自粛生活が続いているからと言い訳しつつ、今月もまたお取り寄せ。
というか、面白くなってしまって注文頻度が増えてしまっている。
まずはおなじみJAの野菜Box、今回は近場の群馬から。
ここは7種類まで品目を指定できるのが他とは違い、選択肢の中にはおまかせ野菜、おまかせ葉物というのもある。
そして送られてきたのがこちら。
キャベツは重いのが1つ、ネギは8本ぐらい入っていて、緑の部分もしゃっきりしているのでネギみそにしてみた。
おまかせ葉物は「アレッタ」という珍しい品種が入っていて、これはケールとブロッコリーのかけ合わせだそうだが、まったくその通り、葉っぱはケールで中にブロッコリー。蒸し煮にするといかにも体に良さそう。
しかし後は1品づつが他に比べると少なくて、お得感があまり感じられないのが残念。
お花は今月はJA福岡からガーベラをお願いしてみた。
すると背の高い箱が送られてきて、中には大きな花束。
30本あるのだがすべて色、形が違って、福岡では130品種が栽培されているとか。
少しづつ切り戻して
最後は首だけ浮かべてみたが、おかげで3週間も楽しませてもらった。
フリーズドライのスープのお試しやお安いコーヒーなども取り寄せ。
そして最後は最近TVCMまでやっているMakuakeのサイトで面白いものを見つけた。
We are the Farmという野菜中心のレストランの自家農園から1000円の支援で根菜を送ってくれるというもの。
支払いをしてから1ヶ月ほど待ったが
送られてきた大根3種類にごぼう、里芋は泥付きがうれしく、小さな菊芋もいっぱい。
それぞれの野菜の説明も詳しくてレシピ付き、さらにレストランやオンラインショップのクーポンが2500円分も付いているとは太っ腹。
大根の一つは「黒丸大根」といって本当に砲丸投げの玉のように真っ黒。しかし皮は薄くて中は真っ白、説明書きの通りに皮付きのままスープにしてみたら
甘みがあって大根と言うより蕪みたい。
紅心大根は生食がおすすめとあったので薄切りにして自家製大葉ジェノベーゼを乗せてみたらみずみずしくてとてもおいしい。
白い三浦大根、ニンジンの千切りと合わせるのもきれい。
しかし一番感動したのは菊芋で、塩とローズマリー、オリーブオイルを振ってグリルで焼いたらやばいほどおいしい。
この農園にも野菜Boxの通販があるし、クーポンももらっているのでレストランも行ってみよう、とすっかりその気になってこのキャンペーンの思うつぼ。
しかしこういうマーケティングならウェルカムだ。
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先日の池上梅園、ついでと言うかこちらが主と言うか、池上の七福神もお参りしてきた。
出発は東急池上線の池上駅。
降りてみるとしょぼかった駅舎が最近はやりのおしゃれな木の内装になっていて、駅の上にはビルが開業間近で驚いた。
その駅を出たら本門寺とは反対の静かな住宅街の方へ歩き、5分ほどで最初の曹禅寺へ。
こちらは曹洞宗のお寺。池上七福神は日蓮宗のお寺ばかりかと思ったらそういうわけではないらしい。
布袋様は本堂脇の小さな祠の中にいらっしゃって、隣に建つ筆塚のお地蔵さんは赤い帽子とポシェットがかわいい
ここから駅方向に戻ると、
途中にミモザの木がもう真っ黄色の花をいっぱいつけて華やか。
線路を越えて商店街を少し歩き、池上通りを渡ると次は微妙庵。
コンクリート造りのあまり風情のないお堂だがこの中にいらっしゃるのは毘沙門天。姿は見えるが堂内撮影禁止とあるのでスタンプだけいただいた。
次は第二京浜を少し歩き、また静かな住宅街に入っていくと
日蓮宗の本光寺。
真新しい小さなお堂の中に大黒天がいらっしゃるが、本来は現在改修工事中の馬頭観音堂というところにお住まいらしい。
ここから池上梅園で花見をして、山すそに本門寺に連なるお寺がいくつも並ぶ中、その一つの厳定院へ。
ここでは石造りの祠の中に弁天様がいらっしゃるが
本堂の脇にも紅白の梅が見事に咲いていた。
