Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

18年冬の東北 6 蔵王温泉の外湯めぐり

2018-01-31 17:37:35 | 国内旅行
蔵王温泉には3軒の共同浴場があるが
 いずれも泊まったえびやさんのご近所、部屋には利用券がたくさん置いてあって、旅館に宿泊していれば入り放題。

 
上湯は部屋の窓からも見えるすぐお隣なので、まずはこちらのお湯をいただきに。
 
入った時には2、3人いたお客さんがすぐに出て行って、ラッキーなことに貸し切り状態。
木のすのこに屋根も美しい湯屋。浴槽の内側は淡い水色のペンキで塗られていて、硫黄の香りは強いが思ったほどの濁りはなく、底に湯の華が沈んでいることもない。
pH1.6と強酸性のお湯は43℃と今までの中では一番熱いけれど、家のお風呂もそれぐらいなので問題なし。
傷があるとしみるけれど、お湯の中で肌をさするとスルスルする。
 
翌日の朝に向かったのは横道に入った所にひっそりとある川原湯。すぐ隣には日帰り温泉施設のかわらやがある。
 
入るとこちらも他にお客さんのいない独占状態。
 
こちらの浴槽は上湯よりも少し小さいが、すのこ状になった底や側面から温泉が出ており、水道管から注がれているのは冷水。おかげでスノコの上に座るとお尻が熱いが、お湯の温度は42℃の適温。
なめると酸っぱさと同時に渋みを感じるお湯、上湯よりも鮮度がよく感じられて、こちらの方が好き。

続けて最後の1軒、高湯通りに面した下湯。
  
 
浴室の造りはどこもほぼ一緒だけれど、こちらの浴槽の底には細かい湯の華がたくさん沈んでいる。
そしてこちらの湯口からはラッコちゃんによれば50℃の高温の源泉が滔々と。しかしどこからか冷水も入れられているのか、浴槽内の温度は42℃に保たれていて、もっと熱いかと思っていた蔵王のお風呂はどこも入りやすくて実に快適だった。

全身から硫黄の匂いを漂わせて、10時にえびや旅館さんをチェックアウト。
帰り際に女将さんにいろいろ情報をいただいて、おすすめの喫茶店「さんべ」さんでコーヒー。
 
こちらの店内には看板猫の写真がいっぱい。そこで「今日は猫は出てきてくれないんですか」と聞くと、それまで寡黙だったマダムの舌が一挙にほぐれて、「親ばかですけど」とお客さんが撮ってくれたというアルバムまで登場。
そのうち自分の話をされていると気が付いたのか、この時間は寝ているはずの看板猫様が出てきてくださった。
 ハナちゃんはもう16歳だそうだが、大事にされているのでお元気。

本当はこのお店の稲花餅(いがもち)をおすすめされていたのだが、最初覗いた時にはまだ営業を開始していなかったので他の店で買ってしまった。
 蔵王名物というこのお餅はもち粉とうるち米の生地の中に漉し餡が入り、一口サイズのものが3つづつ笹の葉に乗った姿がかわいい。すぐに固くなってしまうので賞味期限は一日、固くなってしまったら天ぷらにする、とえびやの女将さん。
温泉街にはこれを作る店が6軒あるそうだが、味はどれだけ違うのだろうか。

ハナちゃんにしばらく遊んでもらい、山形に帰るべくバスターミナルへ。
 
月曜の午前中でも思いがけずお客さんが多いが、なんとか座席を確保できて一安心。

 雪の蔵王を下り、
 
山形駅でおそばとふうき豆アイス、ずんだアイスなど食べていたら新幹線を一本直前で逃して、1時間近くも次を待つはめになった。

東京に戻ったら山形と変わらない雪景色で、早く帰ろうと急ぐ人たちのラッシュに巻き込まれてしまったのは大誤算。


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18年冬の東北 5 樹氷ライトアップ

2018-01-29 22:27:09 | 国内旅行
夕食後、えびや旅館から15分ほど歩いてやって来たのは蔵王ロープウェイの山麓駅。
 宿で100円割引、往復2500円の乗車券を買ってきたのでそのまま乗り場へ。
 
10分おきに出るロープウェイは出発する時にはぎっしり満員。おかげで寒くなかったけれど。
乗っているお客さんの半分以上は中華系だったと思われる。

 乗車7分で標高1331mの樹氷高原駅に到着。
 
まわりの木々はカラフルにライトアップされ、凍った枝先がきれい。
ただしこのあたりではまだ樹氷ではない。

ここからさらに自動循環式フニテルに乗車して標高1661mの地蔵山頂駅へ。
 こちらは次々にゴンドラがやってくるので待つ必要もなく、一台に6人ほどしか乗らなかったが、窓は凍っているうえに外もぼんやりともやっていて、10分の乗車時間が寒くて長く感じる。

