「いつもきれいにご利用いただきありがとうございます。駅長」
駅のトイレで、この張り紙をよく見つける。
これは駅員の人たちが本音を言っていない。いつも手洗いをきれいに使ってもらってありがたいと思っていないのに(思っている人がいるかもしれないが、現に汚いことが多い)、むしろきれいに使え、と怒りの言葉さえぶつけたい(のではないか)のに、このように言うのは、乗客に対する遠慮か。
気持ちはわかるが、一つ間違えると卑屈である。
「手洗いは皆の使うところ。おたがいのために、また掃除する者のためにも、きれいに使っていただきたいと思います。時には、せっぱつまってやむなく汚すこともあるでしょう。それも仕方ありません。でもそんなときには、できるだけ自分の責任できれいにしましょう。 当駅清掃管理者」
と書いてはいかがでしょう。
駅のトイレで、この張り紙をよく見つける。
これは駅員の人たちが本音を言っていない。いつも手洗いをきれいに使ってもらってありがたいと思っていないのに(思っている人がいるかもしれないが、現に汚いことが多い)、むしろきれいに使え、と怒りの言葉さえぶつけたい(のではないか)のに、このように言うのは、乗客に対する遠慮か。
気持ちはわかるが、一つ間違えると卑屈である。
「手洗いは皆の使うところ。おたがいのために、また掃除する者のためにも、きれいに使っていただきたいと思います。時には、せっぱつまってやむなく汚すこともあるでしょう。それも仕方ありません。でもそんなときには、できるだけ自分の責任できれいにしましょう。 当駅清掃管理者」
と書いてはいかがでしょう。