七福神も半分回ったし、時間も1時をだいぶ過ぎたので、ここでランチ休憩を取ることにする。
「連月」さんは昭和8年に建てられた元蕎麦屋。今は古民家カフェになっていて
1階はテーブル席、2階はお座敷で結構な席数があるが、平日のお昼過ぎでもほぼ満席になる人気ぶり。
入ってすぐにレジで注文と支払い、あとはすべてセルフサービスだが、用意されたお水までおしゃれで
友人は日替わりのプレートランチ、自分が頼んだ鱈のカスエラはレモンの思い切り効いたソースがおいしい!これは真似してみよう。
他のお客さんたちが飲んでいたソーダ類やお菓子もおいしそうだったし、ここは人気があるのも当然かも。
エネルギー補給をしたらすぐそばの本成院で福禄寿を拝み
本門寺の総門をくぐって階段を上がると
途中に河津桜が満開。ピンクの色が濃くて、やっぱり桜は梅に比べて派手だ。
本堂で手を合わせ
お掃除日蓮君(?)や五重塔を見ながら墓地を抜けると
妙見堂の裏手に出た。表に回っても小さなお堂だが、この中には加藤清正の娘が奉納した妙見菩薩が収められているそうで
その脇のさらに小さな祠に樹老人。
手前の手水舎ではカラスが派手にしぶきをあげながら水浴びをしていてびっくり。そんなことするんだ。
ここから急階段を降り、ちょっと折れたらすぐに最後の養源寺。
恵比寿様はどこかと探すと本堂の隣の民家の玄関のような所にここだと張り紙があり
恐る恐る開けると確かに正面にいらっしゃった。
これにて池上七福神巡りは終了。
初めのお寺にあったわかりやすい地図にスタンプも無事に7つ押せた。
最後は総門前のごま屋さんで買い物、と相変わらず手ぶらでは帰らない。
今回買ってみたおはぎは細長い一本の真ん中で二色に分かれていて、黒い方はこし餡、白い方は粒あんと面白い。
本日の総歩数は13,900歩、移動距離10kmになったが、七福神めぐりだけなら5km程度のはず。平坦な道でわかりやすいし、静かでいい散歩コースだ。
これまでの七福神巡り:
日本橋七福神
山手七福神
荏原七福神
多摩川七福神巡り
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池上は本門寺裏にある池上梅園、5年前にも行ったことがあるが3月に入ってから行ったらちょっと遅い感じだった。
そこで今年は2月のうちに、天気のいい平日に行ってみた。
入り口から園内を望んでみると
おお、色とりどりの梅がちょうど見ごろだ。
そのためか中高年を中心に平日とは言えそこそこの人出。大田区の公園であるこちらは普通でも入園料100円だが、65歳以上は無料だそう。もうじきその年齢に達する我々、同行の友人は「無料ですよ、と言われなくてよかった」なんて変なことで喜んでいる。
JR線脇の斜面に広がる梅園。
元は日本画家の伊東深水のアトリエがあった場所だそうで、茶室が3つ移築され
池などもあって散歩や日向ぼっこにちょうどいい。
華やかな赤やピンクが目を引く紅梅。
でも香りは清楚な白梅の方が強いかも。しかしそれもほのかな香りで
梅は桜ほど派手ではないけれど、つぼみまで可憐だ。
そんな花を見ながらベンチで一休み。
池上の駅前商店街で見つけた「あんまき」なるお菓子、どら焼きよりも薄い皮がモチモチとして、中の餡子もとてもおいしい。
これはいいものを見つけた、と喜んでいたら「コロナのため園内での飲食は禁止です」とアナウンスが聞こえてきた。
知らなかったんです、すいません。
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近所のスーパーが「業務スーパー」になったのは何年前のことだったか。
はじめは「業務用」のスーパーだと思っていたし、実際覗いてみると大容量のパックが多いし、中国産の冷凍野菜やアメリカ産の肉は信用できなくて買う気にはならなかった。
それが次第に生鮮野菜の扱いが増えたのでたまに寄ってみると、他では見ないような輸入製品がどんどん増えてきて、それが驚くほど安くておいしかったりするので定期的に通うようになり、今ではすっかりファンになってしまった。
寄れば必ず買って常に冷凍庫にストックがあるもの
まずは冷凍のベリー類。
セルビア産のミックスベリーもカナダ産のブルーベリーもたっぷり500g入って348円とお安く、ヨーグルトやスムージーに好きなだけ使える。一度だけハンガリー産のチェリーがあってこれがとても良かったのだが、その後見かけないのが残念。
ファンになったきっかけはこれと言ってもいい、台湾産のネギ入り薄焼き餅。
台湾の朝食の定番の一つで、小さな店では冷凍品を使っていたりするからまさに現地の味。油も引かずにフライパンで焼くだけと超手軽。ほうれん草入りもあるけれどオリジナルの方がおいしいような気がする。
これも定番化した姜葱醤。
おろし生姜に葱油が入ったもので、豆腐に乗せるだけでもおいしいし、炒め物やスープにも使えてとても便利。このシリーズはどんどん増殖しているので、次はほかの物も試してみよう。
韓国産のスンドゥブチゲの素はカルディよりお安くて気に入っている。
そして最近の一番のヒットはタイ産のパウチ入りいわし。これがパスタにからめるとすごくおいしくて、しかも1袋たったの108円とすばらしい。
これも最近買って良かった南アフリカ産のジュース。マンゴーはよく見るとリンゴとのミックスだけれどちゃんとマンゴーの味がするし、6個入り298円はお得。
甘いものではベルギー産のスパイスケーキ。
べたべたとしたハニーケーキでかなり甘いが、ドライフルーツがいっぱい入っていかにも向こうのもの。紅茶とおやつにするのが好き。
インドネシア産の薄焼きビスケットも、イタリア産のオーツ麦ビスケットも大当たり。業務スーパーには特に東欧あたりからの見なれないお菓子が多いが、外れが少ないのはバイヤーがよほど目利きなのか。
ただしこのお菓子類は一期一会が多くて、マレーシアのポテトスナックとか、ギリシャのヨーグルトサンドビスケットとか、また入れてほしいな。
そして近頃業スーで一番感動したもの。
それはヨルダン産フムスとイギリス産のピタパン。
フムスはちょっと塩がきついが、レンチンしたピタパンでサンドイッチにしたり、野菜のディップにしたりで、結構早く一人で食べきってしまった。
これに冷凍ファラフェルも入れてくれれば完璧なんだけど。
業務スーパーのおかげでカルディに行く頻度がぐっと減ってしまった。
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昨年末の由布院で買ってとても気に入ってしまったジャズ羊羹。
バレンタイン期間は原宿でも買えると知り、予約を入れて引き取りに行った。
取り扱いをしていたのは原宿駅前のWith Harajuku内にあるセレクトショップ、Haraju Cross。
店内の中央に羊羹が3種類並べられていて
今回予約しておいたのは期間限定の抹茶。今回は鍵盤部分がチョコレート羊羹、下が抹茶で小豆が入っている。鍵盤はやっぱり白い方が見栄えがいいし、抹茶がチョコレートにかなり負けていたが、甘さ控えめで家族にも好評。
ここからは平日のせいもあるだろうがシャッターが目立つ竹下通りを過ぎ、渋谷方面へ明治通りを歩いて行くとハイブランドの店が続くが、どこもお客さんの姿はなくて店員さんたちは暇そう。
相変わらず駅前が工事中の渋谷を過ぎ、JRの線路沿いを歩く。
代官山へ向かうべくボロボロの跨線橋を渡っていると、階段に大勢の人がカメラを持って立っているのに気が付いた。
何か特別な列車が通過するのか、と立ち止まってみたが何も見えず、ずっと付き合うほど気長ではないのでその場を離れたが、鉄オタの皆さんは辛抱強い。
グーグル先生の指示通りに歩くと
こんな道があるの、というような経路をたどって
目指す代官山小川軒に到着。
ここではもちろん有名なレーズンウィッチを買って、また元来た道を戻ろうとすると思いがけず「リビア大使館」の看板が見えた。
そこで矢印の方向を見ると小川軒のレストランの奥にリビア国旗が翻っているではないか。
アラブ風の入り口の立派な建物だが、2番目の写真は実はネットから拝借した。
近くに寄ってみたかったが、手前の門にびびって(笑)覗きに行けなかったのだ。
カメラ小僧たちがまだ辛抱強く待っているJR線路脇を通り、また明治通りを歩いて恵比寿へ。
駅前から広尾の方へ歩いて次の目的地に到着。
しばらく前にファラフェルが食べたいと検索して見つけた「ファラフェル・ブラザーズ」。
思いのほか小さな店で、小さなテーブル3つと窓際にカウンター席が4つほど。
ハーフサイズのサンドイッチを頼むとピタの中には平たいファラフェルが4つ、葉物と付け合わせは選べるのでほうれん草とビーツサラダ、ババガヌーシュにした。セットにするとこれにミネストローネスープと飲み物が付くが、ハーフでもお腹いっぱい。どおりで注文カウンターのお姉さんがすぐに「ハーフですね」と言ったはず、フルサイズは中東サイズに違いない。
このお店はビーガンが売りのようだが、おいしいアラブ料理店、日本にもっと増えてほしい。
恵比寿の駅に戻る途中にはもう一軒立ち寄り。
テニスプレーヤー伊達公子さんのパン屋、「Frau Krumm」。
渋谷川に沿った目立たない小道にこれも思いのほか小さな店だが、ほしかったライ麦パンをもらうと見た目よりずっしりと重い。
ドイツパンはこうじゃなくちゃ。
ついでにアップルタルトもいただいたがどれもとてもおいしくて、東京のドイツパン屋の中では今までのところここが一番好きかも。伊達さん、やるなあ。
最後はアトレ上の本屋に寄って買い物散歩終了。
この日の総歩数は10,336歩、移動距離7.5㎞。
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Kindleでモームの全作品集を買った所、自伝が2冊入っていた。
1冊は邦訳も出ている「サミング・アップ」
1937年、モームが63歳の時に書かれたもので、一応書きたいものは書いた、この後に書くものはおまけのようなものだなんて言っていて、ほぼこの年齢になってしまった自分としてはもうそういう年まわりなのかと感慨深いが、実はモーム先生、この後30年も生きている。
自叙伝とは言え内容は作劇論、文学論などが多くて、前半生に関しては「人間の絆」がほぼ自伝であったとわかる程度。一度の結婚については「不愉快なことには触れたくない」の一言で片付け、一番興味のあった第一次大戦中の諜報活動に関しても多くは語られなくて肩透かし。
こちらのスケベ心をモーム先生に見透かされているようにも思うが、ロシア革命中の失敗した工作についてだけは「あと数ヶ月早ければ成功していたかもしれない」というくだりが真偽のほどはともかく面白い。
全作品集のもう1冊は「Strictly Personal」といって、こちらは邦訳もなければ原書ももはやアマゾンでも入手できないよう。
しかし1941年に書かれたこちらが面白くて、デジタルの全作品集以外で読めないのはもったいないほど。
内容は1939年の第二次世界大戦勃発時のモームのまさに「個人的経験」。
イタリア国境に近い南仏に住んでいたモーム先生だが、彼にして戦争の勃発は直前まで実感していなかったし、それ以上にフランスが早々にドイツに降伏するとは思ってもいなかったらしい。
興味深いのは開戦と同時に周囲の状況が一変してしまうことで、それまで一緒に働いていたイタリア人をフランス人の親方が「開戦したら殺してやる」などと言い出すなど、恐ろしいがこれは現代でもおそらく同じだろう。
深刻度は段違いだろうが世界中を巻き込んだ危機という意味では現在の新型コロナの流行には世界大戦と共通するものがたくさんあるように思う。これを今読めたのはタイムリーだった。
元諜報員の自叙伝ではもう1冊、昨年末に亡くなったジョン・ル・カレの「地下道の鳩」。
これは2016年、ル・カレ85歳の時の回想録だが、こちらには「差しさわりのない範囲で」元諜報員としての経験や思いが綴られていて、小説は複雑でシリアスなものが多いがこちらはユーモアもあって面白い。
