この間のヨルダン旅行記、なんだか食べ物の話が少なかったな、とお考えの皆様、お待たせいたしました。今回はヨルダンのお食事特集。
まずはホテルのビュッフェのアラブ式朝食。
豆のスープ、フールはイエメンでおいしかったので食べてみたが、アンマンのもペトラのも味がなくていまいちだった。ザータルとオリーブオイルをかけてみたが、まだ何か足りない。
裂きイカのように見えるのは塩辛いチーズ、その隣は濃いヨーグルトのラブネ。これにオリーブと紅茶がアラブの定番。
お昼の定番はファラフェル・サンド。
豆のコロッケが中に挟まっていて、これがほくほくとおいしい。ただしペトラで食べたこれはパンが洋風で、お値段も2.5ディナールと観光客値段。
アンマンの旧市街で食べたお昼。
ヨーグルトスープに入った肉団子と、隣はブルグル(挽き割り小麦)。すっぱくて塩味のスープはなじみがないが、これは嫌いではない。
こちらはパイの中にピラフと羊肉の入った凝ったお料理。
偶然入ったお菓子屋さんの上のレストランは、おいしくてサービスも良くて大満足。
アンマンの安ーい食堂の夕食。
アラブ式の薄いパンの間にひき肉を挟んで焼いたもの。ちょっと油っぽいが、スナック感覚でどんどんいける。
なすとケバブはアラブ・パンにはさんで食べる。
アンマンの高級レストラン、「タヌーリーン」
外国人駐在員とお金持ちヨルダン人ばかりの店はさすがにきれいでサービスも上等。
たくさん頼んだ前菜も写真を撮る前に取り分けられてしまった。
大好きなタブーリ(パセリのサラダ)、ファトゥーシュ(ピタパン入りサラダ)、ムタバル(なすのペースト)、ブドウの葉の詰め物、チーズなど、どれもさすがに上品な味でおいしい。
このフムス(ヒヨコ豆のペースト)などいくらでもパンを食べてしまってやばい。
メインはミックスグリル。ふだんは羊肉を食べない友人も絶賛したほどのおいしさ。
アンマンの高級店はさすがに違う。
ペトラの夕食はホテルの並びの小さなレストラン。でもここが大当たり。
前菜の奥の緑色の飲み物はミント入りレモンジュース。フレッシュな葉がたっぷり入ったこの飲み物はヨルダンで最大の収穫。むちゃくちゃうまい!
ベドゥイン料理というマンサフ。ゆでた羊肉とそのスープで炊いたご飯にヨーグルトソースをかけていただく。肉も柔らかくておいしいが、ご飯がおいしくてこれは気に入った。
こちらは死海リゾートのマンサフ。プレゼンテーションは派手だが、味はペトラの方がずっとよかった。
これもベドゥインの料理という鶏のシチュー。卵が入っていて優しい味。
もう一つベドゥイン料理、鶏と玉ねぎをスマックで炒めたもの。スマックというのは日本の「ゆかり」にそっくりなハーブ。トルコ料理でも使うが、ドバイのスーパーには「ヨルダン・スマック」と「シリア・スマック」というのが別々に売られていて、色が微妙に違っていた。使い方も違うのだろうか。
死海リゾートのビュッフェではおばさんがパン焼きを実演。
この薄ーいパンは料理の上にふきんのようにかけて保温の役目をする。
ホテルのビュッフェは見た目華やかだが、お味はなんだかいまいち。死海ではモーベンピックよりも隣のマリオットの方がおいしいのでおすすめ。
そして食事の最後はコーヒーでしめる。アラブのコーヒーはトルコ式と同じで粉を直接煮出す方式だが、トルコと違っているのはカルダモンが入っていること。
アンマンに店内でコーヒーを焙煎している本格的なコーヒー屋さんがあったので買ってみると、普通にコーヒーを挽いた所であとから大きなスプーンに一杯カルダモンを挽いた粉を入れて混ぜ、さらに袋をとじる前にもう一杯カルダモンを入れていた。このコーヒーは普通のコーヒーメーカーでいれても香り高くておいしい。お土産に最適。
行く前には毎日ケバブばかりで飽きてしまうのではないかと心配していたヨルダンの食事。思った以上にバラエティがあって、とうとう一度もアラブ以外に逃げなかった。
ヨルダンはおいしい!
