興趣つきぬ日々

僅椒亭余白 (きんしょうてい よはく) の美酒・美味探訪 & 世相観察

た古梅 (おでん・梅田)

2006-03-08 | 美酒・美味探訪

 大阪・阪急梅田駅近くの新梅田食道街にある居酒屋(北店と分店がある)。
「おでん」と「たこ甘露煮」が看板だが、造り(刺身)から揚げ物まで、居酒屋メニューが豊富にそろっている。
 酒は分厚い錫のぐい飲みで飲ませてくれるのがユニークだ。

 創業弘化元年とあるから、今年で160年の歴史を誇るということになる。とはいえ伝統を売り物にした、構えた店ではない。威勢のいいかけ声とキビキビした店員たちの動き、せまい店内はいつ行っても満席。親しみやすい庶民の店である。
 わたしがここに初めて来たのはもう30年ほども前のこと。

 おでんの、さえずり(ひげ鯨の舌)がえもいわれぬ美味。一度は食べてみたい味である。少量一串で900円。油断していると庶民の店とはいいい難い値段となるのはいたしかたのないところか。
2004.12.5



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