そして到着した山頂駅。
 気温は-12度とのことでどこもかしこも白く凍りついている。
意を決して外に出れば
 
目の前にはライトアップされた樹氷。
 
前の週が暖かくて成長しなかったとのことでまだ小さいが、不思議な形は英語名のアイスモンスターらしい。

しかしここは風が吹いて寒い!
気温は-12℃でもおそらく体感気温は-15℃以下、特に写真を撮ろうと手袋をぬぐので指先が凍りつくようで痛い。
南極に行った時だってこんなに寒くなかったぞ。

この寒さの中、上半身裸になって写真を撮っている中華系の若者たちにあきれつつ、年寄りはさっさと撤収。

 
下りのゴンドラからは外が少し見えて、樹氷未満も雪をかぶって幻想的。

ロープウェイを降りたら、宿への途中にあったカフェバーで一休み。
 薪ストーブとコーヒーがありがたい!

宿に帰ったらもちろん温泉に直行。


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18年冬の東北 4 蔵王温泉「えびや旅館」

2018-01-28 19:39:59 | 国内旅行
宿の車で雪のちらつく鶴岡駅に到着。

車内で鶴岡に詳しいらしいおばさまが他のお客さんにおすすめしていたお菓子を駅売店で購入。
 このお菓子、売店のPOPにも売上No.1とあったけれど、求肥もちの入ったきんつばが上品な甘さで、さすが城下町というおいしさ。

鶴岡からは酒田行きの普通列車に乗ったが
 
反対車線には全身ピンクの「いなほ」がやってきてびっくり。昨日のバスといい、ピンクがはやっているのか?

20分ほどの乗車で余目駅で下車。
 
ここで陸羽西線に乗り換えるのだが、乗り継ぎ時間が40分もあるので
 駅前にある庄内町新産業創造館「クラッセ」なる施設を覗いてみる。
 
木材を多用した館内はとてもきれいで、「やくけっちゃーの」なるしゃれたレストランがあったり、庄内町の産品を売るなかなか充実した売店があったり。野菜が安くてうらやましかったが
 ここで買った椎茸の肉厚なこと。
その下の丸いものは最近はやりの味噌玉。フキノトウやモズク入りで、干し柿も少し入っているらしい。

 
陸羽西線は最上川に沿って走る。
 車窓の景色は真っ白で建物もろくにないが、途中駅からは外国人も含む観光客が結構乗ってくる。皆さん、この寒いのに最上川下りでもしていたのだろうか。

 
新庄駅の構内で、本日のお昼は余目で買った「トドロキサンド」。見事な焼き上がりの卵焼きは意外にも薄味のダシ巻。

ここから山形までは新幹線「つばさ」で40分。
 
すぐに蔵王温泉行きのバス停に行くと臨時バスも出る盛況ぶりで、乗ったバスも満席。
日曜の午後なのに、と驚いたが、この日は女子ジャンプの大会が開かれていたのでそのせいかもしれない。

バス乗車40分で蔵王温泉バスターミナルに到着。

  
高湯通りをまっすぐ、共同浴場の下湯、上湯を通り過ぎ、酢川温泉神社の鳥居の前にあるのが今夜お世話になる「えびや旅館」さん。
 広々としたロビーに入ると人が大勢いてまた驚いたが、半分はお帰りになるお客さんだったよう。
一人で奮闘する女将さんが親切にいろいろ説明してくれてお部屋へ。

増築を繰り返したらしい館内は細かな段差がたくさんあってちょっと複雑。
  
いかにも昔風の扉も見えるが、我々はちょっと贅沢にトイレ付のリニューアル和室8畳。と言ってもリーズナブルな11,000円。さすがにきれいで快適。

さて蔵王と言えば硫黄の温泉、バスを降りた途端に道路脇からは湯気が上がり、硫黄の香りがするが、このお宿の温泉ももちろん硫黄泉、しかもこの旅館独自の源泉だそうで
  
手前に4つカランの並ぶ内湯は5,6人でいっぱいになりそうな、それほど大きなものではないが、窓の向こうには眺望はないものの外気の入る露天があって、こちらも同じぐらいの大きさ。
そしてお湯は細かな湯の華の見える白濁湯、加水も加温もしていないかけ流しだそうだが湯口で42℃、浴槽で40℃と入りやすく
 蛇口が真っ黒に変色するほどの強酸性でなめるとレモンのように酸っぱいが、新鮮なお湯で気持ちいい~。

食事はお座敷の食事処で
 
天然のきのこや山菜、寒いので鴨鍋がありがたく
 
アンコウの天ぷらや鮎の塩焼きは温かいものを運んでくださる。
 締めはリンゴのコンポートで奇をてらわない旅館の食事だが、これらをそそくさといただいて、今夜はこれからでかけなければならない。


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18年冬の東北 3 湯田川温泉「珠玉や」

2018-01-26 16:37:54 | 国内旅行
さて、湯田川温泉でお世話になったのは「珠玉や」さん。
 
黒塀をくぐり、かっこいい自動ドアを入ると
 
キリムを使ったイスの並ぶかわいらしいロビーがある。

すぐに案内されたのは4階の8畳間。
 
扉を開けると廊下の端に洗面台があり、右手がトイレ、左手がお部屋。
 
すぐ隣に「正面の湯」の屋根が見え、お茶請けに用意されていたのは素朴な味の栃餅。

こちらの宿は湯田川温泉でも一番評判の高い「九兵衛旅館」の姉妹館で、お風呂も共用で入れるとのことなので、正面の湯に続いては姉妹館へ。
 
有名旅館だけれど表通りからはちょっとだけ奥まった所にひっそりとある玄関。ロビーにはタコやペンギンもいる吊るし雛が飾られ
 こちらの一角は藤沢周平コーナー。
このすぐ近くに藤沢地区があり、奥さんがそちらの出だったのでペンネームを藤沢としたとか。
教えていた学校もすぐ近所、先ほどの神社では映画「たそがれ清兵衛」のロケが行われた、とこの周辺ではとにかく藤沢周平。

 ここから階段を降りたところにあるのがこの時間女湯だった「川の湯」。
こちらは地下で眺望がない代わりに
 
なんと壁一面が水槽になっていて、大きな金魚がいっぱい。
 大きなものは本体だけで20cmほどはありそうなこの金魚、庄内金魚という種類だそうだ。

金魚を見ながら小判型のお風呂にたっぷり浸かったら、宿に戻って夕食の時間。

 
テーブルごとに仕切られた食事処でまずはフキ味噌の乗ったあさつきやせりなどの前菜をいただき
 
並んでいたお造りや豚しゃぶを食べようとしていると
 「早く食べないと溶けちゃうのでこちらを先に」と運ばれてきたのは百合根のムース。これが生クリームでも使われているのか、濃厚なヴィシソワーズのようですごくおいしい。
 
さらにフグの天ぷらや、これもおいしい鱈白子入りの茶わん蒸しが来て
 
ご飯と共に運ばれてきたのは寒鱈のどんがら汁。大きな身や肝まで入ったこのお汁、これだけでも十分一食になるぐらいのボリュームだけれど濃厚でうまい!
別腹に入れたほうじ茶アイスまでおいしくて、この食事には大満足。

お腹が落ち着いた後はこの宿のお風呂へ。
こちらには3つお風呂があるが、どれも貸し切りで空いていれば入れるシステム。

1階には2つのお風呂が並んでいて
  
奥の方は脱衣場もお風呂も貸し切りでは申し訳ないほどの大きさ。

 
翌朝入ったその隣でも4,5人は入れるほど大きく、お湯はどこも正面の湯と同じ源泉だと思うが、いささかなまりぎみだった九兵衛旅館の大浴場よりもこちらの方が鮮度が保たれていてずっといい。

さらに5階には展望風呂があって、こちらはタイミング悪く入れなかったが
 これは早起きしてでも入っておけばよかった。

 
朝食も奇はてらわず充実した内容で、郷土料理だという塩麹と昆布の入った納豆は初体験。
 きな粉プリンに食後はコーヒーもいただいて、朝からおなかいっぱい。

チェックアウトの際に「九兵衛の方にも行かれましたか」と聞かれたので、「正面の湯にも入りました、いいお湯ですね」と言うと、「そうなんです、なにしろ源泉がすぐ裏ですから鮮度が違うんです」と普通なら自分の所のお湯こそ自慢しそうなところをとてもうれしそうにする若女将。
この街の人たちがいかに温泉を大切にしているかがよくわかる。

10時の送りのバスには8人も乗り込んで、もう一台早い車もあったらしいので昨晩は満室だったのだろう。
それでもとても静かに過ごすことのできたこちらのお宿、選んで良かった。  


