Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

シンガポールの休日 3 Old Airport Road

2018-07-13 17:43:50 | 東南アジア
シンガポールで一日遊んだ夕方、帰国の飛行機は日付が変わってからなので一度ホテルに戻る。

コンラッドではチェックアウトした後にも使えるラウンジがある(結局使わなかった)し、ジムのシャワー室も使わせてもらえるので、汗を流して着替えができた。ありがたい。

夕食はシンガポール人の友人と約束していたのでオーチャードへ。
当初はプラナカン・レストランの予定だったが、「ホーカーの方が楽しいでしょ」とこちらのことをよくわかっているのでバスで移動。

やってきたのは古い空港があったというOld Airport Road。

バスを降りると公団住宅が並んでいるが、ここは老朽化が進んで取り壊しが決定され、住民はすべて退去させられたとのこと。
 
しかし1960年代ごろの建築だろうか、建物の再評価から取り壊し反対運動が起こり、最近保存が決まったのだとか。
  
確かに窓や扉、公園の遊具もレトロモダンで素敵。リノベーションをすれば人気が出そうだけれど、そうなると追い出された住人はどうなる、ということでことは簡単ではないらしい。

道路を挟んだ反対側には今時の高層マンションが立ち並んでいるが
 
我々の目的はその下にあるフードコート。

中に入ると2本の通路の両側にさまざまなホーカーがずらり。
 
お客さんはほとんど地元の人たちらしく、テーブルはほぼ埋まっている。

お店を一通見学した後、空いたテーブルをなんとか確保して、席取りをしている間にメニューの選択と注文はジモティーの友人に任せた。

しかし待っている間にまわりを見まわすと、
 
隣のテーブルではおばさんが何かの野菜を丁寧に下処理しているし、サトウキビジュース屋のおじさんも渋い。

 そこで一皿お願いしたのはサツマイモの茎炒めS$8に、ジュースは1杯S$1.5だったかな。
サツマイモの茎がある屋台は珍しいらしい。

やがて友人が運んできたのは
  
シーフード・スープに、これもエビ出汁、太い小麦麺と細いビーフンが混ざったホッケンミー。
 そして甘辛味の鶏手羽。
特にシーフード・スープはすごくおいしかったが、どの店でいくらしたのかは不明。

そして最後の締めはニョニャ・チェンドール。
 
ココナッツミルク、黒糖シロップに小豆の組み合わせは鉄板。

おしゃべりしながら長居をするうち、10時近くなると屋台の多くは店じまいを始めた。
そこで友人と別れてホテルで荷物をピックアップ。

増えた荷物は相変わらず食べ物ばかり。
 大量の小袋は友人がお土産にくれたコピティアム・コーヒー。
コーヒー粉がフィルターバッグに入っているのだが、お湯を入れた途端に真っ黒に出る。
これにコンデンスミルクを入れればマレーシア式のコーヒーが飲める。

 ニョニャ菓子の老舗、ブンガワンソロで買ったのはパイナップル・タルト。
台湾のパイナップルケーキよりタルトがしっとりして、これはこれで好き。

そしてもう一つ、ニョニャスタイルの粽というのを買って日本で開けてみたら
 
頭が真っ青に染まっていて一瞬ぎょっとした。しかし中に入った甘辛いお肉がおいしくて、これはまた食べたい。

ホーカーを案内してくれて、お土産までくれたM君に感謝。


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コメント (4)
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