「ムーミン」キャラクターの皿です。
スーパー「いなげや」の販促キャンペーンで手に入れました。
わたしは昔むかし、まだ若いころ、会社の同僚女子社員に、
「余白さんて、ムーミンに似ている!」
といわれたことがあります。
そのときわたしは、あまりいい気持ちがしませんでした。
なぜなら見るからに気の弱そうな、人の好さそうなあの表情が好きになれなかったのです。
わたしは高倉健かゴルゴ13のような、キリっとした顔になりたかったのです。
(「ビッグコミック」2018.5.10号より)
でもその同僚女子社員の言葉から数十年経った今、わたしはムーミンでいい、いやムーミンがいい、と思うようになりました。
というのは、気の弱い(これはその通り))、人の好い(これは異論があるかも)人間であるならば、無理してキリっとするより、自分をそのまま素直に出すほうがいいと思うようになったからです。
正直なところ、わたしはまだ「ムーミン」の原作(フィンランドの作家トーベ・ヤンソンの小説)を読んでいないので、ムーミントロール(いわゆるムーミン)のもともとの性格を知りません。
ネットで少し調べると「活発で素直でちょっと弱気な男の子」とあります。かつてイラストを見てわたしが抱いたイメージとは、少し違うのかもしれません。
こんど原作を読んでみなければ・・・。