イギリスはおかしな国で、元諜報員が小説を書き、しかも超一流の作家になってしまうなんて他にあるだろうか。
現在は新聞にまで求人広告が出るらしい(笑)が、昔のMI5やMI6はケンブリッジやオックスフォードのエリートにこっそり近づいてリクルートをしていたそうなのでそのあたりに原因があるのかもしれない。
もっともル・カレ先生によるとモームの諜報員としての実績は大したことがなくて、「英国諜報員アシェンデン」(これもすごく面白い)はチャーチルの忠告でかなりの部分削られて出版されたとか。
もう一人の元諜報員作家、グレアム・グリーンの「ハバナの男」が実は最もやばい内容で、彼は守秘義務違反で訴追される寸前だったらしい。
このグリーンのスパイ小説、ル・カレの詐欺師だった父親がモデルと言う「パーフェクト・スパイ」、それにスマイリー三部作の続編「スパイたちの遺産」と読みたいものがまた増えてしまった。
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七福神巡り第三弾で今度は多摩川べりへ。
出発点は東急多摩川線の武蔵新田駅。初めて降り立ったのだが、駅名を「むさししんでん」だと思い込んでいたところ「むさしにった」だったと発見。
まずは駅からすぐ、線路脇に小さな祠があって、これが福禄寿を祀る矢口中稲荷神社。
両脇のキツネがなぜか赤い檻に入れられている。
ここから線路脇を歩いて少し行くと頓兵衛地蔵。
頓兵衛とは南朝の忠臣、新田義興を溺死させてしまった矢口の渡し守で、後に改心してお地蔵さんを建てたとか。
その堂内のお地蔵さんの前に布袋さんがいる。
駅名の新田はこの義興にちなんでいるわけで、非業の死を遂げた霊を鎮めるために建てられたのが次の新田神社。
なのでうなる狛犬なんて面白いものもあるが、新田義貞の次男のことなんて正直全く知らなかった。
こちらの神社はなかなか商売上手らしく
願い事を書くキツネとか、なぜかやなせたかしのお守りとか、もちろん疫病退散祈願も受け付けている。
こちらには恵比寿様がいらっしゃって、社務所では七福神の色紙が売られ、七福神すべてのスタンプをここ一か所で押すことができる。
実はこの前に寄った2ヶ所には小さなスタンプ台になかなかしっかりした説明書が置かれていた。
なので他でもこの説明書にスタンプをもらおうと思ったら、この2ヶ所以外にはなくてがっかり。そうと知っていたら新田神社で7つスタンプを押したのに。
新田神社を出たら昔ながらの商店街をまっすぐ歩いて十寄神社へ。
小さな神社だが義興と共に討ち死にした側近10名が祀られているそう。
その勇ましい由来にちなんでか、こちらの七福神は毘沙門天。
ここからはしばらく歩いて多摩川べりへ。
広々とした境内にこじんまりした東八幡神社。
覗き込むとかわいらしい弁財天がいらっしゃった。
この神社のすぐ目の前が多摩川の土手で
真っ青な空に真っ白な富士山も見える。
駅方向に引き返してしばらく行った所に今回唯一のお寺、浄土宗の延命寺。
本堂の脇、地蔵堂の中に寿老人が見えるが、扉に付けられた小さなお賽銭入れがポストみたい。
境内の紅梅が咲き始めている。
さらに駅の方へ戻って、最後は氷川神社。
マンションに囲まれ、境内は児童公園になっていてここにいらっしゃるはずの大黒天の姿も見えないけれど
こちらの梅も見事な枝ぶり。
これにて多摩川七福神巡りは終了、1時間半で武蔵新田の駅に戻って来たが、線路を越えて今度は池上線の千鳥町駅へ。
線路わきの目立たない小路のマンションに看板があって
急階段を上った2階の廊下の端に「The Living」というカフェがある。
扉を開けると「靴を靴箱に入れてスリッパに履き替えてください」と言われて驚くが
マンションの1室を改装した店内はアジアチックな内装にゆったりしたソファが5組。
この店は豪華なフルーツパフェで有名だそうで、実際先客の3組は皆さんすごいボリュームのいちごパフェをシェアして召し上がっている。
これはHPからお借りしたが、本当にこの姿(笑)。
しかしこれは要予約のメニューなので