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18年冬の東北 2 湯田川温泉

2018-01-25 18:28:31 | 国内旅行
自在館の浦佐駅への送りは12時と遅いので、10時過ぎに宿のすぐ前にあるバス停へ。
 
やって来たバスが全身ピンクなのでびっくり。

このバスで小出駅まで30分。
道中には次々と「〇〇温泉」のバス停が現れるが、栃尾又のすぐ隣の大湯温泉以外には宿らしい宿は見当たらない。

 
思いのほか立派(失礼!)な小出駅。
 
会津方面へ向かう只見線の列車が停まり、その向こうは真っ白。
 ここから上越線の各駅停車で長岡駅へ向かう。

長岡で新幹線に乗り換えようとホームに上がると
 
今売出し中の現美新幹線が目の前に。
先頭車両はかっこいいし、蜷川実花のボディーは派手だけれど、越後湯沢と新潟間の1時間弱のためにこれに乗り換えようとはなかなか思わないんじゃないだろうか。

そんなわけで、我々は普通の「Maxとき」で新潟へ。
 
さらに「いなほ」に乗り換えて鶴岡へ。

この路線は日本海沿いを走る景勝路線だけれど
 
残念ながら朝の青空から曇り空に変わってしまった。

そこで新潟駅で買ったお弁当でお昼。
 本当は新潟で下車して食べたかったけれど、時間がなくて駅弁にした「たれカツ重」。
薄切りのお肉は脂身もなく柔らかくて、たれは味噌風味とあるがお醤油ベースであっさり。
つめたくてもおいしくいただけたが、やはりお店で福井のソースカツ丼との食べ比べがしてみたい。

鶴岡ではまた改札に今夜の宿のお出迎え。
今度は2人だけだったので、お迎えのお兄さんは鶴岡が初めての友人のために市内の見所をぐるっと回ってから宿に向かってくれる。
案内も楽しくて、なんと気が利くことか。

30分ほどで到着した湯田川温泉は一本の道の両側に9軒の宿が並ぶだけのこじんまりとした旅館街。
 
しかしどの宿も落ち着いた高級そうな雰囲気で、さすがは鶴岡の奥座敷。
以前に行った湯野浜温泉の宿の多くが休業していて寂しかったのとは違ってほっとする。

宿にチェックインして荷物を置いたら、まずはすぐ隣に建つ共同浴場「正面の湯」へ。
 ここは宿に泊まっていれば無料で入れるが、宿の人にカードで開錠してもらわなければいけない。
「このカード、この街の住人はもらえるけど、鶴岡に住んでる私はもらえないんです」と案内してくれた宿のお姉さんはくやしそう。

3時ごろに入らせてもらったが、小さな脱衣場は近所のご婦人方でいっぱい。ちょうど皆さんがいらしたところに来合わせたようだ。
お風呂場も大きくはなくて、四角い浴槽の片側にカランが3つあるだけ。浴槽は8人も入ればいっぱいの大きさ。

しかしこの浴槽にお湯がドバドバと注がれて、ここは新湯注入率が全国的に見ても突出しているとか。
おかげでたくさんの人が入っていてもお湯の新鮮さが肌で感じられ、しかも加温も加水もしていないというこのお湯がラッコちゃんによれば40℃と最適温。
ナトリウム・カルシウム-硫酸塩温泉のお湯は透明で無味無臭だが、肌触りが柔らかくて何とも気持ちがいい。

この浴槽にラッコちゃんを浮かべていたら「何度なの?」と一緒に入っていたおばあちゃんが興味津々。
40℃と聞いてみなさんもっと高温だと思っていたようだが、「ここはすぐ裏に源泉があるから」とか、「このお湯でうがいもするのよ」とか、地元の皆さんと話も弾む。
ラッコちゃんを連れて行ったのは大正解。

正面の湯を気持ちよくいただいたら、まさにその正面に建つ由豆佐売神社へお参りに。
 
と言うのもお迎えのお兄さんが「地元の人はお風呂を出たら必ずこの正面の温泉の神様に頭を下げるんです」と言っていたから。
 延喜式にも名前があると言う由緒正しいこの神社で、これからもいい温泉にいっぱい入れますように、とお願いしておいた。


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18年冬の東北 1 栃尾又温泉「自在館」

2018-01-23 19:28:18 | 国内旅行
昨年は海外旅行にかまけて(?)国内の温泉にあまり行かなかったので、今年初めての大人の休日パスでまたまた東北へ。

2018年1月19日から22日 新潟・山形の旅

今回の旅の出発はゆっくり、11時40分発の上越新幹線で。

お昼の出発となれば当然駅弁は必須。
 駅弁屋祭で今回は珍しく西日本の駅弁、西宮の「えべっさん鯛めし」1100円にしてみたが、鯛のそぼろも切り身もおいしく、ちょっと甘い青菜の煮物もイクラもいいアクセントになっていて、これは当たり。

