12月25日
ジョドプールからジャイプールへは317キロ。
ジャイサルメール-ジョドプール間と大差ないので同じように昼過ぎには到着するかと思っていたらこれが大間違い。
この幹線道路上はインド軍の輸送トラックだらけで、延々と連なるトラックの一群をやっと追い抜いたと思ったらまた別の隊列がいる、の繰り返しでげんなり。
やっとジャイプールの町に到着したのが3時過ぎ。
運転手はホテルに直行したがるがそうはいかない。
まだ陽があるのでアンベール城へ行ってくれ、と頼む。
ところがこの道がまた大変。
アンベール城へはジャイプールの旧市街を抜けるしか道がないようなのだが、旧市街は車やらバスやらオートリキシャやらで大渋滞。西の門から入って北の門を抜けるまで、歩いた方が絶対に早い程度でしか動けない。いやはや、ジャイプールがこんなに大変なところだとは。
やっとアンベール城が見えてきた頃には陽もだいぶ傾いてしまった。
が夕日に黄色く照らされた城は壮大で、下から丘を登り門へと続く通路はちょっとラサのポタラ宮を思い出させる。
ツアーなどでこの城に来ればこの正面の通路を象に乗って上がるのだろうが、夕方に到着した我々は裏門の駐車場まで車で上がってしまう。
門を入った中庭には観光客がいっぱい。さすがインドでも有数の観光地。
2つ目の門をくぐると正面にあるのは一般謁見の間。見晴らしが良さそうな所に建っているが、残念ながら綱が張られて中に入ることは出来ない。
その横にあるのが華やかなガネーシャ門。
インド人の皆さんも家族全員で記念写真を撮るのが大好きなので、ここは一段と混雑している。
これをくぐった中庭には幾何学的な庭園があり、その左手にあるのがこの城内で最も有名な勝利の間。
別名「鏡の間」の名前どおり、壁も天井もイスラム風の装飾にミラーワークが使われていて美しい。
庭園の反対側にあるのは歓喜の間。
こちらは壁の中に水を循環させるクーラー装置があったそうで、そのためか水がめの装飾が涼しげだ。
こんな透かし彫りも見事だが、しかしこのアンベール城、1727年には王様がジャイプールへ遷都してしまったため、このように華やかな装飾はそれほど多く残っていない。
一番奥の中庭など特に地味。
こちらはプライベートなエリアか、あるいは使用人たちの居住エリアだったのだろうか、壁面の絵もずいぶん素朴だ。
城の上から外を眺めると城下の池にはここにも幾何学的な庭園があり、
周りを囲む山には万里の長城のような防壁が続き、見張り台があちらこちらに見える。
アンベール城のまわりの山頂には他にも城砦がいくつも見えて、ここは今まで見たどの城よりも実戦のにおいがする。
ここは城内よりも外観と立地を楽しむところかもしれない。
城を出ると有名な象さんタクシー達はねぐらに帰るところ。
市内へ戻る途中にあるジャル・マハルはライトアップされてきれい。
それにしても今日は疲れた。
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ジョドプールからジャイプールへは317キロ。
ジャイサルメール-ジョドプール間と大差ないので同じように昼過ぎには到着するかと思っていたらこれが大間違い。
この幹線道路上はインド軍の輸送トラックだらけで、延々と連なるトラックの一群をやっと追い抜いたと思ったらまた別の隊列がいる、の繰り返しでげんなり。
やっとジャイプールの町に到着したのが3時過ぎ。
運転手はホテルに直行したがるがそうはいかない。
まだ陽があるのでアンベール城へ行ってくれ、と頼む。
ところがこの道がまた大変。
アンベール城へはジャイプールの旧市街を抜けるしか道がないようなのだが、旧市街は車やらバスやらオートリキシャやらで大渋滞。西の門から入って北の門を抜けるまで、歩いた方が絶対に早い程度でしか動けない。いやはや、ジャイプールがこんなに大変なところだとは。
やっとアンベール城が見えてきた頃には陽もだいぶ傾いてしまった。
が夕日に黄色く照らされた城は壮大で、下から丘を登り門へと続く通路はちょっとラサのポタラ宮を思い出させる。
ツアーなどでこの城に来ればこの正面の通路を象に乗って上がるのだろうが、夕方に到着した我々は裏門の駐車場まで車で上がってしまう。
門を入った中庭には観光客がいっぱい。さすがインドでも有数の観光地。
2つ目の門をくぐると正面にあるのは一般謁見の間。見晴らしが良さそうな所に建っているが、残念ながら綱が張られて中に入ることは出来ない。
その横にあるのが華やかなガネーシャ門。
インド人の皆さんも家族全員で記念写真を撮るのが大好きなので、ここは一段と混雑している。
これをくぐった中庭には幾何学的な庭園があり、その左手にあるのがこの城内で最も有名な勝利の間。
別名「鏡の間」の名前どおり、壁も天井もイスラム風の装飾にミラーワークが使われていて美しい。
庭園の反対側にあるのは歓喜の間。
こちらは壁の中に水を循環させるクーラー装置があったそうで、そのためか水がめの装飾が涼しげだ。
こんな透かし彫りも見事だが、しかしこのアンベール城、1727年には王様がジャイプールへ遷都してしまったため、このように華やかな装飾はそれほど多く残っていない。
一番奥の中庭など特に地味。
こちらはプライベートなエリアか、あるいは使用人たちの居住エリアだったのだろうか、壁面の絵もずいぶん素朴だ。
城の上から外を眺めると城下の池にはここにも幾何学的な庭園があり、
周りを囲む山には万里の長城のような防壁が続き、見張り台があちらこちらに見える。
アンベール城のまわりの山頂には他にも城砦がいくつも見えて、ここは今まで見たどの城よりも実戦のにおいがする。
ここは城内よりも外観と立地を楽しむところかもしれない。
城を出ると有名な象さんタクシー達はねぐらに帰るところ。
市内へ戻る途中にあるジャル・マハルはライトアップされてきれい。
それにしても今日は疲れた。
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