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東京の町田にも、シルクロードがあったのですね。
幕末に横浜が開港すると、ここ町田は、繭や生糸を運ぶ 「絹の道」 の中継地として各地から生糸商人が集まり、市が開かれ、にぎわったとのことです。
写真は 「絹乃道」 の碑。 片側は 「此方はちおゝじ」 とあり、反対側には 「此方よこはま」 とありました。
幕末から明治にかけて、内陸部でつくられた生糸が八王子、町田経由で横浜に行き、世界に輸出されていったのですね。
東京の中心部をゲリラ豪雨がおそった一昨日(26日)、郊外の町田でも午後の2時過ぎ雨が降り出し(一番上の写真)、そのあといったん晴れて陽が射したものの(その下の写真)、しばらくしてまた強い雨が降り出しました。
その晴れ間をぬい、「絹乃道」 の碑から 「此方はちおゝじ」 方面に歩いて15分、ここ町田市民文学館での 「三田村信行展」を訪れました。
町田市在住の児童文学作家、三田村信行氏の展覧会です。
氏の40年の余にわたる幅広く充実した創作活動の足跡が、数多くの著書とさし絵原画、生原稿、さらには写真や諸資料の展示によって表現されていました。
児童文学に興味をお持ちの方、三田村信行ファンの方、是非いらしてください。 9月25日(日)までです。
http://www.city.machida.tokyo.jp/bunka/bunka_geijutsu/cul/cul08Literature/bungaku/kyabetama.html