蔵王温泉には3軒の共同浴場があるが
いずれも泊まったえびやさんのご近所、部屋には利用券がたくさん置いてあって、旅館に宿泊していれば入り放題。
上湯は部屋の窓からも見えるすぐお隣なので、まずはこちらのお湯をいただきに。
入った時には2、3人いたお客さんがすぐに出て行って、ラッキーなことに貸し切り状態。
木のすのこに屋根も美しい湯屋。浴槽の内側は淡い水色のペンキで塗られていて、硫黄の香りは強いが思ったほどの濁りはなく、底に湯の華が沈んでいることもない。
pH1.6と強酸性のお湯は43℃と今までの中では一番熱いけれど、家のお風呂もそれぐらいなので問題なし。
傷があるとしみるけれど、お湯の中で肌をさするとスルスルする。
翌日の朝に向かったのは横道に入った所にひっそりとある川原湯。すぐ隣には日帰り温泉施設のかわらやがある。
入るとこちらも他にお客さんのいない独占状態。
こちらの浴槽は上湯よりも少し小さいが、すのこ状になった底や側面から温泉が出ており、水道管から注がれているのは冷水。おかげでスノコの上に座るとお尻が熱いが、お湯の温度は42℃の適温。
なめると酸っぱさと同時に渋みを感じるお湯、上湯よりも鮮度がよく感じられて、こちらの方が好き。
続けて最後の1軒、高湯通りに面した下湯。
浴室の造りはどこもほぼ一緒だけれど、こちらの浴槽の底には細かい湯の華がたくさん沈んでいる。
そしてこちらの湯口からはラッコちゃんによれば50℃の高温の源泉が滔々と。しかしどこからか冷水も入れられているのか、浴槽内の温度は42℃に保たれていて、もっと熱いかと思っていた蔵王のお風呂はどこも入りやすくて実に快適だった。
全身から硫黄の匂いを漂わせて、10時にえびや旅館さんをチェックアウト。
帰り際に女将さんにいろいろ情報をいただいて、おすすめの喫茶店「さんべ」さんでコーヒー。
こちらの店内には看板猫の写真がいっぱい。そこで「今日は猫は出てきてくれないんですか」と聞くと、それまで寡黙だったマダムの舌が一挙にほぐれて、「親ばかですけど」とお客さんが撮ってくれたというアルバムまで登場。
そのうち自分の話をされていると気が付いたのか、この時間は寝ているはずの看板猫様が出てきてくださった。
ハナちゃんはもう16歳だそうだが、大事にされているのでお元気。
本当はこのお店の稲花餅(いがもち)をおすすめされていたのだが、最初覗いた時にはまだ営業を開始していなかったので他の店で買ってしまった。
蔵王名物というこのお餅はもち粉とうるち米の生地の中に漉し餡が入り、一口サイズのものが3つづつ笹の葉に乗った姿がかわいい。すぐに固くなってしまうので賞味期限は一日、固くなってしまったら天ぷらにする、とえびやの女将さん。
温泉街にはこれを作る店が6軒あるそうだが、味はどれだけ違うのだろうか。
ハナちゃんにしばらく遊んでもらい、山形に帰るべくバスターミナルへ。
月曜の午前中でも思いがけずお客さんが多いが、なんとか座席を確保できて一安心。
雪の蔵王を下り、
山形駅でおそばとふうき豆アイス、ずんだアイスなど食べていたら新幹線を一本直前で逃して、1時間近くも次を待つはめになった。
東京に戻ったら山形と変わらない雪景色で、早く帰ろうと急ぐ人たちのラッシュに巻き込まれてしまったのは大誤算。
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いずれも泊まったえびやさんのご近所、部屋には利用券がたくさん置いてあって、旅館に宿泊していれば入り放題。
上湯は部屋の窓からも見えるすぐお隣なので、まずはこちらのお湯をいただきに。
入った時には2、3人いたお客さんがすぐに出て行って、ラッキーなことに貸し切り状態。
木のすのこに屋根も美しい湯屋。浴槽の内側は淡い水色のペンキで塗られていて、硫黄の香りは強いが思ったほどの濁りはなく、底に湯の華が沈んでいることもない。
pH1.6と強酸性のお湯は43℃と今までの中では一番熱いけれど、家のお風呂もそれぐらいなので問題なし。
傷があるとしみるけれど、お湯の中で肌をさするとスルスルする。
翌日の朝に向かったのは横道に入った所にひっそりとある川原湯。すぐ隣には日帰り温泉施設のかわらやがある。
入るとこちらも他にお客さんのいない独占状態。
こちらの浴槽は上湯よりも少し小さいが、すのこ状になった底や側面から温泉が出ており、水道管から注がれているのは冷水。おかげでスノコの上に座るとお尻が熱いが、お湯の温度は42℃の適温。
なめると酸っぱさと同時に渋みを感じるお湯、上湯よりも鮮度がよく感じられて、こちらの方が好き。
続けて最後の1軒、高湯通りに面した下湯。
浴室の造りはどこもほぼ一緒だけれど、こちらの浴槽の底には細かい湯の華がたくさん沈んでいる。
そしてこちらの湯口からはラッコちゃんによれば50℃の高温の源泉が滔々と。しかしどこからか冷水も入れられているのか、浴槽内の温度は42℃に保たれていて、もっと熱いかと思っていた蔵王のお風呂はどこも入りやすくて実に快適だった。
全身から硫黄の匂いを漂わせて、10時にえびや旅館さんをチェックアウト。
帰り際に女将さんにいろいろ情報をいただいて、おすすめの喫茶店「さんべ」さんでコーヒー。
こちらの店内には看板猫の写真がいっぱい。そこで「今日は猫は出てきてくれないんですか」と聞くと、それまで寡黙だったマダムの舌が一挙にほぐれて、「親ばかですけど」とお客さんが撮ってくれたというアルバムまで登場。
そのうち自分の話をされていると気が付いたのか、この時間は寝ているはずの看板猫様が出てきてくださった。
ハナちゃんはもう16歳だそうだが、大事にされているのでお元気。
本当はこのお店の稲花餅(いがもち)をおすすめされていたのだが、最初覗いた時にはまだ営業を開始していなかったので他の店で買ってしまった。
蔵王名物というこのお餅はもち粉とうるち米の生地の中に漉し餡が入り、一口サイズのものが3つづつ笹の葉に乗った姿がかわいい。すぐに固くなってしまうので賞味期限は一日、固くなってしまったら天ぷらにする、とえびやの女将さん。
温泉街にはこれを作る店が6軒あるそうだが、味はどれだけ違うのだろうか。
ハナちゃんにしばらく遊んでもらい、山形に帰るべくバスターミナルへ。
月曜の午前中でも思いがけずお客さんが多いが、なんとか座席を確保できて一安心。
雪の蔵王を下り、
山形駅でおそばとふうき豆アイス、ずんだアイスなど食べていたら新幹線を一本直前で逃して、1時間近くも次を待つはめになった。
東京に戻ったら山形と変わらない雪景色で、早く帰ろうと急ぐ人たちのラッシュに巻き込まれてしまったのは大誤算。
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