Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

シンガポール 出張飯

2018-07-02 15:17:33 | 東南アジア
シンガポール到着初日、一人でお気楽な夕食に向かったのはホテルの向かいに立つサンテックモール内のフードコート。
 ここに擂茶(れいちゃ)の店があるとの情報を得たので来てみたのだ。

擂茶とは元々客家のもので、台湾だと穀類をすり鉢で良く擂ってお湯を注いで飲むもの。
ところがシンガポールでは独自の進化を遂げて、野菜類の乗ったご飯に緑色のスープをかけて食べるものになっている。
以前マックスウェル・フード・センターで食べてとても気に入ったので、またぜひ別の店の物も食べてみたいと思っていた。

 今回の店はThunder Tea Riceなる英語の名前。
 
S$5.8(約470円)とちょっとお高いのは場所柄か、シンガポールの物価が上がっているのか。
ここの具はカリカリに揚げられたジャコとピーナッツの歯触りがよく、野菜類とご飯をよく混ぜるとやっぱりおいし~。
緑のスープはバジルのような癖があってこれだけ飲むとあまりおいしいものではないのだが、ご飯に少しかけるとさっぱりスルスル入る。
機会があったらシンガポールの擂茶食べ比べをしてみたい。

仕事中は今回もまた会議室に缶詰だったのだが、
 お昼はオフィス内の食事スペースに揚げ物や炒め物が温められて並べられるビュッフェ・スタイル。さすが冷えたものは食べない中華系、とまたもお国柄の違いに感心する。

夜は会食があって、指定されたのは観光客のド定番、エスプラネードの「No Signboard Seafood」
 テラス席で円卓を囲み、コース料理を注文すると
 
練り物中心の前菜に続いて、こちらは本物のホタテ炒め。
 
大きなエビに、蒸した魚はさっぱりとおいしい。
 
スープには贅沢にもアワビとフカヒレが入っているのだが、サメのヒレと聞いた途端にドイツ人は「自分はWWFのサポーターだから」と食べるのを拒否。シーフードレストランなのに鶏の唐揚げと揚げパンばかり食べていてもったいなーい。
 
この店自慢はペッパークラブとチリクラブだけれど、これは食べにくくてめんどくさい。
殻は思ったほど堅くはなく、チリクラブは結構辛い。
 
締めの海鮮炒飯と楊枝甘露が一番おいしかったかも。

ただしこのレストランも一番の価値はロケーションで

マリーナ・ベイ・サンズもマーライオンもばっちり目の前。
ただしベイ・サンズの「スペクトラ」なるショーはこの位置からだとあまり迫力がない。

多国籍軍との会食の後、もうちょっとゆっくりしようと今度は日本人だけでガーデンズ・バイ・ザ・ベイを目指す。
 テクテクと歩道橋を渡り
 
ベイ・サンズのショッピングモールに入ると、最近人気のチームラボっぽいプロジェクションがきれい。
 北朝鮮のボンも眺めたホテルの下をくぐり
  
ライトアップされたスーパーツリーの一番大きなものの上に上がると、屋上がバーになっている。
ワンドリンク込み入場料はS$20だけれど

この景色を眺められるのだから結構お得。
ベイ・サンズやスーパーツリーはぶっとんだデザインだけれど、どうせならこれぐらいのインパクトがあった方がいい、とシンガポールに来ると思う。

2日間の会議終了後は同僚とお気に入りのバクテー屋へ。
 6時ごろに入った時にはなんとか待たずにテーブルに付けたが、帰る頃にはこの行列。以前から人気の店だけれど、こんなに混んでいただろうか。
 
しかしここのスペアリブは相変わらず柔らかくてうまい!
普通のスペアリブと特級ロースカルビなるものを頼んでみたが、お安い普通のスペアリブの方がおいしいのも素敵。
鉄観音茶もちょっと驚くおいしさで、初めてこの店に来た同僚にもご満足いただけた様子。

ヨーロッパもいいけど、食はやっぱりアジアかな。


 ←人気ブログランキングへ一票、お願いします。 
コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする