11月4日 続き
お寺見学を終えたらお昼を食べようとカオサン方面へ向かうが、目当ての店に着く前においしそうな所があったので予定変更。
Kolun Hainanese Noodleと英語表記のあるこのこぎれいな店、オーダーを取ってくれるお兄さんは場所柄か英語が通じて親切だ。
Hainaneseとは海南島風、登場したのは
ドロドロの茶色いスープに太い丸麺の入った丼。おでんのように味の染みた大根がおいしい。豚肉には「これがおいしいよ」と店のおばちゃんに言われたタレを付けるが、このタレがガピ(発酵エビペースト)を使って癖のあるにおいながらこれまたうまい。これで80バーツ(約320円)。しかしこの丸い太麺にドロッとしたスープ、どこかで食べた何かに似ているのだがなんだか思い出せない
エネルギー補給をしたらkimcafeさんの案内でカオサン通りへ。
バンコクには数えきれないほど来ているが、実はこの有名な通りに来るのは初めて。
通り沿いには安っぽい土産物を売る屋台が昼間から並んで、欧米人観光客が大勢行き来しているが、お店で目立つのはこの6月からタイで解禁された大麻を売る店。
一口に大麻と言っても品種がたくさんあって値段も違うそうで、「最高級品はカリフォルニア産です」ってどこがどう違うやら。最高で1g4000円ぐらいとか。
大麻ショップばかりが集まったショッピングモールまであって店頭ではドナルド君までご挨拶してくれるが、さすがに昼間はまだ閉まっている店が多く、吸っている人もあまりいなかった。
ちなみに大麻ショップはカオサンだけではなく、スクムビット周辺にも雨後の筍のごとく増殖中の様子。
カオサンを一通り見学したらもう少し静かな小路にあるカフェで一休みして
大通りからバスで帰ろうとしたものの目指すバスは一向に来ないので、民主記念塔を脇を通ってまたセンセーブ運河で元来た道を戻る。
お寺巡りにお付き合いいただいたkimcafe師匠、ありがとうございました。
トンローに戻ったらまずは歩き疲れた脚を休めるべく、足裏マッサージ、1時間250バーツ。
そのすぐそばにあったのは有名なマンゴー専門店、メー・ワーリー。
タイは今はマンゴーの季節ではないのか、店頭のとても大きくて美しいマンゴーは1つ200バーツと東京並みの値段で売られていて、ここはさしずめタイの千疋屋か。しかしタイ人の友人に言わせるとこの店では季節を問わずいつもおいしいマンゴーを売っていると定評があるそうで
100バーツのカオニャオマムーアンのマンゴーは本当にとろけるほどおいしかった。ココナッツプリンと共にこれらは翌朝の朝食に。
そして夜は3年ぶりに会う友人とタイ料理。
普通のタイ料理が食べたいと言って連れてきてもらったのはお父さんが好きだという55thトンローというビルの中にある「世華」というお店。ファミレスのように気楽な感じの店だが
二人でこれは頼みすぎ!