これを食べていたら1時間半でもう目的地の浦佐に到着。
改札の前には宿のお迎えが待っていてくれて、他のお客さん7人と一緒にすぐにバスで出発。

 各座席の前には親切にも手書きの地図が用意されていて、宿までは23キロ。
 
まわりの景色は雪で真っ白、道路脇では除雪作業をしているが、これでも前の週の雪をだいぶ片づけたところとか。
ちなみにビー玉に映したような画面は今回持参した新しいカメラについている機能。これは面白いのだが、試運転の画像はぶれたものが多くて、見苦しい写真が続くことをお許し願いたい。

30分ほどで到着したのは栃尾又温泉。
 
ここには3軒の旅館が隣り合って建っているが、今回の宿泊は一番大きな「自在館」さん。
 玄関を入るとすぐに荷物を部屋に運んでくれて、その間に「秘湯を守る会」の提灯の掛かった囲炉裏端でそば茶をいただきながらチェックイン。
 
作務衣やお風呂用の籠は売店の横の棚から自分でピックアップ、部屋で食べるお菓子やお茶も好きなものを持って行ってください、と合理的なシステム。
この宿はいかに少ない人数でサービスを提供するかを工夫しているようで、宿の規模と宿泊費を考えると決して悪いことではないと思う。

今回お願いしたのは連れがいるので本館のトイレ付のお部屋。
 8畳間にはすでに布団が敷かれ、石油ストーブにこたつがうれしい。
 
角部屋の片方の窓からは目の前に薬師堂、その向こうにわずかに見えるコンクリートの建物が「うえの湯」と言うお風呂、左手に見えるのは大正時代に建てられたと言う旧館。
もう片方の窓の下には「したの湯」の屋根が見える。

お茶を一杯いただいたら早速お風呂へ。
 
なにしろここはロビーの大きな張り紙や、部屋の小冊子にも細かく書かれている通り、ラジウム温泉の霊泉なのだ。
このお宿、いたるところに張り紙があるのだが、すべて手書きでかわいい絵が付いていたりするので、わずらわしいよりはほほえましい。

目玉は大浴場なのだが、洗い場があまりないと聞いたのでまずは3ヶ所ある貸切風呂の一つへ。
 
エレベーターの向かいにある予約表に名前を書き込み、鍵を持ってお風呂場へ。

向かい合ったたぬきとうさぎのうち、うさぎの方に入ってみると
 
脱衣場は広々、お風呂は小さめだが二人で入るには十分な大きさ。
お湯は無色透明でにおいもなく、ぬるい源泉がここでは42℃に加温されているのですぐに暖まる。

ところで今回はカメラの他にもう一つ新兵器を持参。
 この温度計で湯温はばっちり正確。
ちなみにこのラッコちゃんはどなたかの温泉ブログで拝見して真似してみたのだが、何かと役に立ってくれた。

うさぎの湯のついでには空いていた隣のたぬきの湯も覗いてみたが、こちらの方が洗い場も浴槽もちょっと大きい。
 
どちらも窓を開けてはいけないそうだ

清潔になった所で大浴場へ。
栃尾又の3つの旅館は3ヶ所の大浴場を共有していて、本日は「したの湯」と「うえの湯」が女性用。
 そこでまずは「したの湯」へ。
矢印に従って進んでいくと
  
階段が下へ下へ、全部で62段あるとか。
 
途中の窓からは下に川、上に本館の建物が見える。
 ようやくたどりついたこの先に簡素な脱衣場。
そして木の壁と岩で囲まれた浴室。
 写真はHPから
手前の一人がやっと入れるほどの浴槽は加温された上がり湯、その向こうが地下からの源泉そのままで34℃のぬる~い主浴槽。
思ったよりも小さな浴室だが、10人ほどは余裕で入れる。
真ん中の岩から35℃の源泉が絶えず注がれて澄んだお湯は新鮮そのもの、浴室に漢方の様なにおいがしていたのは木の壁の匂いだろうか。

このぬるいお湯にあごまでどっぷり浸かり、誰もが無言でじっと瞑目する。
照明はお湯の出る岩だけを上から照らし、天井からは時々水滴が落ちてお湯に模様を作る。聞こえるのはお湯が流れる音だけでまるで座禅をしているよう。目を閉じるとうとうとしてしまう。
  
じっとしていると体の周囲に自分の体温の薄い層ができるのを感じる。
しかしこの時期では34℃はさすがにちょっと冷たくて、時々加温槽で温まりながら1時間。
出ても寒さを感じないのが霊泉のパワーか、他の温泉とはまったく違う浴感が実に新鮮。

