Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

水戸の戦利品

2021-03-31 16:25:20 | 国内旅行

水戸の特産品と言えば納豆、梅干、さつまいも。

偕楽園の中にはいくつかお土産を売る売店があって、特に東門を入ってすぐにある所が一番大きく、当然上の3品がらみが多いのだが
 
そうそう、水戸の御老公も忘れてはいけなかった。

売店の前ではかわいいお嬢さんが着物でがんばっていたので
 
お勧めの梅干しを2種類お買い上げ。
ごま納豆とあるのはおこしのようなお菓子。納豆チーズディップは予想に反してユルユルのソースだったのでサラダのドレッシングになった。この2つは水戸駅構内のお土産屋さんで。

もう一つ偕楽園で買ったのはここで初めて知った「そぼろ納豆」というもの。
 そぼろと言っても入っているのは切り干し大根で、これが食べるとカリカリと食感のいいアクセントになる。醤油味がすでに付いているのでそのまま食べられ、これだけで御飯がいくらでも食べられそう。

偕楽園東門の外には和菓子を売っている店があって
 
水戸梅小町は梅干のような見た目の中に梅のペーストと果肉の入った白餡。
 大福の方も中は白餡だがその中に梅干が種まで丸々一つ入っている。しかもこの梅干が普通にしょっぱい。
塩気が餡子の甘さで中和されるので意外に普通に食べられるが、お菓子としては梅小町の方がおいしいかも。

帰り際には水戸駅のNewDaysで日の丸弁当を買った。
 
日本一のお米とは使われている「ななかいの里コシヒカリ」が2011年のコンテストで最優秀賞を取ったからだそうで、蓋を取ると見事に日の丸弁当。
これで税込み760円なのだが
 御飯の中には牛肉のしぐれ煮、鶏そぼろ、卵焼きが埋まっているので決して高くない。冷めてもおいしいお米でいい駅弁だ。


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花見散歩 かむろ坂~目黒川

2021-03-28 13:11:07 | 国内旅行

今年の東京の桜は開花も早かったがそれ以上に満開になるまでが異常に早かった。
ぼやぼやしていてはすぐに散ってしまう、ということで天気の良かった金曜日に近所の散歩に出た。

まずは武蔵小山駅からかむろ坂に出る。

 
手前にある濃いピンクの陽光桜はもう盛りを過ぎてしまったが、少し坂を下って行くと
  
 
かむろ坂上から坂下まで、ソメイヨシノがまさに満開で花のトンネルになっている。
道行く人も皆さん当然のようにスマホで写真撮影。

山手通りに突き当たった所で通りに面したフレンチ・レストランでお昼。
 Sadaki Deli は小さなお店で、5分ほど外で待ってテーブルに案内される。
 
2種類のランチメニューから魚を選ぶとまずはコーンスープとサラダが来て、メインはゴルゴンゾーラとポルチーニ2種類のラビオリの上にキャベツと鮭が3切れも乗った手がかかってボリューミーな一皿。
接客のマダムはお客一人一人にとても丁寧に料理の説明をして、会計をすると「良い午後をお過ごしください」って、料理もおいしくて素敵な店だ。