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豆のスープ、フールはイエメンでおいしかったので食べてみたが、アンマンのもペトラのも味がなくていまいちだった。ザータルとオリーブオイルをかけてみたが、まだ何か足りない。
裂きイカのように見えるのは塩辛いチーズ、その隣は濃いヨーグルトのラブネ。これにオリーブと紅茶がアラブの定番。
お昼の定番はファラフェル・サンド。
豆のコロッケが中に挟まっていて、これがほくほくとおいしい。ただしペトラで食べたこれはパンが洋風で、お値段も2.5ディナールと観光客値段。
アンマンの旧市街で食べたお昼。
ヨーグルトスープに入った肉団子と、隣はブルグル(挽き割り小麦)。すっぱくて塩味のスープはなじみがないが、これは嫌いではない。
こちらはパイの中にピラフと羊肉の入った凝ったお料理。
偶然入ったお菓子屋さんの上のレストランは、おいしくてサービスも良くて大満足。
アンマンの安ーい食堂の夕食。
アラブ式の薄いパンの間にひき肉を挟んで焼いたもの。ちょっと油っぽいが、スナック感覚でどんどんいける。
なすとケバブはアラブ・パンにはさんで食べる。
アンマンの高級レストラン、「タヌーリーン」
外国人駐在員とお金持ちヨルダン人ばかりの店はさすがにきれいでサービスも上等。
たくさん頼んだ前菜も写真を撮る前に取り分けられてしまった。
大好きなタブーリ(パセリのサラダ)、ファトゥーシュ(ピタパン入りサラダ)、ムタバル(なすのペースト)、ブドウの葉の詰め物、チーズなど、どれもさすがに上品な味でおいしい。
このフムス(ヒヨコ豆のペースト)などいくらでもパンを食べてしまってやばい。
メインはミックスグリル。ふだんは羊肉を食べない友人も絶賛したほどのおいしさ。
アンマンの高級店はさすがに違う。
ペトラの夕食はホテルの並びの小さなレストラン。でもここが大当たり。
前菜の奥の緑色の飲み物はミント入りレモンジュース。フレッシュな葉がたっぷり入ったこの飲み物はヨルダンで最大の収穫。むちゃくちゃうまい!
ベドゥイン料理というマンサフ。ゆでた羊肉とそのスープで炊いたご飯にヨーグルトソースをかけていただく。肉も柔らかくておいしいが、ご飯がおいしくてこれは気に入った。
こちらは死海リゾートのマンサフ。プレゼンテーションは派手だが、味はペトラの方がずっとよかった。
これもベドゥインの料理という鶏のシチュー。卵が入っていて優しい味。
もう一つベドゥイン料理、鶏と玉ねぎをスマックで炒めたもの。スマックというのは日本の「ゆかり」にそっくりなハーブ。トルコ料理でも使うが、ドバイのスーパーには「ヨルダン・スマック」と「シリア・スマック」というのが別々に売られていて、色が微妙に違っていた。使い方も違うのだろうか。
死海リゾートのビュッフェではおばさんがパン焼きを実演。
この薄ーいパンは料理の上にふきんのようにかけて保温の役目をする。
ホテルのビュッフェは見た目華やかだが、お味はなんだかいまいち。死海ではモーベンピックよりも隣のマリオットの方がおいしいのでおすすめ。
そして食事の最後はコーヒーでしめる。アラブのコーヒーはトルコ式と同じで粉を直接煮出す方式だが、トルコと違っているのはカルダモンが入っていること。
アンマンに店内でコーヒーを焙煎している本格的なコーヒー屋さんがあったので買ってみると、普通にコーヒーを挽いた所であとから大きなスプーンに一杯カルダモンを挽いた粉を入れて混ぜ、さらに袋をとじる前にもう一杯カルダモンを入れていた。このコーヒーは普通のコーヒーメーカーでいれても香り高くておいしい。お土産に最適。
行く前には毎日ケバブばかりで飽きてしまうのではないかと心配していたヨルダンの食事。思った以上にバラエティがあって、とうとう一度もアラブ以外に逃げなかった。
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