のんびりしているうちに6時になって、1階の食堂で夕食。
これから宿の食事が続くので、この宿では湯治食をお願いしておいたところ
 
メニューはサバの煮つけやナスの味噌炒め、巾着卵にポテトサラダとおうちのご飯のようでほどがいい。

寝る前にはもう一風呂、と今度は「うえの湯」へ。
 
今度は本館2階の渡り廊下を通って旧館に入り
  
長い廊下を通って下に降りると
 
雪よけの屋根の掛かった通路の先に思いがけず新しくてきれいな浴場が現れてちょっと驚く。
手前の赤いのれんが「うえの湯」、その先の青いのれんが最近できたと言う「おくの湯」。

 「うえの湯」の写真もHPからお借りしたが、こちらも34℃の主浴槽に小さな加温槽がある造りは「したの湯」と同じ。ただし洗い場はずっと広くてカランも3つあり、浴槽も少し大きい。
浴槽は青いタイルで全体に明るいのだが、どうも明るすぎて「したの湯」のように瞑想気分にはならない。
そしてなによりもお湯の鮮度が違う。上と下でこんなに鮮度が違うものかと驚いたが、あるいは夜遅くに入ってお湯がなまっていたせいかもしれない。
いずれにしろお湯の鮮度のありがたさを改めて実感。

朝には男女が入れ替わって、こちらは「おくの湯」。
 写真はHPから
一番新しいこちらは「うえの湯」よりもまた少し大きいが、浴槽の縁に岩を使い、壁や天井にはダークな木を使って落ち着いた雰囲気。
あるいは「うえの湯」の反省からこうしたのか、こちらの方が「したの湯」の雰囲気に近くてずっといい。

待ちかねた朝食は8時から。
 
サラダや卵、大粒のラジウム納豆などはセルフ方式。
食後のコーヒーも飲み放題で、それ以上に冷やした源泉がまろやかでとてもおいしい。

これで今回の宿泊費は一人13,590円。
食堂には一人旅の人たちが6人ほどいたし、ここは疲れた時に連泊して湯治をするのが良さそうだ。


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ポスト・コレクション 16

2018-01-18 15:08:37 | コレクション
2017年に集めたポスト、オマーンはすでに紹介済みなので、次はスペイン。

 
これが久々のヒットで、黄色いキノコ型もかわいいし、角笛が王冠をかぶったマークも王室のある国らしくかっこいい。
そしてなぜか投函口にはカタツムリの絵が付いているのがまたむちゃくちゃかわいい。
調べると郵便をe-mailに対してsnail mailという言い方があるそうでそのせいかもしれないが、これがすべてのポストについているのか、それとも誰かのいたずらなのか、そこまでは調べがつかなかった。

 
同じスペインでも新しいポストは黄色と青、その隣の小さな箱はコルドバのパティオ巡りの玄関先で見たのでたぶんポストではなく郵便受け。
どちらも王冠のマークがかっこいいが、カタツムリはついていない。

バルト諸国を見ると
 リトアニアはやはり黄色で、マークも角笛。

 
ラトビアは黄色と青のツートンカラーで、封書のマークはわかりやすいがちょっと事務的な感じ。

 エストニアでは角笛が復活するが、色はオレンジ。

 フィンランドもオレンジ色なのでそのつながりだろうか。
こちらはポストのロゴ・デザインがかっこいい。

日本では富山のお土産屋さんでこんなものを見つけた。
 駅前のポストに乗っていた薬売りのおじさん、新幹線駅開業とともにお役御免になってしまったのでこちらに引き取られたとか。

そしてこれは「海の駅 九十九里」という物産館の前に立っている青いポスト。
 
速達専用ポスト以外で青いのはこれだけだそうで、九十九里町では顔出し看板まで作って絶賛売出し中。


過去のポスト・コレクションはこちら↓

ふみの日記念 ポスト・コレクション
ポスト・コレクション 2
香港のポスト
ポスト・コレクション 4
ベトナムのポスト
バングラデシュのポスト
キプロスのポスト
ポスト・コレクション 8
モロッコのポスト
ポスト・コレクション 10
タジキスタンのポスト
ポスト・コレクション 12
ポスト・コレクション 13
ポスト・コレクション 14
ポスト・コレクション 15


