今回の旅、最終日までは本当にお金を使うところがなくて、ジブチなんてアッサル湖の丸い塩に2ドルを使っただけ。
そんなわけで1日しか滞在しないアディスアベバでやっとお買い物。
まず案内されたスーパーはFriendship、つまり中国資本の友諠商店。
中国人出稼ぎ者向けであろう店内は広くもきれいでもないけれど、一通りの物は売られていて
さすがにコーヒーの品ぞろえは豊富。
輸入品が多い中、エチオピア製を探して買ったのは
ピーナッツバターと蜂蜜。
ピーナッツバターが36ブルに対して蜂蜜は140ブル(約550円)とこの国の物価からしたらとても高い。添乗員がこの国の特産品と紹介していたイチジクの蜂蜜などはもっと高くて、蜂蜜は高級品らしい。
なぜか黄色いパッケージばかりになってしまったが、ポテチはパッケージデザインはいいが中身はちょっと油っぽくていまいち。その手前に並んでいるクッキーの方はあっさりしていて、家族にも好評のおいしさ、一袋5ブル(約20円)。
透明袋に入っているのは麦やピーナッツを炒った伝統的なお茶請け。ほんのり塩味で香ばしくて、これはおいしい。
マンゴージュースはしっかりしたパウチ入り、カルダモン・パウダーは一瓶40ブル。
こちらはアディスアベバで一番有名なコーヒー店、トモカ・コーヒー。
本当に小さな店だけれど、店内は中でコーヒーを楽しむ人、お土産を買おうとするツーリストで大混雑。
クラシックなレジの飾られたカウンターで買った、これはコーヒーの発見マンガのついたコーヒー缶。
250g入りの袋と合わせて14ドル。
スーパーでも1袋買い、旅行社にもお土産に1袋もらって、しばらくは香り高いコーヒーが楽しめる。
このトモカ・コーヒー、なんと東京の代々木上原にも店があるというのには驚く。
もう一か所、お願いをして寄ってもらったのはこちらのビル。
わかりにくい階段を上がって2階へ行くと
目指す靴屋、Sole Rebelsの本店があった。
本店と言ってもサイズや色柄など店頭に出ているものしかないのだが、こちらは皮や布などエチオピア産にこだわり、靴底は古タイヤを使って雇用を促進しているというフェアトレードの店。
ネットで見つけてぜひ来てみたかったのだが、お店のお姉さんによるとJICAの人たちもお客さんとか。
試し履きしまくってサイズの合うこの2足をお買い上げ。
細かく見れば造りはいささか雑で、2足89ドルは決して安くはないのだが、かわいいし素足に履くと気持ちいいので大切に履こう。