初めての国ではポストから絵葉書を出すことを趣味にしているが、タジキスタンほどこれが難しかった国はない。
まずは絵葉書を売っているところがなかなか見つからない。
ヒッサールとドゥシャンベの国立博物館の売店にはあったがどちらも20枚ほどのセット。
そんなにはいらないと見送ったら他にはなくて、結局はロンプラに出ている土産物屋まで出向く羽目になり、やっぱり20枚のペラペラの絵葉書を買うことになった。
大統領の肖像まで入ったセットだったけど。
ではがきに住所を書き、投かんしようとするとなんと、ドゥシャンベの中央郵便局が見つからない。
本来はルダーキー公園そばの大きなロータリーにあるはずなのだが、改築中とやらで移転先がわからない。
「ポストで出したい」と言うと、ガイドさん曰く「ポストなんて見たことがない」。実際、街中をきょろきょろしてみてもポストらしき姿はどこにも見当たらない。
結局首都での投かんはあきらめ、ホルグの町でやっと郵便局に寄ってもらえた。
町の中心、電信電話局とつながった建物で立派に見え、奥にはインターネットのコーナーもある。
しかし窓口は一つで閑散としており、係りのお姉さんも「何しに来たの?」と言わんばかり。
ここで切手を買ってはがきを受け付けてもらったが、国際郵便の切手代一つでもなかなかいくらかわからなくて手間取った。
このはがきは結局丸1か月かかって日本に到着。
お姉さんの受付サインはあるが、切手に消印はない。
ちなみにこの郵便局にはこんな絵葉書も売っていた。
さらに東へ進み、パミール高原真っ只中のムルガブにも郵便局があるはず、とガイドさんに聞いてみた。
すると「この町の郵便局が開いているのを見たことがない」と言う。
それでも行ってみたいとねばると、親切に一緒に行ってくれたが
やっとたどりついた郵便局は やっぱり閉まっていた。
親切なガイドさんは「ここがいつも閉まっていることが確認できてよかったわ」と言ってくれたが、それではこのあたりの人は手紙や小包を全く出さないのかと聞くと、郵便制度が全くあてにならないので知り合いや乗合自動車に預けるのだと言う。それで届くのもすごい。
ではタジキスタンにはまったくポストがないかと言うと、実は一つだけ見かけたことは見かけたのだ。
西部、イスタラフシャン郊外の村で見かけたこちら、郵便局と同じ文字が書かれているし、調べるとロシアのポストは青色らしいので確かにポスト。
しかしこれがあったのは墓地の入り口の門。ここに投函して集配されるとはとても思えない。
ソ連時代の遺物だろうか。
ところで先日我が日本国の郵便局に行ったら窓口でこんなものを発見。
ポスト型スティックのり
ポストがなくなったらやっぱり寂しい。
過去のポスト・コレクションはこちら↓
ふみの日記念 ポスト・コレクション
ポスト・コレクション 2
香港のポスト
ポスト・コレクション 4
ベトナムのポスト
バングラデシュのポスト
キプロスのポスト
ポスト・コレクション 8
モロッコのポスト
ポスト・コレクション 10
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まずは絵葉書を売っているところがなかなか見つからない。
ヒッサールとドゥシャンベの国立博物館の売店にはあったがどちらも20枚ほどのセット。
そんなにはいらないと見送ったら他にはなくて、結局はロンプラに出ている土産物屋まで出向く羽目になり、やっぱり20枚のペラペラの絵葉書を買うことになった。
大統領の肖像まで入ったセットだったけど。
ではがきに住所を書き、投かんしようとするとなんと、ドゥシャンベの中央郵便局が見つからない。
本来はルダーキー公園そばの大きなロータリーにあるはずなのだが、改築中とやらで移転先がわからない。
「ポストで出したい」と言うと、ガイドさん曰く「ポストなんて見たことがない」。実際、街中をきょろきょろしてみてもポストらしき姿はどこにも見当たらない。
結局首都での投かんはあきらめ、ホルグの町でやっと郵便局に寄ってもらえた。
町の中心、電信電話局とつながった建物で立派に見え、奥にはインターネットのコーナーもある。
しかし窓口は一つで閑散としており、係りのお姉さんも「何しに来たの?」と言わんばかり。
ここで切手を買ってはがきを受け付けてもらったが、国際郵便の切手代一つでもなかなかいくらかわからなくて手間取った。
このはがきは結局丸1か月かかって日本に到着。
お姉さんの受付サインはあるが、切手に消印はない。
ちなみにこの郵便局にはこんな絵葉書も売っていた。
さらに東へ進み、パミール高原真っ只中のムルガブにも郵便局があるはず、とガイドさんに聞いてみた。
すると「この町の郵便局が開いているのを見たことがない」と言う。
それでも行ってみたいとねばると、親切に一緒に行ってくれたが
やっとたどりついた郵便局は やっぱり閉まっていた。
親切なガイドさんは「ここがいつも閉まっていることが確認できてよかったわ」と言ってくれたが、それではこのあたりの人は手紙や小包を全く出さないのかと聞くと、郵便制度が全くあてにならないので知り合いや乗合自動車に預けるのだと言う。それで届くのもすごい。
ではタジキスタンにはまったくポストがないかと言うと、実は一つだけ見かけたことは見かけたのだ。
西部、イスタラフシャン郊外の村で見かけたこちら、郵便局と同じ文字が書かれているし、調べるとロシアのポストは青色らしいので確かにポスト。
しかしこれがあったのは墓地の入り口の門。ここに投函して集配されるとはとても思えない。
ソ連時代の遺物だろうか。
ところで先日我が日本国の郵便局に行ったら窓口でこんなものを発見。
ポスト型スティックのり
ポストがなくなったらやっぱり寂しい。
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ふみの日記念 ポスト・コレクション
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香港のポスト
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