昨年ラクサとカレーミーの食べ比べに参加させてもらったマレーシアごはんの会、今度はロティ祭りだと言うのでまた渋谷の「マレーアジアンクイジーン」に行ってきた。
今回も週末の午後にお店を借り切っての企画、簡単な挨拶の後は早速お料理の提供。
店主の前に並ぶ料理を受け取って
これが一人前。皿の黄色いソースはとてもマイルドなダルカレー。これは全く辛くないので、辛いのが好きな人はエビの風味の強いサンバルをかけてもらう。
主役であるロティは目玉焼きの下にくしゃくしゃと丸められていて、これはケダ州の州都、アロースター名物の「ロティドール」と言ってマレーシアの他の地域では見られないものとか。
参加していたマレーシア人の誰も知らなくて、主催者の古川さんだけが食べたことがあったというのが面白い。
ピンクの飲み物はローズシロップに練乳を入れたジュースだが、日本人向けにしているのか甘さは控えめ。
バナナの葉の上には鶏肉の挟まったムルタバが2切れに結構大きなタンドーリチキンが4つも乗っていてボリューム満点。
さらにデザートには黒米と小豆のぜんざいとテタレが付くのでお腹はパンパン。
どの料理もやさしい味でおいしかった。
ところでロティは元々インドのパラタがマレーシアに定着したものでバリエーションも無数にあるそうだが、生地をクルクルと薄~く延ばして焼くのには技が必要なので今回はさすがに冷凍生地を使ったとのこと。
しかし日本のどこかに一人だけロティが焼ける料理人がいるとか。
昨年のペナンでもおいしいムルタバを食べたが、多民族国家のマレーシアの食は本当に面白い。
また寒くなったら行こうかな。
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