ここから目黒川はすぐ。期待通り、ここも満開。
   
この川沿いは花見の名所だけれど、今回は中目黒方面ではなく、あえてマイナーな五反田方面へ歩いてみる。

すると不動前を過ぎたあたりから桜の木はまばらになって
 五反田のあたりはソメイヨシノではなくサトザクラなので花が遅くてまだつぼみも堅い。

やっぱり五反田は地味だわ~、とさらに歩いて大崎に近づいて行くと
 新築のマンションや高層オフィスビルの近くには桜がたくさん植えられていて

遊覧船の乗り場まである。 
 目黒川にこんな遊覧船があるなんて、知らなかった。

 
目黒川は決してきれいな川ではないけれど、張り出した枝からはもう花びらが散って花筏になっている。

 
いくつもの小さな橋を過ぎ、大崎のニューオータニインを過ぎた所で折り返し。

 遊覧船乗り場のあったさくらテラスまで来てみると、小さな芝生の上は子供連れのお母さんたちがシートを広げて大賑わい。

また地味な五反田を過ぎ、目黒に近づくと
 桜の向こうにお城が建っている(笑)。

目黒川沿いはやっぱり中目黒方面の方が華やかなのを確認して目黒駅で本日の散歩を終了。
総歩数10,700歩、距離は7.7km。


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湯の澤鉱泉

2021-03-25 19:22:25 | 国内旅行

品川から1時間強、十分に日帰り圏内の水戸だけれど、せっかく出かけてきたのだからとさらに足を延ばした。

 水戸から水郡線に乗って47分。
 
山方宿という駅で下車。
 ちょっと変わった形のこの駅は地元の特産である鮎を象っているというのだが、どこをどう見れば鮎に見えるのか。

駅には宿の女将さんが車で迎えに来てくれていた。
宿まではまっすぐ行けば10分ほどなのだが、女将さんは途中の小さな古墳を紹介してくれたり、宿のちょっと先の陰陽神社まで行ってくれたり、サービス満点。

国道からくねくねとした細い脇道に入ってしばらく行って、突き当りが今夜の宿。

湯の澤鉱泉
 
軒下に提灯がかかっている通り、こちらは茨城県で唯一の「日本秘湯を守る会」の宿。
玄関先では看板犬のちょっと大柄なチワワが毛布をかぶってお昼寝中。

 
ダルマストーブの置かれた玄関を上がり、すぐに部屋に案内される。
こちらは平屋なので階段を上がることもなく楽チン。

 
すでに布団の敷かれた8畳間はこたつも出ているのでちょっと手狭、トイレ・洗面も外だけれどどの施設もきれい。
窓の外はすぐ駐車場、その向こうにはゴルフ場が見えて
 建物の脇の紅梅は満開。
 お迎え菓子が懐かしのしるこサンドなのがちょっとうれしい。

もう夕方なのですぐにお風呂へ。
 
夕食後に男女が入れ替わるお風呂は内湯のみ。最初に入った檜風呂は真ん中に立派な柱が一本立っている。
こちらのお湯は成分上はナトリウム炭酸水素塩泉だが源泉温度が18℃なので温泉ならぬ鉱泉。
適温に加温されたお湯はわずかに濁っているがにおいなどはなく、入って体をさするとスベスベする。やっぱり大きいお風呂は気持ちいい!

お風呂から上がってほどなく、18時から広間で夕食。
 
正面に小さなお雛様が飾られた広間は本日満室のはずだがテーブルの間隔が思い切りゆったり。

いろいろなコースのあるこちらの、今日はヘルシーなゆばコースをお願いしてある。
 
なのでテーブルには湯葉の刺身、湯葉巻き上げ、湯葉サラダに手作りこんにゃくが並んでいてどれもとてもおいしいのだが
 
この他にたっぷりのお造りに鮎の塩焼き
 
湯葉入りの茶わん蒸しにキビモチ、揚げたての天ぷらがアツアツで来て、この揚げ物がすごくおいしい。
 
さらに鍋もあるのでとても食べきれず、自慢の常陸秋そばがほんの一口しか食べられなかったのが非常に悔しい。

珍しい料理が出るわけではないがバラエティーに富んでどれも味付けが良い。
「おそばの後にはご飯もあります」と仲居さんが声をかけていたがどこからも御飯の要望はなし(笑)。
自慢は常陸牛のステーキらしいが「多いです」と宿の人が言うぐらいだからよほどの健啖家でなければ無理そう。

 夜と朝は入れ替わった岩風呂に入って
 朝食は自家製というお米を納豆や梅干でいただく。
たくさん盛られた御飯がおいしくて完食、大満足。

帰りも女将さんに駅まで送ってもらったが、今度もちょっと遠回りをして近所の春景色を見せてくださる。
まわりにこれという観光地があるわけではなく、こんな機会がなければわざわざ足を運ぶことはなかっただろう宿だが、湯の澤鉱泉、とてもいいお宿だった。