食い散らかして、しゃべり倒して、楽しかった。
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11月4日
ホテルのカフェの開店が遅いので朝は機内でもらったパンなど食べて、10時にホテルのロビーでちょうどバンコク滞在中の kimcafe さんと合流。行きたいお寺があると言ったら案内してくださることになったのだ。
まずはトンロー駅をちょっと過ぎた所から年季の入った赤いバスに乗車。
BTSの駅前からからセンセーブ運河の埠頭までソイ・トンローを往復するこのバスは一律8バーツ(約32円)。車掌さんも乗っているがドアは開けっぱなし。
終点で降りて橋を渡るとその下を流れているのがセンセーブ運河。
船着き場で待つことしばし、西行きのボートが来たので乗船。船内は立っている人も大勢いる盛況ぶり。
チケット売りは船端を器用に伝ってきっちり料金を徴収、トンローから終点のパンファまで18バーツ。
狭い運河の両側には高層ビルやマンションから昔ながらの小さな家や雑貨屋なども見えて退屈することなく、風が通るのが気持ち良くて楽しいけれど、お世辞にもきれいとはいいがたい水のしぶきが上がるとちと恐ろしい。
途中、プラトゥーナムでその先まで行く船に乗り換えて、パンファまで20分。
ここで船は白い橋の下をくぐってUターンし、元来た方へ戻って行く。
船を降りた我々は橋を渡り、5分ほど歩いてやって来たのは「黄金の丘」。
高さ80mというこの人工の丘の上に建っているのがワット・サケットということで
入場料50バーツを払い、344段の階段で白い丘の周りをまわりつつ頂上のお寺へ。
タイ国旗たなびく入り口から入ると大小の仏像がいっぱい。
中央には四面を見守る仏様もいらっしゃる。この春には開基240年を祝って現国王夫妻もいらっしゃったそうだが、サインがやけにシンプル。
さらに屋上にも出られるので行ってみると
ここからの景色は素晴らしい。初めて来てみたが、ここは来る価値あり。
ハゲタカが死体をついばむキッチュな像など見ながら丘を降りたら、もう一つのお寺に向かう。
途中の通りは仏具屋通りで、大きな仏像からお坊さん用のカーキ色のセーターやらペンケースやらPCバッグやら、必要はないけれど見て回ると面白い。
やがて交差点の中央にやたらに背の高い鳥居のようなものが出現するが、これは宗教儀式に使ったブランコ。これに長いロープで小舟を吊るし、僧侶が乗って縄が地面と水平になるまで揺らしたそうだが、落下事故が続発して中止になったとか。それにしてもどうやってそんなに高くブランコを揺らせたのだろうか。
このブランコのお寺がワット・スタット。
入場料が100バーツと思いがけなく高くて驚いたが、入ってみると回廊に金色の仏像が並ぶ大きなお寺。
礼拝堂には台座も含めて14mというスコータイ時代の大仏がいらっしゃって、入った時にはちょうどお坊さんがお経をあげている最中。周りの参拝者たちも唱和していて熱心だ。
が、ここに来たかったわけは大仏よりも壁を見るため。
壁や柱に一部の隙もなく壁画が描かれていて、これが見れば見るほど面白い。
19世紀初めの建立というからそれほど古くはないが、修復もされているそうで状態はとてもいい。
礼拝堂の奥にあるもう一つの大きな建物が本堂。
入口には洋風の軍服を着た石像が立っているこちらの内部も壁画で覆われているとのことだが、残念ながらこの時は扉が閉まっていて中には入れなかった。
それでも扉の外で熱心に祈る人たちが何人もいて、一番人気はこちらの夜叉のよう。
赤いバラが多くささげられているのが珍しく、印象的だった。
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2022年11月3日~11月17日 マレー半島縦断一人旅
