Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

リビアの旅 1

2007-11-29 03:36:43 | 中近東/北アフリカ
しばらくアジアの話が続いたので方角を変えよう。

2005年12月24日から2006年1月4日まで リビアの旅

夕方、羽田を発って関西空港、夜中発のエミレーツでドバイ経由、リビア。
トリポリには13時半に着いたが、ここで問題発生。
ツアー一行は21名いたのだが、そのうち私と私の友人2名、他にもう2名の荷物だけ出てこないのだ。調べたらドバイの空港に置き去りにされたとのこと。

思えば羽田でチェックインの時、ANAのコンピューターが一時的にダウンして、関空のエミレーツのチェックインがなんだかおかしかった。随分旅行はしているがこんなことは初めて。砂漠のキャンプのためにいろいろ用意してきたのに。

翌日の便に乗せて送ると言うが、我々はもうすぐに砂漠へ発ってしまうのだ。本当に荷物が追いつくのかなあ。

国内線の乗継まで随分時間はあるが外には出してもらえず、夜の便でリビア南部の町セブハへ。9時に着いた途端、速攻で買い物に出る。なにしろここを出たら本当の砂漠の中、何も買えなくなってしまう。店が遅くまで開いていて助かった!

エミレーツからもらった5000円ほどのお金をにぎりしめて買ったもの。
 寝巻き代わりのトレーナー、タオル、キャンプの必需品、懐中電灯など。
苦労したのはコンタクト・クリーナーで、砂漠の中の町にはコンタクトの人間などいないらしく、3、4軒薬屋を回ってやっと見つけた。

不思議だったのはパンツ。自分は決してお尻の大きい方ではないと思うのだが、店で売っているものはどう見ても小さい。子供用品の店ではないはずなのに大きいものがない。立派な体格の現地人はどうするんだ。

トレーナーの隣のTシャツはトリポリ空港で友人と3人、お揃いを買った。
 で、砂漠の中でカダフィごっこ(バカ)

12月26日
 朝、ホテルの屋上から見ると、セブハは結構大きな町だ。
ここから西へ、まずはジェルマという町を目指す。

この町の郊外の、ガラマンテス人の都の跡というのを最初に見学。
 
紀元前2世紀から4世紀ごろまで栄えたとのことだが、なにしろ相手のことをまったく知らないので、こういう廃墟は厳しいものがある。

見学を終えて門を出ると、いつの間にかトゥアレグ族のみやげ物売りが集まっていた。
 
でも商売っ気、まるでなし。

町を離れ、さらに西へ。道はどんどん砂漠の中に入っていく。
 お昼の休憩の時、ドライバーの1人が砂漠の中でお祈りを始めた。その姿のはるか向こうにはかすかに油田の煙突が見えていた。

 お昼はこれから毎日、木陰や岩陰にテーブルを並べて。キャンプのためにキッチン・カーと料理人がついているのだが・・・。

夕方、予定通りアカクス山中への入り口、アウィナートという町に到着。
ここでのお泊りはかわいいバンガロー。
 
狭い部屋の中にはベッドがあるだけだが、ここまではお湯のシャワーと水洗トイレが使える。
 食事のクスクスも決して悪くなかった。

ところがここでまた問題発生。ドアのロックをしなかったお客さんの1人が一眼レフカメラを盗まれてしまったのだ。
今夜には追いつくと言われていた我々の荷物も当然のごとく届かないし、添乗員さんは大変。

エミレーツからのお金をもう一日分いただいて、我々は町(と言うか村)へまたお買い物へ。この先、砂漠から戻るまではもう絶対に荷物とは会えないのだから。
でも村にはテントの屋台のような店しかなく、売っている衣類はすべて中国製。
安いシャツと暖かそうな靴下を買って翌日からの砂漠に備えた。

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歯磨き粉コレクション 3

2007-11-26 15:40:28 | コレクション
甘いものを食べたら歯を磨こう、ということで歯磨き粉コレクション第3弾。

 香港のブランド、「ダーリー」
中華圏から東南アジアまで、あちらこちらで見かける。
これは新製品、ライム・ミント。色はきれいなライムグリーンのストライプで、香りもちゃんとライムらしい。

このブランド、確か昔は「ダーキー Darkie」と言う名前で、キャラクターも黒人が歯を見せて笑っていたはず。おそらく政治的配慮から名前とキャラクター・デザインを変えたものと思われるが、中国名は相変わらず「黒人」とストレート。こっちはいいのかね?