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バルト旅行の戦利品

2018-01-17 19:48:41 | ヨーロッパ
ジャムを作り、パンやチーズを買い込んだバルト旅行、買い物はもちろんそれだけではない。

これも重かったチョコレート。
 
各国それぞれ有名メーカーがあって、エストニアの代表はカレフ社。フェリーの中で売られていたのもこのエストニアの製品で、かなりの大きさの板チョコもおいしかったので家族がペロリと食べてしまった。
ラトビア代表は袋とその下のバーを作っているライマと言う会社だが、ここのはどれも甘すぎてチョコの質もいまいち。
フィンランドはファッツェル社のゲイシャというチョコレートが定番土産のようだが、これもかなり甘くて好みには合わず。
その上の板チョコ2つはリトアニアの製品だが、こちらは質のいいチョコレートで、今回の4か国食べ比べではこれが一番おいしいと思った。

 インスタント・オートミールもバルト三国それぞれ個包装のばら売りがあったので買い込んでみた。
まだ全部試していないが、ベリー類が多いのがうれしい。

エストニアにはこの他に「カマ」というこの国ならではの食材があって
 
これは小麦、ライ麦、大麦、オーツ麦、それに豆類を合わせて粉にしたもの。
 こんな風にヨーグルトとベリー類と混ぜて食べるのだが、ザラザラとした食感ながら香ばしくていかにも体に良さそう。

 こちらはリトアニアのオーガニック・ショップで買った雑穀クッキー。これも噛みしめるとおいしくて、お値段も手ごろなのはうらやましい限り。

 蜂蜜はヴィリニュスのマーケットで菩提樹のものが2.4ユーロ、リガの専門店で買った物はソバ蜂蜜3.3ユーロ。

 
リガのマーケットではハーブティーを買い、売り子のおばちゃんは身振り手振りでそれぞれどこに効くと教えてくれたけれど、あまりおいしくはなさそうなのでポプリに。
その下の缶詰には小さなイワシの様な魚がぎっしり詰まっているが、1つ1ユーロもしないこれがとてもおいしい。

 
消え物以外ではヴィリニュスのリネンのクッションカバーがお気に入り。

身に着けるものはタリンで靴下と帽子を買い
 
琥珀のペンダントはヘルシンキのマーケットで箱がかわいくてお買い上げ。
馬のペンダントはラトビアの伝統的モチーフだそうだ。

 印刷物は今回はこれだけ。

そしてフィンランドではもちろんムーミン!
 
ニョロニョロの靴下がお気に入り。

 その他にも各国でカップスープやハーブキューブを買い込んで、いやはや、帰国の荷物は重かった。

ところで物価の安かったバルト三国、実は付加価値税が驚くほど高くて、食料品でもリトアニアとラトビアは21%、エストニアも20%付いていた。
物価の高いフィンランドでも食品の付加価値税は14%だったからいかに高いことか。
それであの値段なのだから元の値段はさらに安いわけではあるが。


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バルト諸国の乳製品

2018-01-15 18:11:47 | ヨーロッパ
バルト諸国は乳製品もおいしいのだけれど、中でもはまったのはこちらのお菓子。
 これはエストニアのスーパーの冷蔵棚だが、ご覧の通りいろいろなメーカーのいろいろなバラエティがずらり。

リトアニアで買った物は写真がないが、ラトビア産に
  
 こちらはエストニア産。
パッケージの絵を見るだけでも様々な種類があることがわかる。

中身はカッテージチーズとヨーグルトの中間のようなものがチョコレートがけされていて
 
中に細かいフルーツが入っていたり、ジャムが入っていたり。
リトアニアでは芥子粒が入ったものもあって、これもプチプチの舌触りが楽しく、とにかく甘くて酸っぱくてとてもおいしく、小さくて一つ5、60円と安いので毎日デザートに食べていた。

このチーズ菓子、1950年代にソ連で子供の栄養補給のためにと作られたものだそうで、ロシア語では「シローク」と呼ばれるらしい。
ロシアにおいしそうなイメージはなかったが、これといい、黒パンといい、ロシアの食べ物は口に合うかも。
旧ソ連のお菓子なので、バルト三国からフィンランドに渡ると見当たらなくなってしまう。

乳製品では普通のチーズも4カ国を食べ比べ。
もちろん各国たくさんの種類があるのだが、日本に持ち帰ったのはスーパーで入手したこちら↓
 真ん中上からラトビア、エストニア、フィンランド、リトアニアのチーズ。

エストニアのはオランダのゴーダのように癖がなく、スライスされているので使いやすい。
ラトビアのお坊さん印はスモークチーズで、スモークは強めだがやはり癖はなく食べやすい。
丸いフィンランド製は意外にも癖の強いウォッシュ。
そして特筆すべきは三角のリトアニア製で、これがイタリアのパルミジャーノにそっくり。12か月から36か月まで熟成度合もいろいろあり、24か月でもコクがあってとてもおいしかった。
180gで500円程度だから、これはお得。