今回はエッグベネディクトに普通のパフェ1つは今回同行の友人と二人でシェア。
付け合わせの小皿がどれもおいしく、パフェもこれで十分。
腹ごなしのためにここから大岡山までまた歩いて、この日の総歩数は15,952歩、移動距離11.5㎞。
七福神巡りだけなら7,000歩ほどでちょっと物足りない。
これまでの七福神巡り:
日本橋七福神
山手七福神
荏原七福神
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一人外食ランチも増えたけれど、テイクアウトももちろん継続中。
夏以降はやめていたお店も夜の営業ができなくなってテイクアウトを再開しているのはお気の毒としか言いようがなく、その努力には頭が下がる。
そんな中、昨年のコロナ真っただ中から新たに開店した店もあって、その一つは元フランス人のパン屋だったところがサンドイッチの店になった「Spread」さん。
おしゃれなカフェ風で、サンドイッチは最近はやりの具だくさん。
これは確かチキンときのこだったと思うが、ちょっとお高いもののさすがにおいしい。
しかしこの店で気になったのはお客さん。
商品の並ぶショーケースの近くに乳母車を脇に置いてソファーに座る客がいたのだが、乳母車の中にいたのは赤ん坊ならぬ犬。しかもじっとせずに動き回っている。
消毒、消毒とやたら神経質な今、コロナウィルスじゃなきゃいいのか、とちょっとあきれてしまってどうもその後は足が向かない。
同じく最近開店したのはインドチャイのお店、「Mocs」。
路地裏にあるアイリッシュパブで昼間だけ間借りしているという面白いお店。
最初は看板に惹かれてチャイをいただき、カレーも提供しているというのでほうれん草入りチキンカレーをテイクアウトしてみた。
オーナーはインド人、シェフは若い日本人のお兄さんでオーガニックや体にいいことを意識しているそう。
しかしチャイは期待していたインド風の濃いものではなく、カレーも辛いものが苦手の自分にも甘口すぎる。
こちらはまだ試行錯誤中という感じ、これからの進化を期待したい。
もう一つ新規オープンは駅前にできたタイ料理屋、「ピーマイ」。
なんとなく安っぽい外観なのでしばらくは寄り付かなかったのだが、ご近所コミュニティで評判がいいので入ってみると、扉を開けたとたんにタイ米の香りがして、シェフもタイ人のおじさん。
メニューを見るとよくあるタイカレーやカオマンガイだけではなく、しかも曜日ごとの日替わりランチにも入っているので、これはうれしい。
木曜日は大好きなカオクルップガピ。
火曜日はソムタムとラープムーにカオニャオのイサーン・ランチ。
どちらもしっかりタイの香りで、ここはもっと早く入ればよかった。
最後は駅前タワマン下のネパール居酒屋、「チャチャフィ」。
以前はカレーをテイクアウトしたが、今度はネパール風餃子のモモ。
しっかりマトンで辛いソースも付いてくる。
しかしこうやって並べてみると、自分のテイクアウトは傾向が偏っている。
ご近所応援 お持ち帰りグルメ 第一弾
ご近所応援 お持ち帰りグルメ 第二弾
ご近所応援 お持ち帰りグルメ 第三弾
ご近所応援 お持ち帰りグルメ 第四弾
ご近所応援 お持ち帰りグルメ 第五弾
ご近所応援 お持ち帰りグルメ 第六弾
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緊急事態宣言が延長になって、夜飲み歩くのはもちろん、昼間も出歩くなと言い出した。
休業補償をしっかりして店を閉じさせるならともかく、開けさせておいて客に行くなでは店がつぶれてしまう。
近所のいい店がつぶれては困るので、一人で外食ランチを増やすことにした。
まずは武蔵小山のアーケードが終わり、中原街道に出る手前をちょっと入った所にある「キッチン・リブス」。
昼はスペアリブかチャイニーズ・チキンサラダの二択だが
白菜メインに他の野菜もたっぷりのチキンサラダが大きなボール一杯、ワシワシ食べられて大好き。
一人で食べていたら夜のテイクアウトを頼みに来た人がいて、その手もあるな、と思う。
