興趣つきぬ日々

僅椒亭余白 (きんしょうてい よはく) の美酒・美味探訪 & 世相観察

寒卵

2017-02-25 | 美酒・美味探訪

以前も本ブログで記事にしましたが、「卵の黄身の味噌漬け」を作りました。

「寒卵」の黄身です。

寒卵(かんたまご)とは、「鶏が寒中に産んだ卵。栄養価が高く、保存がきくとされる」(デジタル大辞泉)のことです。
この卵の生産者によると、「寒中は年間を通じて産卵量が最も少なく、卵の一番美味しい季節」なのだそうです。

味噌を小さい器に小分けにし、そこに生卵の黄身だけをガーゼにくるんでうめ込み、そのまま冷蔵庫に二日ほど置くと、黄身の味噌漬けの出来上がり。
味噌が黄身の余分な水分を取り、黄身に旨味と塩分を与えます。(あと、味噌は味噌汁に使える)

出来上がった黄身の味噌漬けは、クリームチーズのような固さになり、箸で少しずつけずり取りながら口に含むと、薄い塩味も効いて、格好の酒のつまみになります。
食感はねっとり、味は筋子・イクラを思い出させます。これが ‘卵の味’ (鶏と鮭)なのでしょうか。

コレステロールに気を付けねば・・・。



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