 バンコクで見つけたライオンのシステマ、「ジャパニーズ・チェリー・ブロッサム」!きれいなパッケージには富士山まで描かれている。
これは中身もきれいなピンク色に違いない、と期待していたら、何の工夫もない白で風船ガムのような甘い匂いがするだけ。これのどこがチェリー・ブロッサム?
外見は美しいけど、中身があっさり味気ないところが日本らしいか。

 タイのハーブ歯磨き。
こちらも見た目はただの白だが、クローブが入って強烈な香り。味は香りほどの癖はないので問題なく使える。
しっかりタイを主張しているところがいい。

 中国で一番のブランドと思われる、その名も「中華」。
疑惑の中国製歯磨きだが、ユニリーバの製品らしいので一応信用。
透明ジェルの真ん中に色つきジェルが入っているというのは今まで見たことがないパターンなので興味津々。
 パッケージの絵ほどじゃないけど、ちゃんと真ん中に色つきジェルが入っている。お見事。
歯も染まりそうなほどのブルーといい、箱の大きさに比べてやけに小さなチューブといい、中国らしい一品。

歯磨き粉にもちゃんとお国柄は出るらしい。

過去のコレクション:

歯磨き粉の話
また歯磨き粉の話

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アジア弾丸ツアー デザート編

2007-11-25 18:40:14 | 東アジア
ゲテモノの後はお口直しと行こう、デザート特集。

まずは軽くフルーツ。
 タイの釈迦頭とポメロ。

釈迦頭は英語ではカスタード・アップルとかシュガー・アップルと呼ばれ、その名の通り中は熟すととろっとしてとても甘い。ちょっとざらっとした舌触りもあって、ラ・フランスを甘くして香りをなくした感じだろうか。それにしても釈迦頭とはうまい名前。

ポメロはタイ語ではソムオー。日本の文旦、ザボンと同じものだ。日本ではとても高いがタイでは安く、しかもスーパーなどでは中の薄皮まで剥かれて売られている。横着者にはぴったりなので、バンコクに行くと必ず買いに行く。
このポメロは料理としてもでてくる。
 ヤム・ソムオー。
ポメロ・サラダ。ほぐしたポメロにエビ、ひき肉、ピーナッツが入り、ほんの少しの唐辛子とナンプラーで味付け。簡単にできると思うがポメロを剥くのが面倒なので絶対に自分では作らない。のでバンコクに行ったら必ず注文する、これも定番。

 エンポリアムのデザート屋さんで買った餅。ココナッツと揚げた米がのっていて、これに糖蜜をかけて食べる。餅の食感に揚げた米のカリカリがいいアクセントになって、かなり気に入った。

お次は香港、コーズウェイ・ベイの滿記甜品にて。
 手前と奥は豆腐花にマンゴーやタピオカ、ポメロの乗ったもの、右はタピオカ、フルーツ入りココナッツ・ミルク、左はピーナッツの粉がかかった柔らかいお団子。
中華デザートは日本より甘くなくてうまい。
で、このデザートを完食すると
 器の底からこんにちわ。
このデザート屋さん、香港だけでも15軒もある人気店で、この時も夜の11時をずっと過ぎていたのにまだ行列。インドネシアにも出店しているようだし、早く日本にも来ないかな。

 飲茶で食べたマンゴー・プリン。凝った形だが味は普通。ここの飲茶は安くて地元民でにぎわっていたけれど、お味はあまりよくない。香港人だからといっておいしいものだけ食べるわけではないのね。

 上海で蟹の後に食べたデザート、雪蛙の頬の脂肪ってやつ。ココナッツ・ミルクに入っているが、周りのパパイアと一緒に食べないと味はない。高級デザートだが、これといい、ツバメの巣といい、中国人が味のないものを珍重するのはなぜなんだろう。
 左奥からかぼちゃプリン、マンゴー・プリン、フルーツ入りココナッツ・ミルク。
自分が頼んだのは実はココナッツ・ミルクなのだが、「水果」と書かれていたフルーツがスイカだった。でスイカは食べられないのでパス。

