12月25日
宿の前からまた山田温泉行きのシャトルバスに乗り、200メートル標高の低い七味温泉で下車。
雪で覆われた橋の向こうに旅館が2軒、他に日帰り入浴施設が2軒ある小さな温泉地。ここで立ち寄り湯をしようと言う魂胆。
まずは左手にある一番大きな旅館に行ってみようと歩き出す。
ところが右手にあるきれいだけれど営業している様子の感じられない「紅葉館」というお宿の看板に「エメラルドグリーンの湯、乳白色の湯、炭の湯」とあるのを発見。これはもしや日によって色の変わる温泉、ならばぜひ入って見たいと玄関に近づいてみるとちゃんと日帰り温泉の案内が出ている。
しかもドアには「タヌキ(ぽんぽこ)が入るので注意」の張り紙。これはちょっと期待できるかも。
入って見ると広々と明るいロビー。出てきた女将さんもとても感じが良い。
次のバスまでは2時間のはず、ここでゆっくりさせてもらおうと念のため次のバスの時間を確認すると、なんと平日のため次は4時間後だという。げげっ、計算外。タクシーを呼んでもらうことも考えたが、須坂から呼ばなければならないし、女将さんももったいないと言う顔をしている。
これはここの温泉をはしごしよう、ととりあえず宿のお風呂に案内していただく。
お風呂場は建物の一番奥、女将さんが内湯の扉を開けると
おお、期待通りのグリーンの濁り湯。
含食塩石膏硫化水素泉だそうだが、「うちは源泉かけ流しですから。でも熱いので好きにうめてくださいね」としばらく誰も入っていなかったのだろう、冷たい水を出して行ってくれた。
内湯が入れるようになるまでには時間がかかりそうなので、それではまずは露天へ、と内湯の奥にある扉を開けると
しばらく狭い通路が続き、その先に膝ぐらいの深さの浴槽。その先は洞窟になっていて、さらにそこを抜けると
屋根のかかった広々とした露天。20人ぐらいは入れそうな広さにきれいなグリーンのお湯は適温。
空は青く、回りの山は真っ白で、最高!
頭が冷えるのでのぼせることもなく、他にお客さんもこないのでこのお湯でまったり。たっぷり1時間入らせていただいた。
出る時に声をかけたがお掃除中の女将さんは顔を出されることもなく、どうも一人で宿を取り仕切っている様子。
満山荘さんもよかったけど、このお風呂なら次は紅葉館に泊まりたいなあ。
などと言いつつ、バスまでまだたっぷり時間があるので、次は橋の手前、川沿いにある立ち寄り湯の「恵の湯」へ。
ここは橋の向こうに見えた大きな旅館、「渓山亭」の経営なのだが、こちらに券売機があり、軽食のとれる休憩所もある。
もう一風呂、の前に水分補給と自販機のジュースなど買っていたら、係りのお姉さんは休憩所に招き入れて暖房をつけてくれた。親切に感謝しつつ、ここでまたのんびり。
見ているといかにも温泉マニアらしい若いお兄さんたちがぽつぽつと男湯の方に入っていくが、女性の姿は見えない。
これはまた貸切状態、と期待しつつ女湯へ。
暖簾の先、扉を開けると右手に広々として暖房完備の脱衣場。
その奥にはシャンプー類も揃った内湯もあり、しかしこのお湯も熱いので
案の定誰もいない露天風呂へ直行。
ここは紅葉館の露天よりさらに大きく、3、40人は入れそう。
こちらのお湯は紅葉館とは違い、足元も見えない真っ白の濁り湯。硫黄泉だが、成分の影響で足裏や手のひらなど、底の沈殿物が付くと黒くなる。湯温は41℃ぐらいだろうか、ぬるいので湯口の近くに陣取り、おそらく0℃以下の気温の中、首までどっぷり浸かって友人とおしゃべり。
こちらにも1時間以上浸かり、仕上げには内湯の熱いお湯に入って、あがればちょうどバスが来る時間。
4時間もどうしようと思ったのがウソのように、すっかり長湯をしてしまった。
それもこれも入った2つのお湯がそれぞれちがい、しかしどちらもすごくいいお湯だったから。
やっぱり七味温泉に立ち寄ったのは大正解だったわ~。
シャトルバスに乗って山田温泉に戻り、
立派な公共浴場の「大湯」の写真など撮っていると須坂行きのバスがやってきた。
今夜の宿へはこのバスでいいはずだが、経由がちょっと気になるので観光案内所で念のために聞いてみると、「ああ、このバスは経由が違うので行きませんね。次のバスは2時間後です」とまたまた計算違い。
「大湯」に入ってもいいが、宿に入るのが遅くなるし、と友人と顔を見合わせていると「宿に電話入れましょうか」と観光案内所のお姉さんが親切に言ってくれて、お迎えまで頼んでくれた。
皆さん本当に親切だ。
そこでお迎えが来るまで観光案内所のある「信州高山アンチエイジングの里」でおやつをいただく。
カップに入っていた「シャインマスカット」は皮まで食べられるブドウで、これが甘くてすごくおいしい。
この村で作られているというそばアイスもそば茶のかおりとそばの粒粒がいい感じ。
そうこうしているうちに今夜の宿の女将さんが迎えに来てくださった。
恐縮しつつ宿へ向かう。
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宿の前からまた山田温泉行きのシャトルバスに乗り、200メートル標高の低い七味温泉で下車。
雪で覆われた橋の向こうに旅館が2軒、他に日帰り入浴施設が2軒ある小さな温泉地。ここで立ち寄り湯をしようと言う魂胆。
まずは左手にある一番大きな旅館に行ってみようと歩き出す。
ところが右手にあるきれいだけれど営業している様子の感じられない「紅葉館」というお宿の看板に「エメラルドグリーンの湯、乳白色の湯、炭の湯」とあるのを発見。これはもしや日によって色の変わる温泉、ならばぜひ入って見たいと玄関に近づいてみるとちゃんと日帰り温泉の案内が出ている。
しかもドアには「タヌキ(ぽんぽこ)が入るので注意」の張り紙。これはちょっと期待できるかも。
入って見ると広々と明るいロビー。出てきた女将さんもとても感じが良い。
次のバスまでは2時間のはず、ここでゆっくりさせてもらおうと念のため次のバスの時間を確認すると、なんと平日のため次は4時間後だという。げげっ、計算外。タクシーを呼んでもらうことも考えたが、須坂から呼ばなければならないし、女将さんももったいないと言う顔をしている。
これはここの温泉をはしごしよう、ととりあえず宿のお風呂に案内していただく。
お風呂場は建物の一番奥、女将さんが内湯の扉を開けると
おお、期待通りのグリーンの濁り湯。
含食塩石膏硫化水素泉だそうだが、「うちは源泉かけ流しですから。でも熱いので好きにうめてくださいね」としばらく誰も入っていなかったのだろう、冷たい水を出して行ってくれた。
内湯が入れるようになるまでには時間がかかりそうなので、それではまずは露天へ、と内湯の奥にある扉を開けると
しばらく狭い通路が続き、その先に膝ぐらいの深さの浴槽。その先は洞窟になっていて、さらにそこを抜けると
屋根のかかった広々とした露天。20人ぐらいは入れそうな広さにきれいなグリーンのお湯は適温。
空は青く、回りの山は真っ白で、最高!
頭が冷えるのでのぼせることもなく、他にお客さんもこないのでこのお湯でまったり。たっぷり1時間入らせていただいた。
出る時に声をかけたがお掃除中の女将さんは顔を出されることもなく、どうも一人で宿を取り仕切っている様子。
満山荘さんもよかったけど、このお風呂なら次は紅葉館に泊まりたいなあ。
などと言いつつ、バスまでまだたっぷり時間があるので、次は橋の手前、川沿いにある立ち寄り湯の「恵の湯」へ。
ここは橋の向こうに見えた大きな旅館、「渓山亭」の経営なのだが、こちらに券売機があり、軽食のとれる休憩所もある。
もう一風呂、の前に水分補給と自販機のジュースなど買っていたら、係りのお姉さんは休憩所に招き入れて暖房をつけてくれた。親切に感謝しつつ、ここでまたのんびり。
見ているといかにも温泉マニアらしい若いお兄さんたちがぽつぽつと男湯の方に入っていくが、女性の姿は見えない。
これはまた貸切状態、と期待しつつ女湯へ。
暖簾の先、扉を開けると右手に広々として暖房完備の脱衣場。
その奥にはシャンプー類も揃った内湯もあり、しかしこのお湯も熱いので
案の定誰もいない露天風呂へ直行。
ここは紅葉館の露天よりさらに大きく、3、40人は入れそう。
こちらのお湯は紅葉館とは違い、足元も見えない真っ白の濁り湯。硫黄泉だが、成分の影響で足裏や手のひらなど、底の沈殿物が付くと黒くなる。湯温は41℃ぐらいだろうか、ぬるいので湯口の近くに陣取り、おそらく0℃以下の気温の中、首までどっぷり浸かって友人とおしゃべり。
こちらにも1時間以上浸かり、仕上げには内湯の熱いお湯に入って、あがればちょうどバスが来る時間。
4時間もどうしようと思ったのがウソのように、すっかり長湯をしてしまった。
それもこれも入った2つのお湯がそれぞれちがい、しかしどちらもすごくいいお湯だったから。
やっぱり七味温泉に立ち寄ったのは大正解だったわ~。
シャトルバスに乗って山田温泉に戻り、
立派な公共浴場の「大湯」の写真など撮っていると須坂行きのバスがやってきた。
今夜の宿へはこのバスでいいはずだが、経由がちょっと気になるので観光案内所で念のために聞いてみると、「ああ、このバスは経由が違うので行きませんね。次のバスは2時間後です」とまたまた計算違い。
「大湯」に入ってもいいが、宿に入るのが遅くなるし、と友人と顔を見合わせていると「宿に電話入れましょうか」と観光案内所のお姉さんが親切に言ってくれて、お迎えまで頼んでくれた。
皆さん本当に親切だ。
そこでお迎えが来るまで観光案内所のある「信州高山アンチエイジングの里」でおやつをいただく。
カップに入っていた「シャインマスカット」は皮まで食べられるブドウで、これが甘くてすごくおいしい。
この村で作られているというそばアイスもそば茶のかおりとそばの粒粒がいい感じ。
そうこうしているうちに今夜の宿の女将さんが迎えに来てくださった。
恐縮しつつ宿へ向かう。
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