(前記事に続き電車ネタです)
電車の中ではドア付近に立ち止まらず、できるだけ奥に入りたいものと思う。 ドア周りに人が立つと、他の人の乗降のじゃまになるからである。
電車に乗り込むと、あとに続いている人がいるのに、入り口で止まってしまう人もいる。
「ドア付近にとどまらず、中ほどにお進みください」
という車内アナウンスはよく聞くが、実際あまり効き目はない。
混んでいるときに奥まで入ると、降りるときに大変だという心理が、乗客に働くからであろう。
奥にはイヤホンで外界を遮断してしまっている若者もいるし、リュックを背負ってその迷惑さ加減に気付かない人もいる。
新聞を広げ、「降りまーす」と声をかけても頑として動かないおじさんもいれば、他人が降りようが降りまいがハナから気を遣おうとしない御仁もいる。
出口までの道のりは、エヴェレストを歩いて越えるよりも遠く険しい。(まさか)
そこで、提案したい。
ドア傍(そば)に立っている人は、せめてラッシュ時だけでも、降車する人のために 自分もいったんホームに降りてほしい。
たくさんの人がぶつかりながら降りていくのに、ドア脇の手すりにしがみついてガンバっている人もいる。
“ドア際族” がどれだけ降車効率(乗車効率も)を減じていることか。 電車が遅れれば、自分も遅れることになるのデス。
「ドア付近にお立ちの方は、降りる方のために、いったんホームに降りてお待ちください」
というアナウンスもたまに聞くが、このアナウンス、まったく足りない。朝夕のラッシュ時だけでも、もっとくり返してほしいと思う。
ドア際族も “順調運行協力者” に変わることでしょう。
でも基本的には、最初から出入り口をふさがなければいいのです。