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水戸の梅まつり 2 弘道館

2021-03-22 12:41:13 | 国内旅行

駅前に助さん、格さんを従えた水戸の御老公のいらっしゃるJR水戸駅。
 
水戸城はこのすぐ近くにあったようで、駅前からも復元された城壁の一部が垣間見える。

ここからちょっと坂を上がり、小学校の校庭に沿って少し行くと立派な門が見えてきた。
 これが弘道館の正門。
藩主のみが使ったというこの正門の脇の通用門から入ると
 徳川斉昭が1854年に作った藩校、弘道館の正庁が現れる。
元々は広大な敷地にたくさんの施設があったもののそのほとんどは戦災で焼失、この建物だけが現存しているということなので中に上がってみる。

藩校なのでお殿様が座った部屋も質実剛健。
 
「尊攘」の書がいかにも水戸藩らしい。

斉昭の七男で最後の徳川将軍になった慶喜は子供の頃ここで学び、大政奉還の後数ヶ月もここで謹慎生活を送ったそうで
 
その時に使われたという葵の御紋の長持ちなどもあるが、立派なトイレと湯殿も慶喜が使ったのだろうか。


お座敷の前の縁側からはいろいろな木の植えられたお庭が見えるので、建物内を一巡りしたら外へ。

建物の裏手には梅が多く植えられていて
  
  
 
偕楽園ほどの華やかさはないが落ち着いたいい雰囲気。

 
目立つのは何本かの山茱萸で、小さな黄色い花がちょうど満開。

 藩主が武術の試験を見ていたという対試場側には斉昭の扁額が掲げられ

ぐるっと回ると玄関に出て見学は終了。
水戸の観光もこれで終了だ。


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水戸の梅まつり 1 偕楽園

2021-03-19 14:52:29 | 国内旅行

以前から一度は行ってみたいと思っていた水戸の梅まつり、調べてみたら何のことはない、品川から特急1本、1時間ちょっとで行けるとわかったのでちょっとフライングをして出かけてきた。

 品川始発の特急ひたちは全席指定。
平日午前の乗客はほとんどスーツ姿のビジネスマンだが、1車両に10人も乗っていない。

新幹線とはちょっと違った景色を見ながら、1時間20分で水戸駅に到着。
すぐに偕楽園行きのバス乗り場に行ってみると、この期間だけはバスの一日切符がたったの100円、しかも各施設の入場料が割引になると太っ腹。
 
地図などもらってすぐに来たバスに乗り込む。

繁華街を通り、15分ほど。ほとんどの人は終点の「偕楽園前」まで乗って行くが、2つ手前の「好文亭表門入り口」で下車。
 標識の通りに狭い路地を入っていくと、両側は元武士の家だろう、立派な門構えの家が続く。

