冷麺をいただきました。
これもとても美味しかったのですが、麺がわたしにとってはやや太くかたすぎた感じです。

このあと、盛岡から車で30分ほどの滝沢村にある盛岡の奥座敷、つなぎ温泉に移動し、ある会合に出席。 宿泊して、夕方帰宅しました。



ところで、このたび訪れた盛岡市では、日中、市の中心部でもシャッターの下りた店や、「テナント募集」の張り紙をした店を少なからず見かけました。
全国的な景気の低迷に加え、震災の影響もきっとあるにちがいありません。

でも一方で、食事に訪れた直利庵、網玄、盛楼閣など、どこも元気で、味もよく接客も最高でした。
営業用ではない細かい心遣い、自然な笑顔、前向きな姿勢・・・。 
県民性というものもあるのでしょうか、岩手県は今回初めて訪れましたが、いっぺんで好きになりました。

震災からの復興に向けて、心から声援を送ります。