11月3日
11時過ぎのバンコク行きに乗るべく羽田へ。
大きなスーツケースを持って満員電車に乗るのはいやなので、今年熊本に行く時に使ったNear Meシャトルをまた予約。今回は同乗者が一人いたけれど、玄関先まで迎えに来てくれる乗合タクシー、このちょっとした贅沢がもう癖になってしまったかも。
本当に久しぶりの羽田空港国際線ターミナル。
タイ航空のカウンター前は長蛇の列。
自分の乗るJALの方も結構なお客さんながら、ウェブチェックイン済みなら荷物預けもさすがに早くて
出国を済ませると7月の成田とは違い、免税店もほとんど営業中。
サクララウンジも盛況で、食事を待つ人たちは行列を作っている。国際線もようやく元に戻って来たと実感する。
6時間のフライトで予定通りバンコクに到着。
入国審査に15分、荷物が出てくるまで15分でサクサクと外へ。
今回は3か国周遊なので事前にアマゾンでSIMを買っておいた。
香港の会社のものだが、アジア13か国で30日間、10GB 使えて2,450円というもの。
到着後にスマホの電源を入れてみるとすぐにつながって、早速Grabで車を手配。世の中、本当に便利になった。
うっかりお高いPremium Carを呼んでしまったおかげでピカピカのSUVが来たけれど、夕方のラッシュアワーにかかってトンローのホテルまでちょうど1時間。
今回最初にお世話になったのはまだ新しいIR-ON Hotelというところ。
フロントの一見性別不明のマニッシュな女性がとても親切で、吹き抜けのロビーにはおしゃれなカフェがあるが、朝は9時半からと遅いのが玉に瑕。
カードキーを受け取って部屋のドアを開けると
すぐにデスクがあって、部屋の真ん中に大きなダブルベッドという変わった造り。Superior Kingといえどもこの狭さだが
フラットテレビがイーゼルに乗っていたり
洗面台の左右にトイレとシャワーが分かれていたり、おしゃれでスタイリッシュ。
ただしベッド脇のランプに電球がないので聞いてみると、「設計のミスで電源が入れられないので、あれはデザインです」といささか間抜けな所がタイっぽいかも。
ホテルの周辺は高級マンションばかりで店もないが、BTSのトンロー駅までは徒歩5分。
大通りを超えた反対側にはお店がいっぱいあるので、旅の一食目は
バミー・コン・セーリーという麺屋さんの歩道に面したテーブルで
ドライワンタンミー、蟹とチャーシュー乗せ、80バーツ(約320円)。細い中華麺が香港のワンタン麵みたいで、出かける前、友人に「バンコクで何が食べたいの?」と聞かれたが、こういう普通の物が食べたかったんだよ。
帰り道に見かけた果物屋でマンゴスチン6つ、60バーツだから1個40円。
バンコクに来られて幸せ。
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今回のマレー半島行きには久しぶりにJALの国際線を利用。
LCCも検討したものの、思ったほどの価格差はなかったのでJLにしたのだが、運賃よりも燃油サーチャージの方が高いってどうよ。
行きの羽田発バンコク行きは787-9がほぼ満席。
中央列の4人掛けも埋まっていたが、自分の隣に座った女の子、飛び立つ前から着陸寸前までずっと眠りっぱなしなのには感心してしまった。
その女の子がスキップしたお昼ごはん。
ハンバーグと御飯がかなりわびしいが、JLの機内食は野菜が多いのがいい。上段の右端はプリンかと思ったらとうもろこしのパンナコッタという不思議なメニュー。デザートはこの後でハーゲンダッツが配られた。
これをいただきながら機内で眠れない自分は早速映画。
まずはインド映画。
Saandi ki Aankh
この原題はヒンディー語でBull's Eye、つまり射撃の的の命中点のこと。