と、こんなものを買い込むから帰りの荷物が重くなるのだ。


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バルト諸国の黒パン

2018-01-14 17:54:17 | ヨーロッパ
今回のバルト縦断の旅、うれしかったのは各国でおいしい黒パンが食べられたこと。

黒パンと言えば日本ではドイツ系のものが一般的だが、中央アジアやコーカサスでロシア系黒パンのおいしさに目覚めた。
そして旧ソ連邦に組み込まれていたバルト諸国ではそのロシア系の黒パンがおいしいのだ。

ホテルやレストランでは白いパンやクロワッサンも出されてそれらも悪くないけれど
  
 パンかごには必ず黒パンが入っている。
(上はLiepupe Manor、Vincent's、Villa Ammendeのパン)

市場に行けばもちろんパン屋があって
 まずはリトアニアはヴィリニュスの市場で、黒パンの種類の豊富なこと。
 同じ市場内の、こちらはクッキーなど甘いもの系もふんだんにあるパン屋さん。
ここで買ったカヌレもおいしかったし、スーパーで買ったパンよりナッツの方が多いんじゃないかと言う黒パンもすごくおいしかった。

ラトビアのリガのあの大きな市場には当然パン屋が何軒も入っていて、ちょっと中東っぽい大きな平パンも見える。
 
黒パンは色と値段が微妙に違う物がずらりと並んでいて、できることなら片っ端から食べ比べてみたい。
 
同じ市場内のコーヒースタンドには甘い系のパン、ケーキ屋さんも結構おいしそうだけれど、一つ一つが大きい。

エストニアのリガでもパンのおいしさは変わらず
 これはリガのVaikeのホームメード。
焼き立てでしっとりして、このパンを食べるためだけでもあのレストランにまた行きたい。

そしてリガでテリスキヴィ・クリエイティブセンターまでわざわざ足を運んだのは実はパンを買うため。
 この派手な壁画にある看板に従って行くと
 
黄色い壁のムフ・ベーカリーが現れる。ここの黒パンがエストニアで一番との情報があったので来たのだ。
 
パンはここで焼かれていて、売り場もいかにも工場の売店といったそっけなさ。
 
この日売られていたパンは一種類だけ、1つ3ユーロだが30cmほどのこれがずっしりと重い。
カウンターにはバターが売られていたのでこれも買ってみたが、こちらは3.8ユーロとなかなかの高級品。しかしこれがおいしくて、ムフとはエストニアの西にある島だが、こことその隣のサーレマー島は乳製品などがおいしいことで有名なんだそうだ。

 ついでにこれはフィンランドのスーパーで買ったクネッケ。
これに乗せるとムフのバターのおいしさが引き立つ。
クネッケもフィンランドで良く食べられるようだが、スーパーにあったのはすべてスウェーデン製。
日本でも昔、神田精養軒がクネッケを作っていて好きだったのに、いつの間にかなくなってしまった。 

そして海を渡ったフィンランドのヘルシンキ、こちらでも最終日の朝にパンを買いにおでかけ。
 
まったく観光地ではないカリオ地区の住宅街の中、道に迷って人に道を尋ねながらたどり着いたのはこちらのAvikainenというパン屋さん。
 
ショーウィンドウでは猫の家族がお茶していて、店内にも猫のパンがある。
この店は猫好きのおばあちゃんが80歳を過ぎても現役でパンを焼いていて、それがおいしいと有名になったのだそうだが、おばあちゃんはさすがに引退したらしくて姿は見えず。
 
しかし小さな店内には近所の人らしきお客さんがひっきりなしで、朝なのに食事系パンはもう品薄。
なので丸い黒パンを一つと、あとはフィンランドらしいシナモンロールと、面白い形の小さいムンッキポッスを買ってみた。

さらにハカニエミ市場の奥にもパン屋が並んでいたので
 
こちらでは平たいドーナッツ型の黒パンを買ってみた。

これらは日持ちがするのですべて日本へ持ち帰り、薄切りにして冷凍保存。

 上がAvikainenのパンだが、これはドイツの黒パンとほぼ同じ、ドーナッツ型のものはそれだけで食べると硬くてパサついた感じだが、ハムやチーズを乗せてサンドイッチにするととてもおいしい。
そしてやっぱりムフの黒パン、これが外はカリカリ、中はしっとりとしてほのかな甘みがあり、一番おいしい。

黒パンは少しでも腹持ちがいいし、ロシア系はドイツ系よりもしっとりとして食べやすい。
これをちまちまと惜しみながら食べていたら、少しだけれど体重が落ちて驚いた。

以前にも通販を探しまくったが、ロシアの黒パン、もっと日本でもはやってくれないだろうか。 


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