温(ぬく) む陽に漸く微笑む寒桜 余白御粗末
一昨日(6日)時点の、新宿御苑の寒桜です。
前日の冷たい雨が上がり、陽射しが出て、気温がどんどん上がったこの日、固く蕾を閉じていた寒桜もようやくほころび始めました。
例年だと2月には咲き切っているのとのことでしたが・・・。
でも、少ない花だからこその有難みも出ます。
旧御涼亭。
台湾風の建築様式です。
新宿御苑には、わたしは初めて訪れました。
だだっぴろい空間が広がっているところかなと思っていましたが、そんなことはありません。
庭園と池がいくつかあるのですが、数ある樹林にさえぎられ、全体を一望できるところはなさそうです。
地面も高低に富んでいて、景観に変化が感じられました。
ところどころにある芝生の広場と植栽の数々はどれもきれいに手入れされ、その近くにある茶室や休憩所からゆっくり眺めることができます。
新宿御苑は、65種1300本の桜が植栽された都内随一の桜の名所なのだそうです。
4月中旬~下旬がお花見のベストシーズンとのこと。 そのころに行くのもいいかもしれません。