さそりは食べられるけど、スイカは食べられない・・・。

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北京のゲテモノ屋台

2007-11-24 19:40:36 | 東アジア
上海から北京へ移動した夜、食事をしようと一番の繁華街、王府井へ。
と、この判断は大失敗。9時半ごろに行ったら大きな店は既に閉店、広い通りを歩いている人たちはいるが、もう閑散としつつある。
 霧は石炭ストーブのにおいがして、風はないもののしんしんと寒い。

食事ができそうな店もなく、でもこの先の通りに屋台街があった筈と歩いていくとありました、提灯をぶら下げた屋台の群れ。
 200メートル以上も屋台が並んでいるが、白い帽子をかぶったウイグル人の屋台が多く、どこも串焼き屋ばかりでバラエティがない。
 そんな中、ストローの刺さった小龍包を発見、連れが買ってみたらスープがまったく入っていなかったとかでぶり怒り。
 こちらは鹿肉とダチョウ肉とあるが、はなはだ怪しい。
 そして居並ぶ串の中にはなにやら巨大なさなぎ。
さらに
 
さそり、こおろぎ、ヒトデ・・・。
ヒトデの隣にはなんとムカデも並んでいたのだが、気持ち悪いので写真はなし。どうやってムカデに串を差したんだろう、と連れは変なところで感心していたが、こんなもん食べる人が本当にいるのだろうか。巨大な黒いさそりを食べている人は確かに見たけど。

ゲテモノと言えば15年ほども前、出張で行った上海で同僚を誘って薬膳料理のレストランへ行った。きっと漢方薬など入った体に良さげな料理が出て来るのだろうと期待していたら、出て来たのはさそりのから揚げ、タツノオトシゴのから揚げ、牛の睾丸、黒蟻まぶしのダンゴ。
烏骨鶏のスープやすっぽんも出てきて、値段もあの頃にしては随分高かったから高級料理、にしてもあまりにも予想外の内容。一緒に連れて行ったオーストラリア人が一品出るごとに大騒ぎで、店中の注目を浴びてしまった。
さそりは川エビのから揚げ、タツノオトシゴは骨せんべいみたいだったが、一体何にいいのやら。

それにしても明らかに観光客向けの北京のゲテモノ屋台、オリンピックの時にも存在しているだろうか。

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アジア弾丸ツアー 機内食編

2007-11-23 00:22:24 | 東アジア
B級ついでに機内食編。
なにしろ飛行機に乗るために行ったような今回の出張、アジアの航空会社は2時間の短距離でも必ず暖かい食事を出すからえらい。

成田-台北、日本アジア航空。
 メインが牛丼なのだが、なぜか下のご飯が炒飯。牛丼のご飯は白米でしょう、で減点。
日本アジア航空はなぜかデザートに力が入っていて、ビジネス・クラスのデザートはいつもすごくおいしかった。エコノミーのモンブランもなかなか。

台北-バンコク、チャイナ・エア。
 鶏肉の炒めたものは可もなく、不可もなく。桃缶が一番おいしかったかも。

バンコク-香港、タイ航空。
 エビのサラダにエビカレーとエビ尽くし。でもこのエビカレーが意外においしくて完食。デザートのココナッツ風味のプリンも好み。タイらしくてよろしい。

香港-上海、ドラゴン・エア。
 これは気が利いている、飲茶の機内食。香港らしいし、午後4時から6時と言う中途半端な時間にぴったり。昼にたらふく飲茶を食べていたし、上海では蟹が待っていたので味は未確認。ドラゴン・エアで人気のハーゲンダッツだけいただきました。機内で食べるアイスクリームはおいしい。

上海-北京、中国東方航空。
 国内線でもちゃんと食事が出るのはえらいが、鶏肉の乗った焼きそばは1年ぐらいテーブルに置きっぱなしにした醤油の味。中国人の皆さんはきれいに完食なさっていたが。

北京-成田、日本航空。
 シーフードの蓋を開けたら真っ白。なんだこりゃ、と思ったらエビのクリームソースかけ。味は悪くなかったが、見た目をもうちょっと何とかできなかったものか。
最近、機内食のそばはうどんに変わったらしい。帰国便ではこのくっついたうどんがちょっとうれしい。

