Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

スリランカ再訪 13 おまけのKL

2011-07-08 00:58:56 | 東南アジア
5月6日

夜中にコロンボを発った飛行機は4時間ほどで早朝のクアラルンプールに到着。
このまますぐに乗り継いで日本に帰ることも出来たのだが、休養十分の我々はさらに一日KLで遊んで、また夜行便で帰ることにした。
2日連続の短距離夜行便はタフだ、と気付いたのは航空券の手配をしてしまった後だったりして。

空港から市内へはKLIAエクスプレスで。
  
到着したラッシュアワーの中央駅はいきなりの近代的大都会。これに較べるとコロンボといえどものんびりしたものだ。

モノレールに乗り継いで向かったのはチャイナタウン。
  
するとここには昔ながらの市場があり、路上床屋がありで、いかにもアジア的な光景がある。
いろいろなものが隣同士に存在するのがKLのおもしろさ。

ここに来たのはもちろん朝ごはんのためで
  
いかにも、なフードコートで各自好きな屋台で好きなものを注文する。
久しぶりのワンタンスープ、やっぱり中華はおいしいわ~。

歩いてすぐなのでずいぶん久しぶりにセントラル・マーケットに行ってみる。
 
古い公営市場を改装したショッピングモール、安いお土産品の店ばかりで、なんだか閑散としていたのは朝早いせいばかりではないみたい。10数年も前に来た時にはにぎわっていたのに。

ここから次の目的地も地図で見ると遠くないはず、と歩いて行ったのは大失敗。
KLは大きくて地図の縮尺が他の都市とは違うし、道は広くてなかなか渡れないし、何と言っても暑い!さっさとタクシーに乗るべきだった。

とブータレながら歩いてたどり着いたクアラルンプール駅。
  
今ではKLセントラルに中央駅の座を奪われてしまってこれまた閑散としているが、このままにしておくのはもったいないかっこよさ。お向かいに立つ鉄道公社のビルも、いかにもイギリス植民地時代に建てられたエキゾチックな建物でいい感じだ。

目的地はここからすぐのはずだったのだが、ここでまた道を間違えて大汗をかき
 やっとたどり着いたイスラム教美術館。

冷房の効いた館内でようやく人心地がつき、展示品を眺めていくとこれが予想以上の充実度。
国立の博物館ではないし、もっとこじんまりしたところだと思っていたのだが、ミニチュアで飾られたコーランなどの宗教関係はもちろん、武器から宝石、布、陶磁器などなど、イスラム圏の趣味の良い工芸品が集められていて見甲斐がある。
中でも面白かったのは有名なモスクの模型が並んだ部屋で、異教徒は見ることも出来ないカーバ神殿などどれだけ大きいんだ、というのが模型でもわかる。

ところでここにやって来た理由は展示を見る他にもう一つ。
 このレストランに入ってみたかったから。

窓が大きく、白い壁で明るい室内に透かし彫りの模様やランプがとてもしゃれている。
こんな空間でいただくアラブ料理もおしゃれだ。
 

ここだけではなく館内のいたるところ品の良いイスラムの意匠があって、
   
この中でゆっくり過ごすだけでもここは来る価値がある。

この後はもちろんタクシーで移動して、巨大なショッピングモールの中でマッサージ屋のはしごをしたり、スーパーで買物したり。

そして最後にやっとマレーシア料理。
 右奥のラクサは結構容赦なく辛い。
その手前も同じような色だが、このスープはえびの濃厚なだしで辛くない。
 おなじみのサテーに
 野菜のサンバル炒め。中にそら豆のような豆が入っているのだが、これがちょっと苦味があって独特な味。
 ラストは寒天でできた緑のニョロニョロ、チェンドルのかき氷でしめて空港へ。

最後まで良く遊んだGW、今回はバラエティに富み、盛りだくさんでいつも以上に楽しかった。

なお今回の旅行記では同行者の写真も多数使わせていただきました。
Sさん、Mさん、ご協力感謝!


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コメント (9)
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