Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

スリランカのおやつ

2011-07-26 20:25:14 | 南アジア
植民地時代の名残か、ちょっと大きな町ではよく見かけるパン屋さん。
 ここはキャンディでもいちばん有名な店なので制服もおしゃれだが
  
デコレーションケーキはなぜかアメリカンなにおいがする。

どの店にもあったのがリンゴの形をしたアップルケーキ。
 ちょっとかわいい。

スリランカ伝統のお菓子はこんな感じ。
 米粉やヤシ砂糖を使ったトフィー系のお菓子が多いよう。

長時間ドライブの一日、昼食代りに街道筋のこぎれいなお菓子屋さんでお茶にした。
  
皿の奥の白いお菓子はアスミーといって、多分米粉を溶いたものを絞り出しながら揚げたお菓子。ぱりぱりして砂糖衣がかかったところだけが甘い。
真ん中の蓮の葉にはさまったものはヘラパ。小豆でできたこれはまさにきんつばそのもので甘さもほど良く、紅茶と言うよりお煎茶がほしくなる味。
スリランカにこんなに和菓子によく似たお菓子があるとは、思いもしなかった。

コロンボの下町で入ったのはこんなスナック屋さん。
   
席に着くとトレーに入ったお菓子が次々に運ばれてきて、食べた分だけ支払う仕組み。
  
サモサのような揚げものとか、カステラ風のものとか、どれも甘すぎずに美味しく、特にこの揚げドーナッツのようなお菓子はモチモチした食感でおいしかった。

 飲み物は南インド風に引っ張って入れるキリティー(ミルクティー)。

   
日本のことを心配してくれたほかのお客さんの飲んでいるものもおいしそう。
おちゃめな店員さんたちも楽しくて、コロンボにいたら毎日この店に通いたい。

お菓子ではないけれど、ホテルの朝食でありついたのはホッパー
  
小さな専用鍋で一つづつ焼き、これは真ん中に卵を落としてもらった。

こちらは同じくホテルのデザートとして作っていたプットゥ。
  
長い筒の中に米とココナッツを詰め、下の鍋を沸騰させて蒸しあげる。
デザートなので砂糖とココナッツミルクをかけて食べるが、プットゥ自体は軽い塩味なのでこれだけ砂糖をかけてもそれほど甘くない。

どちらも南インドでも見かけたスナックで、食文化の近さがよく分かる。

ついでにスリランカの飲み物、といえば断然これ。
 ジンジャービール。
ビールと言ってもアルコールは全く入っておらず、つまりジンジャーエールなのだが、これが生姜がビンビンに効いて実においしい。
滞在中このEGBというブランドにしかお目にかかれなかったが、これ、日本でも売り出してくれないかな。

下戸の自分には無縁ながらアルコール好きな方にはこちら。
 デザインもかっこいいライオン・ビール。
  
インド同様、スリランカも酒屋は金網や鉄格子のはまった厳重な作り。
ビールのほかにはヤシから作ったラムのような蒸留酒がほとんどのよう。

 お土産にはこれまたジンジャークッキー。
ベトナムやインドネシアのような苦味の利いたちょっと泥臭いコーヒーにもジンジャー入りがあって、スリランカは生姜好きにはたまらない。


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コメント (2)
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