飛行機に乗るのも機内食も、実は結構好きなのだ。

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アジア弾丸ツアー B級グルメ編

2007-11-22 00:06:01 | 東アジア
先日のアジア出張、蟹ばかり食べて贅沢をしていたと思われるのも心外なので本日はB級グルメ特集。

まずは台北から。
 典型的な安食堂で
 魯肉飯とおばちゃんお薦めのつみれいり味噌汁。この味噌汁がたぶん蟹のおだしで、溶き卵も入ってうまい。
食後、デザート代わりにタピオカ入りミルクティーを飲みながら歩いていると気になる屋台を発見。
 胡椒餅というパイ。
次々に買う人がいるということはおいしいに違いない。
 熱々の中身はニラと胡椒の効いたお肉で肉汁もたっぷり。大当たり。
 こちらは牛肉麺。
よく煮込まれたあばら肉がたまらん。

お次はバンコク。この町で一番高級なエンポリアム・デパートの、一番庶民的なフードコート。
 さすがにおしゃれできれい。
でもシステムは他と変わらず、はじめに金券を買って、ほしいものの窓口で支払う。
 さんざん迷った挙句
 やっぱりセンヤイナーム。きしめんのような幅広のビーフンとあっさりスープが大好き。ここのはつみれが何種類も入っている。
ついでに  ソムタムと
 ガイヤーン。これは前の晩にもっとおいしいのを食べていたのでいまいち。

 上海の水餃子。夜遅く、まともなレストランは終わってしまったのでマッサージ屋のカフェで食べる羽目になったがこれが意外においしく、その後の足裏がまた気持ちよくて大満足。
 こちらは北京の水餃子。やはり夜遅くに食べはぐれて、「大姉餃子」というチェーン店へ。ここはまったくおいしくなかったが、これに大根の酢漬け、スープを頼んでお一人様10元、150円。しかしこんなまずいチェーン店が幅を利かせるようになるとは、中国の将来は暗いぞ。

もっとこういう店にがんばっていただきたい、上海で有名な焼小龍包の店。
 
はじめに左のお姉さんのところでほしい数を言ってお金を払い、それから小龍包を焼いている鍋の前の行列に並ぶ。
 
一単位4個だが、食事なら二単位、8個は食べたい。食べる時は焼けたお尻の方を上にして皮の端をかじると中から熱々の肉汁が出てくる。これをこぼさないようにすすってから皮と肉にがぶり。8個でおなか一杯になるが、これでたった7元、100円ちょっと。
 皆さん、必死に食べてます。

蟹や懐石はもちろんおいしいけど、こういう安いものはもっと好きだったりする。
やっぱりアジアは楽しい。

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浜松土産 あげ潮

2007-11-20 00:58:41 | 国内旅行
先日(と言ってももう1ヶ月以上も前になるが)行った浜松、帰りの駅で友人お薦めのクッキーを買った。


まるたや洋菓子店の あげ潮

そっけないほどシンプルなデザインの袋で売られていて、おしゃれな化粧箱などない。
表には「くるみと果実のヘルシークッキー」とあって、浜名湖銘菓とは書いてあるけれど教えられなければ恐らく手にはしなかったお土産。

これが食べてみたらおいしい。
くるみの他にオレンジピールとレーズン、それにコーンフレークが入っているのでカリカリと歯ざわりがとてもいい。甘さも程よく、紅茶に良く合う。

どうやら知る人ぞ知るの浜松銘菓らしい。
夜のお菓子「うなぎパイ」もいいけれど、浜松へ行ったら「あげ潮」もお薦めです。


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鎌先温泉 みちのく庵

2007-11-19 00:58:56 | 国内旅行
出張の前の週末、旅仲間と4人で温泉に行った。
宮城県白石市の鎌先温泉 みちのく庵
四季の宿 みちのく庵

東京からは東北新幹線の「やまびこ」で白石蔵王までちょうど2時間。駅からは宿の車で15分ほど。
旅館が数軒寄せ集まった鎌先温泉の集落を抜けて、「みちのく庵」はちょっと離れた小高いところにある。
 きれいな玄関を入って
 明るいロビーでお茶をいただきながらチェックイン。
 通された12畳のお部屋は新しくてとてもきれい。ベランダに通じる窓がとても大きいので部屋全体が明るい。椅子のある板の間が床暖でほんのり暖かいのも珍しく、ポイント高し。防音もしっかりしていて、近くの部屋に子供連れがいたようだがまったく聞こえなかった。ということはおばさんたちのかしましいおしゃべりも聞かれなかったと言うことで一安心。

