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山形県の酒田に行ってきました。
帰りに新潟に途中下車。 酒田と新潟。 江戸時代、北前船で栄えた二つの港町を探訪する旅となりました。
上の写真は酒田の豪商、本間家の別荘清遠閣(せいえんかく)と庭園鶴舞園(かくぶえん)。
‘本間様にはおよびもないが、せめてなりたや殿様に’
と謳われるほどの財力を誇った本間家。 その栄光を、建物の内装の隅々にまで贅を凝らした造りが今も物語っていました。
あいにく雨が降ったり止んだりの天気でしたが、庭もしっとり濡れ、それなりに趣きがありました。
こちらは山居倉庫。 庄内米の備蓄倉庫です。
11棟並ぶ倉庫の西側には、ケヤキの大木の並木があります。
日本海からの強い西風を和らげ、夏の直射日光をさえぎり、倉庫内の温度変化を少なくして米を保護する目的で植えられたものだそうです。
ほかに酒田で回ったところを列挙しておきます。
・本間家旧本邸 ・鐙屋 (旧廻船問屋) ・相馬楼 (旧高級料亭、舞妓さんの踊りを目の前で観ました) ・日和山公園 (最上川、酒田港、日本海を一望) ・土門拳記念館 ・さらに鶴岡の善宝寺 (龍神様を祀り、海の安全祈願で全国的に有名なところ) にまで足を延ばしました。
「旬味 井筒」の刺身の盛り合わせ。
港町酒田の歴史と文化をたっぷり味わった後は、やはり日本海の魚で〆なければなりません。
こちらは次の日、酒田からの帰路、途中下車した新潟です。
写真は、新潟総鎮守、白山神社。
新潟では古町、西堀通りなどの市内中心部を散策してきました。
この古町(ふるまち)界隈も、北前船の時代から日本屈指の花街といわれ、数多くの芸妓を抱え、料亭の立ち並んでいたところです。
廻船問屋として財を成した商人たちや船乗りたちが全国から訪れ、連夜賑わいを見せていたことでしょう。
今も、長く続く白壁にかこまれた老舗料亭 「鍋茶屋」 の風格ある建物が、当時の繁栄ぶりを伝えています。
(今回残念ながら、お盆休みで門の周りを工事している最中でしたので、写真が撮れませんでした)
お昼は、西堀通り七番町、新潟を代表するホテル、「イタリア軒」 の ‘スープランチ’。
野菜をたっぷり煮込んだ美味しいスープでした。 昨晩酒田で飲みすぎた胃をいたわりましょう。
パンにサラダ、珈琲が付いて850円。
初めてコメントします。
万寿の会でお目にかかりました者で、ずっとブログは拝見していました。
新潟では、たくさん日本酒をお飲みになりましたか?余白さんは、ほんとうにグルメですね、一度一緒に旅をしたいです。
K本だいすきの会では、来年の夏は佐渡で集会があります。ぜひ、ご参加ください。
拙ブログ、ご覧いただいておりましたとのこと、ありがとうございます。
新潟は、酒田からの帰路、途中下車しただけで、それほどゆっくりできなかったのですよ。
新潟駅近くの錦屋酒店という酒屋さんで、自分用の酒は買ってきましたが・・・。
鶴の友の「上々の諸白」(大吟醸)です。東京では容易に手に入らないものです。
来年は佐渡ですか。 魅力的ですね。
行けるかどうかわかりませんが、頭に入れておきます。
どこかでお会いしましたら、お声をかけてください。
ブログからもちょっと遠ざかり
もうどうにでもなってしまえと投げやりな日々も続きましたが
夏が延々と続く8月中旬ころからやっと落ち着きました
精神的におちつくと、余白さんの写真も
ちゃんと目に入ってくるんだということも発見^^
おいしそうなスープに目が留まりました
それにしても、お魚おいしそうですね
こちらは今は海水温が高いので
あんまりお魚はおいしくないと思います
もともと青魚の多い豊後水道なので
この1~2年うちに関東に遠征するかもしれません
先日山梨の知人と電話で話してそんな話をしてました
そのときはお会いできますか?
もちろん小料理「竹刀」の女将もご一緒に^^
豊後水道はなんと言っても関鯖と関鯵ですね。
おいしくないなんて、トンデモナイ。
ところで今回の酒田では、なんとカサゴを食べたのですよ。(写真の刺身の店です)
カサゴといえば、南のほうの魚ですよね。
東北の日本海にまで上がってきているのは、暑い夏のせいか、はたまた地球温暖化のせいか・・・。
身は刺身に、骨回りは唐揚げでいただきました。
あと、柳の舞 (メバルに似た魚・・これは北海道にもあるそうで、北のほうの魚です。今回初めて食べました) の煮付けに
ノドグロ (これは新潟などの日本海の魚ですね。小ぶりながら鯛より美味しいという人もあるくらい・・・) の塩焼き・・・。
それに山形自慢の「だだちゃ豆」。味の濃い枝豆です。
・・・ほんとに美味しい旅でした。(自慢で失礼)