FBのご近所コミュニティで知って行ってみたのは「麺や一途」。
ここは元フレンチのシェフが始めたラーメン屋だそうで、メニュー名がどれも人の名前になっていたりして変わっているが、一番オーソドックスな醤油ラーメンを試してみたらすっきりしたスープにチャーシューがおいしくて食べやすい。
最近のやたらこってりしたラーメンはもう食べると胸焼けしてしまうが、ここなら大丈夫。
麺つながりは駅前のタワマンの下に入った「そうめん屋はやし」。
同じ場所に以前は高田延彦がオーナーだったらしい五島うどんの店が入っていたのだが、コロナで休業していたと思ったらテナントが変わってしまった。
そうめんなら軽いと思ったのだが、豆乳肉そうめんなるものを頼んだら結構な量に温泉卵まで入ってボリューム満点。リンガーハットのように小さいサイズも選べたらいいのに。
同じタワマンで一番気に入っている店は3階の目立たない所にこっそりある「ラドッピエッタ」というジェラート屋。
ジェラートの本店は熱海にあるそうだが、武蔵小山にあって最近人気のあるピザ屋の経営だとか。
フレーバーは行く度に少しづつ変わっていて、写真は確かトマトと麦こがし。
どれを頼んでもおいしいが、特にお茶系がいいように思う。
甘いもの系では先日の七福神巡りの帰りにしゃれたカフェを見つけた。
「ぷくぷく堂」はまだ去年の11月にできたばかりだそうで、上品な女性が一人でやっている。
発酵餡子なるものが売りのようで、まったく砂糖を使っていないというぜんざいは小豆の甘酒のような感じ。
玄米のお弁当やカレー、発酵餡子のパフェなどもあるので、ここはまた行かなきゃ。
女性が一人でやっている店はもう一つ、「木琴堂」さん。
こちらは木曜、金曜、土曜しか営業しないので「木琴堂」としゃれたネーミング。
朝の9時からこの週替わりプレートが食べられるけれど、お昼の早い時間に売り切れてしまっていたり、お休みも多くて難易度の高い店。しかし入ればゆっくりできて、こういう店は混んでもらっては困る。
男性が一人でやっているのは「38」。これで「みつばち」と読む。
武蔵小山でもう30年以上営業している老舗で、店の前は何度も通っているが今まで入ったことはなかった。
それがFBコミュニティの評判がいいので入ってみると、店内の壁にはいろいろ書かれていて、そのうちの一枚に若い頃シンガポールで修業したとある。
そこでチキンライスをお願いしてみるとこれがおいしい!付いてくるタレもおいしくて、店の売りらしい手羽先も1本。
今までここを知らなくて損したと思うくらい。
と、ここまではすべて武蔵小山界隈だが、最後はちょっと離れた五反田でつい先日行った「スリランカ食堂」。
検索をすると「アラリアランカ」と出てくるが、店頭の看板は「Maido ohkini Sri Lanka shokudo」となぜかわざわざローマ字で書いてある。
店内は看板の怪しさとは裏腹、すっきりおしゃれなカフェ風で、1300円のAランチをお願いすると
ご飯の周りにチキンカレー、ダルカレー、じゃがいも、レンコン、ネギのスパイス炒めにポリヤルと華やか。チキンカレーが結構な辛さで野菜のおかずも思いのほかスパイシー。辛さにめげて甘いチャイをお願いしたらお店の人に「うちはチキンが一番辛いんです。ポークや魚、野菜カレーの方が食べやすいですよ」と心配されてしまったが、最初に出されたコリアンダーティーも、デザートのヨーグルトもおいしくて本格的ないい店だ。
まだまだランチを食べ歩くつもりだけれど、食べすぎないようにしないと。
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七福神巡り第二弾はこれまたご近所の荏原。
まずは隣駅の西小山まで歩き、昨年11月にできたという西小山Craft Villageへ。
線路脇から1分ほどの所にコンテナの集合体が見えたらそれが目的地。
コンテナの中は飲食店になっていて、それらをつなぐウッドデッキにテーブルやイス、真ん中には季節柄こたつスペースもあって、さらに屋上のテラスにも上がることができる。