一しゃべりしてお風呂へ。
 
高野槙の内風呂はたっぷりの大きさ、外の露天も4人ぐらいは一度に入れる。
お湯はわずかに茶色いがほとんど無色無臭。ただし最初に入った時は塩素のにおいがちょっと鼻をついた。源泉は23度と書いてあったから加温して循環していると思われる。
 秋らしく色づいた山を見ながらぬるめの露天にゆっくり入る。日本人でよかった~。

のんびりしていたらすぐに夕食の時間になった。食事はすべてお部屋出し。
 先付けと前菜。
鮎の甘露煮がおいしかったー。
 甘鯛とムラサキシメジの土瓶蒸し。松茸じゃないところがいい。
 これも珍しいブドウエビ。甘くて食べ応えあり。
 陶板焼きは仙台牛に大きなホタテと蟹。あ、ここでも蟹食べたんだっけ。どれもおいしゅうございました~。
 海老芋の蟹あんかけ
 鯛、あわ麩、蓮根もちの揚げだし
 温麺は白石の名物。きのこがいっぱい入っているのが嬉しい。
 デザートの抹茶ようかんも甘くなくていい。

地元のいい素材を使った、上品な味付けのお食事で大満足。

ふかふかのお布団でぐっすり眠って、朝風呂を堪能したあとはまたごはん。
 たっぷりのおかずに
 お餅の入った五穀粥。
食後はコーヒーも出る。
最近、旅館の朝食でもコーヒーを出してくれるところが増えたのは嬉しい。朝のコーヒーはやっぱりおいしいものね。

居心地の良さにお風呂以外は一歩も部屋の外に出ることなく、10時にチェックアウト。
会計を済ませて玄関を出ると、門の前で女将が記念のポラロイドを撮ってくれる。

普段は夕食の時にあいさつ回りにこられると言う女将、満室だった昨晩はお目にかかれなかったが、お話しするととてきさくな方。お客の少ない時に来たらさぞ楽しいだろうと思わせる。

お部屋に風呂は付いていないし、温泉はちょっと物足りない。これで2万5千円でも満足なのは食事に手をかけ、部屋にお金をかけているのがわかるから、そして女将が魅力的だからだろう。

インドで知り合った友人たちと東北の温泉でのんびりできる幸せ。
すごく楽しかったです、また誘ってください!

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福井の蟹

2007-11-18 01:05:51 | 食べ歩き
福井に住む叔母から蟹が送られてきた。

上の大きい方がオスの越前ガニ、下の小さいほうがメスでせいこガニ。

 メスはおなかにいっぱい外子と呼ばれる卵を抱いている。これは味よりもプチプチした食感が楽しく、さらに甲羅の中の内子がおいしい 

オスのほうは脚の肉とおなかのミソ。上海蟹の濃厚さとはまた違った味わいで、これはこれでやっぱりおいしい~。

何の巡り会わせか、こんなに続けざまに蟹を食べたのははじめて。
あとは韓国のカンジャン・ケジャンが食べたーい!

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インド映画 "Cheeni Kum"

2007-11-15 01:31:54 | 機内食・映画・美術展
本日北京から帰国。バンコクの気温30度から北京の5度まで、移動続きでさすがに疲れた。

さて、帰りのJALでインド映画を発見。
インドの高倉健(と勝手に呼んでいる)アミターブ・バッチャン演ずるロンドンのオーナーシェフが30歳も年下の美女と恋に落ちる話。



バッチャンの役柄は実年齢と同じ64歳。だから当然年齢ネタも出てくるのだが、さすがインド一の大スター、バッチャンのセクシーなこと。30も若い女性との恋愛話にまったく無理がない。

相手役のタブーも実年齢が30代半ばとのことだし、セックスネタも出てくるなど、インド映画としては画期的なんじゃないだろうか。

前半二人がロンドンで盛り上がるところは快調、後半インドで父親と会う辺りからだらだらと垢抜けないコメディー調になってしまって、結末は分かっているのだから早く終わらないかと思っているうちに飛行機が成田に着いてしまった。

バッチャンがシェフを務めるロンドンのインド・レストラン、Spice 6 でハイデラバーディ・ザフラニ・プラウが食べたくなる映画。

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