これはインドの農村出身の義理の姉妹が60歳を過ぎてからピストル射撃の競技会に出て好成績をあげまくったという、実話を元にしたお話なのだ。
いいインド映画は社会問題を巧みに織り込んでいるがこの映画も例外ではなく、同じ家に嫁いだ二人が家の外には出してもらえず、家事をして子供を産む道具のように扱われてきた様を軽快な歌で表現してしまう。
古い慣習を一切変えようとしない村に射撃練習場ができるのは子供たちに軍での仕事の機会を与えるためだったのだが、男の子たちは根性なしですぐにやめてしまい、孫娘たちに自分たちとは違う自立した生活をさせたいと願うばあちゃんたちが内緒でやって来るのが話の発端。
うまく撃てない孫娘たちに「こうするのよ」とばあちゃんがやって見せると大当たりというところ、経験もないのになぜ、と思うが実話なのだから仕方ない。
ラスト近く、頑迷で横暴な一家の長男をそれまでずっと黙っていた嫁が大反撃するところも気持ちいいし、孫娘世代の未来が明るいと思わせるラストもいい。
60過ぎの設定の姉妹を明らかに若い女優さんたちに老けメイクで演じさせているのがいささか残念だけれど、楽しくていい映画だった。
続いてはイギリス映画。
Boiling Point 「ボイリング・ポイント 沸騰」
あるレストランの超多忙な一夜を描いた映画だが、これを90分、完全なワンショットで撮っているというのが驚異的。
大昔、ヒッチコックが実験的にカットなしで撮った「ロープ」という映画があったが、その頃はフィルムのリール交換が必要なので実際には10分ごとにカットが入った。ところが今はデジタルなので90分間まったくのつなぎなし。しかもカメラはレストランの客席から厨房、バックヤードまで役者たちの後を追って動き回り、その間ずっと中心になる人物を変えながら芝居が続く。
この設定を知った時にはテクニック主体の映画なのだろうと思ったのだが、実際に見てみると次々に問題が起こりながら営業を続けるレストランの大変さがとてもリアルで、それを表現するためのテクニックだと納得する。
それにしてもこんな映画を作ってしまうクルーに俳優たち、プロってすごい。
この2本を見てしばらくしたらパンが配られて、バンコクまでの7時間は長くない。
帰路はシンガポールから早朝8時の出発。
こちらの767-300は5割ほどの搭乗率。おかげで隣に人のいないバルクヘッドに移動して広々と使わせてもらえた。
出発してしばらくしたら早めの昼食。
今回もメインのチキンがしょぼいが、副菜のスモークダックはおいしい。
食べ始めたとたんにデザートのアイスクリームが配られたのには驚いたが、これはカチカチに凍っていたのでこのタイミングが正解。シンガポールのチョコレートアイスは濃厚。
と、この食事のトレーが下げられた途端におやつのケーキが配られたのにはまた驚いた。こんなことは初めてだし、飲み物のサービスも食事の配膳と一緒だったし、JLは省エネ仕様か。このケーキ自体はほうじ茶シフォンでおいしかったけど。
帰路はもうあまり見たい映画もなく、韓国映画を選んでみた。
King Maker 「キングメーカー 大統領を作った男」
映画の初めに「これは実話を元にしたフィクションです」と出るが、主役二人のモデルは金大中とその選挙参謀だった人。
1960年代の選挙運動がすごくて、反対政党の名前でお金やらシャツやらゴム長靴まで配って、それをまた取り返すなんてエグイことをする。
党内の権力闘争も騙しあいの連続、どこまでが実話、どこからがフィクションなのやら。
が、なにしろよその国のことなのでいまいちピンと来ず、金大中だけがやけに清廉潔白な政治家のように描かれているのも本当かな、と思ってしまう。
こういう映画は背景がちゃんとわかっていないとダメ、と選択を後悔。
後は本を読んでいるうちに成田に到着。
飛行機、もっと乗りたい!