中の一軒がトルコ料理屋なので、本日のお昼はこちらのキョフテサンド。
トルコ人料理人が注文を受けてから作ってくれたこのサンド、スパイスの効いたキョフテに野菜もたっぷり、特にパンがモチモチとおいしくて、そう言うとおじさん、「うちのは自家製ですから」と自慢そう。小さな店内でいただいたらチャイもサービスに付けてくれた。
こちらに入っているお店は近辺で評判のいいお店の二号店的な所が多い様子。
今の季節の昼間もいいし、暑い季節には夜のテラスも良さそう。
いかにも若い人たちが始めたらしいこのプロジェクト、ぜひ成功してほしい。
と腹ごしらえを済ませて、七福神巡りに出発。
西小山の駅を越えて小さな飲食店街を過ぎ、住宅街の中に緑が見えたらそれが小山八幡神社。
拝殿の脇に大黒天を祀る小さなお堂がある。
ここでお参りをしているとやたらにカラスの鳴き声がする。
見るとこの中にカラスが3羽ほどいて、これはカラストラップだそうな。カラスが増えすぎるのも困るが、それより個人的には鳩を撲滅してほしい。
小山八幡神社はちょっと小高い所にあって、ここから坂を下りるとすぐ下に次の摩耶寺がある。
名前の通りお釈迦様のお母さん、摩耶夫人を祀る日蓮宗のお寺だが、本堂は新しくてモダンな造り。
この中に寿老人も祀られているらしいが、手前にあるのは2015年に作られたという七福神キャラ。各寺社に普通のスタンプとこのキャラクタースタンプが置かれていて1月7日を過ぎても勝手に押すことができる。品川区の努力は認めるが、う~ん、ちと若いもんに媚び売りすぎじゃないか。
ここからは結構距離があり、昭和医大の脇を通り、旗の台駅も通り過ぎて荏原町商店街へ。
荏原町は以前6年ほど住んでいた所。引っ越してから15年も経つのでさすがにお店も変わった、と感慨深い。
荏原町の駅で線路を越えるとすぐあるのが日蓮宗の法連寺。
立派な本堂ではお葬式の準備中。
恵比寿堂は門のすぐ脇にあったが、ここも荏原町在住中に来たことなし。
商店街に戻り、さらに先にまっすぐ歩いて行くと
やがて街灯が白蛇になり
この白蛇と弁財天を祀る上神明天祖神社に到着。
境内に音楽が流れていたり、なかなか派手な神社だが
手水舎にアルコール消毒器が置かれているのは初めて見た。
しばらく地味な住宅街の中を行き、新幹線の高架が見えて来たらその手前にあるのが天台宗の養玉院・如来寺。
立派な門は閉まっているのでその脇の坂を上がっていくと
大きな赤いお堂が見えてくる。
脇の小さな扉をくぐって中に入ると大井のおおぼとけと呼ばれる五智如来が並び、その手前に福々しい布袋様が寝転んでいらっしゃる。
3mを越える大仏はピカピカなので新しいものかと思ったが、江戸時代に作られて高輪から引っ越してこられたものだそうだ。
このお寺を出たら横須賀線の線路沿いを歩き、西大井の駅から立会道路をしばらく行ってまた住宅街に入り込むとお客さんが何人も営業開始を待つ銭湯があって、
その先が東光寺の入り口。
こちらはまるで民家の脇にお寺がめり込んでいるように見えるが、1534年開山のれっきとした天台宗のお寺だそうで、表に小さな毘沙門天の石像が置かれていた。
ところでこの記事のために検索してみたらこちらには「参道の中程に東司(トウス)トイレ守護の烏樞瑟摩明王堂(お堂全部がトイレ)」というのがあるそうで、これを見逃すとは残念なことをした。
ここからは立会道路をまっすぐ歩いて大井町駅を目指すと途中に最後の大井蔵王権現神社があるのだが
立派な名前の割に小さなお堂がビルの間に埋もれていて、その脇にさらに小さな福禄寿のお堂がある。
大井町駅はここからすぐ。
帰りは電車で帰って、本日は寄り道も含めて13,905歩、10km移動。
西小山から大井町までは休憩もせずに歩いてしまったのでさすがに疲れた。
目黒の時のように途中にランチ休憩を入れるのが正解と学んだ。
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