5分ほどで静かな表門に到着。
 
お庭は無料と聞いていたのだが今年から有料になったそうで、それでもたったの300円、それがフリー切符のおかげで230円。

この表門から好文亭へ向かうと梅ならぬ竹林や杉林が続くのだが
 
木の間に大きな卵がいっぱい。これ、夜にはチームラボのライトアップがあるのだそうだ。

 
やがて見えてきた好文亭は徳川斉昭が建てたもの。手前の平屋は奥御殿、奥の二層三階建てが来客をもてなすための別荘。

順路は奥御殿から始まるのだが、こじんまりした各部屋の襖絵がそれぞれ異なった花。
  
 
戦災で焼けてしまったものを1955年に復元したそうだが、とても上品できれい。
  
 
梅や桜ももちろんあって、水戸派で好戦的な斉昭のイメージがちょっと変わる。

 お庭を見ながら好文亭へ。
 
2階に上がるとお庭の先に千波湖が広がり
 
 左手奥に梅林が見える。

梅園が目当てではあるけれど、その前に眼下に広がる芝生の広場へ。
 
雲一つない晴天で最高のピクニックスペース。
 周りにいくつか売店や屋台が出ていて、その一つで買ったチーズケーキ、中には梅ジャムも入っておいしい。

お腹を満たしたところでやっと団子より花。
  
 
100種、3000本の梅林の中を小道が何本も通っていて、有名(らしい)木の周りには柵囲いがしてある。

 
梅は桜よりも枝ぶりが面白くて
 

長いしべやコロンとしたつぼみがかわいい。

 
しだれ梅やピンクと白が交互に咲く枝など眺めて歩くうちに東門に到達して偕楽園のお散歩は終了。

 
こちらは駐車場が近いので入って来た表門よりずっと人が多く、門の前には屋台もたくさん出て縁日状態。

 徳川光圀、斉昭を祀る常盤神社の前を通ってバスで水戸駅へ戻った。


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チベット映画特集@岩波ホール

2021-03-16 17:00:09 | 機内食・映画・美術展

何年ぶりになるだろうか、ずいぶん久しぶりに神保町の岩波ホールに行ってきた。

お目当てはもちろんチベット映画。
毎日4本づつ上映されているので、昼間の2本を続けてみてきた。

まず1本目。
 「巡礼の約束」
監督のソンタルジャさんは先日見た「羊飼いと風船」のペマ・ツェテン監督の撮影と美術を担当した人だそうで、そのためか映画のテイストはかなり良く似ている。

お話は重病を隠してラサへ五体投地巡礼に出る奥さんと旦那さん、前夫との子供のこと。
この設定から想像できる通り、奥さんは道半ばで倒れてしまうのだが、再婚だった旦那さんが奥さんを大切にしていたのがよくわかる。
しかし奥さんの実家には前の結婚でできた息子がいて、一緒に暮らしていないのはどうもこの旦那さんのせいらしい。愛しているからこその嫉妬、子供の恨みなど、旦那さんがいい人らしいだけに何とも切ない。

主人公たちが住んでいるのはギャロンと言うセリフがあるからチベット文化圏の東端。ここからラサまで五体投地で行こうとすれば半年から1年もかかる。道中は雨が多くて青空が見えることはなく、キャンプ道具なども必要なので友達二人が付き添いで出発するが、つらくて途中で逃げ出してしまうのも切ない。

「羊飼いと風船」と比べるとちょっとしたユーモアもなくて全体に暗いが、抑えた表現で繊細な感情がよく描写されていると思う。
途中から登場する子ロバがかわいい。

そして2本目は
 「オールド・ドッグ」
今はどうなのか知らないが、一時期は漢民族のペットとして大ブームになり、一匹何百万円とも言われたチベッタン・マスチーフを飼う遊牧民の話。

これまた東チベットが舞台なので放牧地には顔の黒い羊やヤクがいっぱいいてなんとものどか。
が町に出ると舗装もされていない道はドロドロ、バイクや工事の音が響き渡って耳をふさぎたくなる。

薄汚くてやかましい東チベットの田舎町は行ったことがあるのでにおいまでしてきそうなリアルさだが、対比を強調するためにわざと音を大きくしているのだろう、全体の流れが悪くて正直かなりだるいので、88分の短い映画ながら最後まで見るのはつらかった。

「羊飼いと風船」の監督なので期待していたのだが、テーマはとてもよくわかるものの出来は素朴すぎるもの。しかしこの映画が作られたのは2011年、「羊飼い」は昨年の映画なので10年ですごく進化したわけだ。

映画の後はチベット料理ならぬ台湾料理屋で
 
台南担仔麺。

早くまたチベットや台湾に行きたいよお。


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六花亭 3月のおやつ屋さん

2021-03-13 11:32:29 | 雑談

小川軒のレーズンウィッチ食べ比べをしてみたが、レーズンサンドで一番頻繁に食べているのは六花亭の「マルセイバターサンド」。
北海道の定番土産だけれど最近はスーパーの催事などにもしょっちゅう出現し、その都度買ってしまうほど好きだ。

少し待っていればまた近所で買えるのはわかっていたが、六花亭の通販サイトを覗いて「おやつ屋さん」なる商品を見つけてしまった。
これは3000円の六花亭商品の詰め合わせなのだが、毎月前半、後半で内容が変わるというもの。
マルセイバターサンドも当然入っているので、3月頭に注文してみた。

数日して送られた来たのはA4サイズほどの箱。
 おなじみの花柄がかわいくて、この箱は捨てられそうにない。

 
それほど大きな箱ではないが商品は2段、3段に重なって入れられているので、全部出してみると12種類24個とうれしくなるほどの量。

賞味期限はそれぞれちがって、「こちらからお召し上がりください」のカードまで付いたものは到着後2日。それもそのはず、「トヨシロ」は中にベーコンや玉ねぎも入ったマッシュポテトで、これがおいしい~。

マルセイバターサンドも賞味期間の短い方のお菓子だが、改めてレーズンウィッチと食べ比べてみるとクッキーが柔らかくて全体に甘め。細身なので食べやすくて、その分ちょっと大人なレーズンウィッチよりも万人向けと思える。

今回のおやつ屋さんの全商品はまだ食べていないが、どれもはずれがないところがさすが六花亭。
毎月商品が変わるとなると毎月買ってしまいそうで、商売もお上手だ。


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レーズンウィッチ食べ比べ

2021-03-10 16:18:29 | 食べ歩き

レーズンが好きなのでレーズンウィッチと言うお菓子も大好き。
その有名店、「小川軒」の一軒が実は自宅から徒歩圏内にあるとはうかつにも引っ越してから10数年も気が付いていなかった。
しかも小川軒は兄弟や親せきが暖簾を分けて4軒あるという。

気になりだすと今まで見過ごしていたものが目に付くもので、目黒のThe Gardenに寄ったら「御茶ノ水 小川軒」のレーズンウィッチがあるではないか。
 そこで早速食べてみると、しっとりとしたクッキーの間にバタークリームとレーズン。そうそう、これがレーズンウィッチ。

次に大井町の阪急に寄ったら今度は「鎌倉 小川軒」の物を発見。
 写真はHPから。
見た目はそっくりだけれど、クッキーがお茶の水に比べるとちょっとぱさぱさ、ぽそぽそしている感じでちょっと違う。

こうなると4軒すべて比べてみたくなるいつもの悪いくせ。
そこで「代官山 小川軒」はわざわざお店まで出向いて購入。
 
こちらのクッキーはやはりしっとり、真ん中のレーズンが多い感じだがラムが効いて甘さが少なく、一番大人向けな気がする。

そしてやっと最後に自宅近くの「巴裡 小川軒」へ。
 
クッキーはここのものが一番サクサク、食べるとぽろぽろしてしまうがバターが効いておいしい。

4種類、一度に食べ比べたわけではなく時間をおいて食べているのでいまいち違いが明確ではなくどれもおいしいが、記憶と個人的好みから言えば御茶ノ水と巴裡だろうか。

以前は予約しないと買えないとか、午前中になくなるとか言われたレーズンウィッチも今はそこまで入手困難ではないようなのでまた買いに行こうと思うが
 
それ以上に「巴裡 小川軒」の喫茶室で久々に食べた正統派イチゴショートケーキがおいしくて、たまにはこういう上品なカフェでゆっくりするのもいいものだ。


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21年3月の東博

2021-03-07 12:27:08 | 機内食・映画・美術展

年に何回か寄らせてもらう上野の東京国立博物館、数年前からメンバーズプレミアムパスなる物を買っていた。
これは5000円で全国4か所の国立博物館が何回でも入場無料、それに東京の特別展については無料観覧券が4枚つくというもので、昨年から平常展でも入場料が1000円に値上がりし、特別展は2000円になっていたのでとてもお得。

ところがこの4月から会員制度が変更になって、このありがたいプレミアムパスは今年の3月いっぱいで廃止になってしまうという。
そこで1年有効のこのパスを買っておこうと特別展がなく静かな東博へ。
そしてせっかく来たのだからと、久しぶりに本館の平常展を一回り。

入ってみればたくさんの収蔵品は頻繁に展示替えされているので見たことのないものがいっぱい。

 
一番好きな彫刻室は展示の数は少ないがいつ来ても逸品ぞろい。

 
これも大好きな焼き物部屋には竪野系薩摩焼と言うのが出ていて、江戸時代のものだがモダンな感じで素敵。

一部屋はこの時期なのでお雛様の特別展示。
  
 
古い時代のお雛様が素朴な顔でかわいくて
 
左右に並ぶ犬筥、ほしい。

 
立派な衣装のお人形も素晴らしいのだが
 
小さな雛道具のマニアックさがすごすぎる。

ところでこのお雛様展示、去年企画したものの臨時休館で1日しか開けられなかったもののリベンジなのだそう。
その際に作られた担当学芸員の紹介ビデオが愛とくやしさにあふれているので、いつまで見られるかわからないがリンクを貼っておく。
【オンラインギャラリーツアー】三田研究員が語る、特集「おひなさまと日本の人形」 - YouTube

二階に展示されている着物も春らしい柄。
  
 

そして以前に覗いたことのある高円宮の根付コレクションをまた見てみると

棚の中の作品がすべて入れ替わっていて、今回も超かわいい。
このコレクション、全体でいくつあるのだろうか。

本館は建物自体も魅力的で
 特に庭に面したこの休憩スペースが素敵すぎる。
 ここで写真を撮っていると監視員のお姉さん、「ここは建物好きの皆さんに人気があるんです」とうれしそう。
 
照明器具もかっこよくて、今年もパスで通わないと。

 
上野公園では噴水の脇の寒緋桜がきれいだった。


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港七福神巡り

2021-03-04 17:30:28 | 国内旅行

七福神巡り、今回は品川、大田区を離れて港区へ。

出発は麻布十番の駅から。
すると早速こんなものが目に入って、さすが品川や大田とは違う。
 モエ・エ・シャンドンの自販機、200mlで2500円だそうな。

この自販機からすぐ近くにあったのが最初の目標、十番稲荷神社。
  
 
階段の右下には火事を消したという大ガマガエル、左下に七福神勢揃いの宝船がある。

大通りを離れて大黒坂を上がっていくと、その名前の通り大黒天を祀った大法寺。
 
閉じられたガラス戸の奥に大黒様が見えたが、港七福神はお正月の8日までの公開で、その後はスタンプも何もないのがちょっと寂しい。

さらに坂を上がり、スペイン大使館のお向かいにあるのが氷川神社。
 ここには毘沙門天がいらっしゃるはずだが、どこにも目印はなし。

麻布運動場の前を歩いて行くとカタール大使館が見えて、
 
道を折れると長い塀に名所の写真が続く中国大使館。たくさんいる警察官が愛想よく挨拶して下さる。

六本木ヒルズがそびえる近くに小さな鳥居があるのは櫻田神社。
  
 
鳥居の先、奥まった所に拝殿があるが、寿老人は帳の奥。

久しぶりの六本木の交差点を渡り、龍土町美術館通りを下って行くとまたビルの間に埋もれた天祖神社。
  
 ここも福禄寿の姿が見えないが、狛犬さんは大きなマスクをしている。

これで半分以上まわったので、ここでランチ休憩。
 本日は「フーンナム」でベトナム料理。
 
ミーワーンという聞きなれない料理はちょっと幅広の米麺にターメリックが練り込まれていて黄色く、野菜もたっぷり載ってうまーい。練乳の入ったベトナム・コーヒーも久しぶり。やっぱりベトナム料理はおいしいな。

一休みしたら六本木通りをずっと下って、アークヒルズのお向かいあたりにあるのが久國神社。
 
こんな所に神社があったのか、と思うが、石柱の字は東郷平八郎の書だそうな。
 布袋様はいずこ。

ここからは麻布通りを行くが、今度はずっとのぼりでなかなか大変。途中には大きな工事をしている所が何か所もあって、今からオフィスビルの需要があるのかと思う。

外苑東通りに入って、相変わらず警察の車が何台も停まっているロシア大使館の前を通ると
 またお巡りさんに挨拶された。
この周辺にたくさんある大使館巡りをしてみるのも面白いかもしれない。

桜田通りに入って道路脇に鳥居が建っているのは熊野神社。
 
ここには恵比寿様がいらっしゃるはず。

 東京タワーの真下を通ってちょっと行くと
 
池の傍に建つモダンな建物が本日最後の宝珠院。ここは増上寺の塔頭だそうで
 ガラス扉の向こうに徳川家康自ら名づけたという「開運出世大弁財天」のお姿が見えた。

この後はプリンスホテルの脇の通用路のような所を通り、
 惣門を眺めて
 
増上寺の門の中を覗くと本堂は修復中。
 
大門のそばでは公衆トイレの屋根も立派だ。

港七福神を巡ってみるとこんな都会の真ん中にこんなに神社があるのかと言うことに驚くが、結構ビジネスマンっぽい男性が手を合わせに来ているのも見かけて面白かった。

この後は東銀座に回ったので総歩数15,200歩、移動距離11kmになった。

これまでの七福神巡り:

日本橋七福神
山手七福神
荏原七福神
多摩川七福神巡り
池上七福神巡り


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