Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

野毛山でフレンチ@「メゾン・ド・ハラ」

2018-07-04 18:20:04 | 食べ歩き
知人たちとの平日ランチ、自分の普段の行動範囲からは出て野毛山へ。

京急の日ノ出町駅から歩いて5分ほど。野毛山公園へ上がる坂の途中に表にはウッドデッキのテラスがあるものの、あまり主張の強くないカフェレストランがある。

 「メゾン・ド・ハラ」
店頭の看板はフランス国旗だし、店名もフレンチだが、窓辺にはなぜかかき氷の旗。

入ってみるとなにやら雑然としていて、しかしそれがカジュアルないい雰囲気の店内。
 テーブルの上には野菜やらクッキーやらが積まれておいしそうだが、どれが売り物でどれが料理用やら。テーブル2つはつぶれている感じ(笑)。

迎えてくれたのは店のマダムだが、知人たちがこの店の常連なので一層カジュアル。
厨房では山と積まれた棚の向こうでシェフが一人ですべての料理を作っているさまがちらちらと見える。

ランチは前菜、メイン、デザートを一つづつ選ぶプリフィックススタイルで基本1800円。
ただしたくさんの品数の中には追加料金の掛かる物もあって、+2000円なんてメニューも。

悩みつつ、まずは暑かったので夏野菜の冷製。
 一つ一つ丁寧に調理された夏野菜の数々は期待通り冷やされていて、特にしんなりとした浅漬けのようなきゅうりと大きな茄子がおいしい!

しかしこれ以上に同行者たちの頼んだサラダがすごくて、一体何種類の野菜を使っているのだろうと思うカラフルサラダが大きなお皿にいっぱい。
写真を撮らせてもらえばよかったと後悔したが、次にここに来たら絶対にあれが食べたい!

メインはなぜか全員一致で丸ズッキーニの肉詰め。
 ズッキーニは皮も種も柔らかくて、切るとお汁があふれるのだが、これも残さずおいしくいただけるようちゃんとスプーンが添えられる。ズッキーニのお尻に敷かれた白いんげんもおいしい。

デザートには「今年高いかき氷機を買っちゃったんです」というし、窓辺には旗もあったのでそのかき氷を。
 上にかかっているのはマンゴーとココナッツのピューレ。
一見少なそうだけれど、これが濃厚で最後までしっかりマンゴー。

こちらのお店ではパンも自家製だそうで、これがまたおいしいのだが、気が向くとあんぱんなど作る時もあるとか。

何でも作れるシェフはしかし孤軍奮闘なので料理の提供には時間がかかる。
おしゃべりがしたくて集まった我々にはこれがちょうど良いのだが、ゆっくりと食事を終えて時計を見るとなんと3時間経っていた。

それでもせかされることもなく、居心地のいいお店。
近所だったら頻繁に通いそうだ。
ごちそうさま。


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コメント
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