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タイ、マレーシアからシンガポールと移動して無事に帰国しました。
入国に際してタイはすでになんの必要書類もなく、ワクチン接種の確認もなくてあっさり入国。
マレーシアとシンガポールは入国前にオンラインで入国のための情報登録が必要なのだが、これをしておけばカードなどの記入は必要なく、パスポートを見せるだけですべて済んでしまう。ワクチン接種証明の提示は求められたが、これもスマホの画面で日本の接種証明をちらりと見せるだけでOK。
そもそもオンライン申請とはこのように手続きを簡略化するためなのだから、当たり前といえば当たり前。
ところが我が日本。
7月にはMy SOSなる使いにくいアプリをわざわざインストールしたが、4か月後の今はVisit Japan Webにオンライン登録することになった。
ここまでは上記2か国と同じなのだが、飛行機から降りるとやたらに案内のためのスタッフがいて、まずはワクチン接種済みを証明するQRコードを見せよ、とわめいている。自分の後ろを歩いていた外人など「一体何を言ってるの?アプリのこと?なんだかわからないわ」と困惑気味。
がまあ、これについては事前に証明書を登録して承認されていれば画面が青になって、検疫窓口はこれをちらりと見せるだけですぐに通れる。
入国審査はすでにコロナ前から顔認証で自動化されているので、これも日本人ならすぐに通れる。
ところが今回は税関まで自動化されていて、機械にパスポートをかざし、顔認証をして、さらにオンライン申請したQRコードを読み取らせなければならない。
以前から日本の税関申告書は無意味だと思っていたし、怪しいものを持っている人は顔や態度で見分けると聞くので、もう他の国のように係官の前を歩かせるだけにすればいいのに。
と文句を言いつつ、飛行機を降りてから出口まで30分もかからなかったのは良しとしよう。
しかしますますスマホ頼りになって、年寄りは付いて行くのがやっとだ。
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陸路マレーシアからシンガポールへ入国。
マレーシア側の出国は10分ほど、すぐにジョホール水道を渡ってゴールは目前、楽勝と思ったら甘かった。
シンガポール側の入管施設前に車が長蛇の列で、これが一向に進まない。ここでなんと一時間半も待たされた。バス一台ごとに入国がすむまで次を入れてくれないからこうなるのだが、夜テレビを見ていたら明日から年明けまではさらに混むので注意するようになんて言っている。
もう二度と陸路でシンガポール入国はすまい。
さてシンガポールは以前頻繁に来ていて慣れた街、早速地下鉄でお出かけと駅に行くと、なんと切符の買い方がわからない!
カードにチャージするための機械はあるが、普通の券売機はなく、改札にいたおっさんに聞くとなんと、普通切符はなく、カードがなければ乗れないと言う。旅行者にもSuicaのようなカードを買えと言うのか、と文句を言ったら、クレジットカードをかざしてみろと言う。そこで言われた通りやってみると、おお、改札を通れる。シンガポールの公共交通機関はタッチ式のクレジットカードでそのまま乗れるようになっていたのだ。
4年ほど来なかっただけでもうすっかりおのぼりさん状態。マレーシアとの物価の差にもショックを受けまくり。
シンガポール恐るべし。
土曜日の朝、6:30頃に目を覚ましてまだ薄暗い外を眺めると、車がまったくいなくて人がゾロゾロと同じ方向に向かっている。
何かあったのかと一瞬思ったが、移動スピードが妙に早い。これは、とネットで検索すると思った通り、今日はクアラルンプール・マラソンとのこと。
7時近くになるとランナーはさらに増えて、早朝とは言え夜中でも25℃以下には下がらないこの街で熱心なことよ、と感心する。
その後近所に朝食を食べに行くとマラソン参加者たちが何組も来ていて、充実感からかよく食べて楽しそう。
が、土曜日は実は10kmのカジュアルコース。今日、日曜日がフルマラソンで、スタートはなんと3:45。
今日はKLタワーのライトアップが華やかで、6:20頃でこの状態。
マレーシアの皆さんもがんばる、
クアラルンプールは地下鉄やらモノレール、無料の循環バスまである公共交通機関の充実した都市だ。
が、圧倒的な車社会。
なので幹線道路は一日中こんな状態。そして車優先なのでこの通りを渡ろうとするととんでもなく遠くまで横断歩道がなかったりする。
気温は30℃ぐらいだけれど、日差しが強くてちょっと歩くと服が塩を吹くほど汗だくになる。
それでも皆さんマスク着用。マスク離れできないのは日本だけではないらしい。
ところでマレーシアの女性たちはスカーフ着用のムスリマが多い。耳が出せない彼女たちは
フック付きの紐を後頭部に回してマスクをしていたりする。
それにしても長袖、長ズボンにスカーフ、マスクまでしている彼女たち、汗もかかずに涼しい顔をしていられるのはなぜなんだろう。