Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

スリランカ再訪 11 Barberyn Reef Ayurveda Resort

2011-07-05 02:54:49 | 南アジア
5月4日

午前中にアーユルベーダ・トリートメントを受けて、午後は2004年の津波の際にお世話になった Barberyn Reef Ayurveda Resort に行ってみることにした。

宿泊しているワッドゥワからバーベリンのあるベルワラまでは車で30分ほど。コロンボからゴールへと続く幹線道路は海岸線を走る。

 この海岸ぺりにある家々が津波の後には瓦礫の山になっていたのだが、6年経った今はその痕跡もなくなり、相変わらずコンクリートとトタンで簡単に建てたような家が並んでいる。
 以前にはなかったと思われるこんな避難路を示す看板だけが津波の記憶をとどめている。少なくとも観光客の見える範囲では。

 海岸沿いの道路脇にはこれまた簡単な造りの魚屋が並ぶ。

  
こちらの店では左側で干物、右側で鮮魚を販売中。
   
カツオが目立つ鮮魚コーナーではすごい包丁で豪快に輪切り、干物の奥に並ぶ土鍋には煮魚が入っていたが、はたしてどんなお味なのか。

ベルワラの町に入り、幹線道路からはずれてリゾートへの路地をたどる。
この路地は津波の際に非難した道筋、途中に緊急避難をさせてもらった2階建ての家があるはず、と友人と3人でキョロキョロしていたが結局それらしい家は見当たらず。まだ新築らしい家だったが、津波の後にまた建て替えたのだろうか。

 やがて到着したリゾートの門は以前とまったく変わらず。
 フロントで津波の際に世話になったこと、その後の様子が知りたくて来たことを告げるとマネージャーらしき貫禄のある女性が歓迎してくれて、2004年にはいなかった日本語の達者な年配の男性を案内につけてくれた。

はじめに案内されたダイニング・ルーム。
 キッチンは屋根が崩壊したと聞いていたけれどここは被害を免れたらしく以前来た時と一緒。でもテーブルが増えてずいぶん手狭になっている感じ。

ここでお茶をいただいてから客室の方に回ってみると
  
我々が泊まった3階建ての宿泊棟は以前のままながら、その前に以前はなかった立派なプールが出来ている。

  
病院ぽい施術室と、その前に並ぶ薬棚は以前のままだが
 以前には小さなビーチコテージが並んでいた海岸側には高床式の新しい客室棟がいくつも。これだけ客室が増えればダイニング・ルームが手狭になるのも当たり前。

 その前に広がる海には遠浅のリーフがあって、この海が牙を剥いたとは今では信じられない。

部屋数は増えてもこのリゾートはお客さんで一杯。日本からのお客さんもたくさん来ているようで、そのために通訳のおじさんが雇われた様子。

実は今回の旅でも最後はここに泊まりたかったのだが、GW中の予約は一杯、そもそも1週間以上の滞在でなければ受けられないと断られてしまったのだ。

津波の際にとてもお世話になったオーナーには残念ながらお目にかかれなかったが、無事に復興して盛況な様子にともかく一安心。

またいずれお世話になります、とリゾートに別れを告げた。


にほんブログ村 旅行ブログへ  ←人気ブログランキングへ一票、お願いします。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする