インセプション

今日のフォト。
ホワイトデーにいただいた「ハートローズ」の花が咲きました。












ホワイトデーから半年。
花びらがハートなのも健在です。









　　 　　 　 　　 　 　　 　












映画、「インセプション」を観て来ました。　上映時間＝１４８分。
８月に観た映画なのですが、なかなかブログにアップできなくて。









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今日の動画。　「インセプション」












産業スパイのリーダー、コブ（レオナルド・ディカプリオ）は
クライアントの依頼に従って、あるモノを誰にも気づかれずに
盗み出す犯罪のスペシャリスト。












盗みのターゲットは、金でもなく、機密情報に関わるデータでもない。



眠っている人間の潜在意識の中へ潜入して、無限の領域の「夢の世界」から
アイディアを盗むのです。　つまりコブは「夢泥棒」












産業スパイ界において、引っ張りだこのコブは、その才能ゆえ
最愛の妻を亡くし、国際指名手配犯となってしまう。












かつての幸せな人生を取り戻す、またとないチャンスとなる仕事が舞い込む。
それは成功率が限りなくゼロに近い、「インセプション」と呼ばれるものだった。












大物実業家・サイト―（渡辺謙）は、ライバル会社を潰すために
コブに、インセプションを依頼する。



それはアイディアを盗み出すことではなく、植えつけることだった。












夢の中の潜在意識の底に、不自然でない形としてアイディアを植え付けることで
現実の世界でも、そのアイディアを持ち続けさせようということです。












ライバル会社の跡継ぎ息子・ロバート（キャリアン・マーフィー）に
父親の築いた会社を潰すという、アイディアをインセプションするために
コブは仲間を集めて動き出す。












先ずは、ロバートの夢に潜入する。



夢の中で殺されると、現実の世界に戻れないのですが
今回の作戦では、長時間夢に潜入するために、強力な鎮静剤を使う。












夢の中で死ぬと、どうして戻るのかは「キック」と呼ばれる落下。
落下することで、夢から醒めた状態。



「夢の中の時間は、現実の時間より長い」という設定です。
それに夢の段階を重ねていきます。












つまり最初の夢の中が、第１段階とすれば、「夢の中で見る夢」は、第２段階。
「夢の中で見る夢の中で見る夢」・・・話はとてもややこしい。



物語では、第４段階まで潜っています。












夢は、ロバートの夢の中ばかりに、潜っているのではなく
ロバートの夢の中で、別の人の夢にも潜り込むのだけれど
全員が夢を共有しているから、成立しています。












指名手配犯のコブは、アメリカにいる子供たちに会えずにいる。
サイト―は成功の報酬として、コブの犯罪歴を消すという条件を出す。












コブが引き受けるのは、アメリカに残して来た子供たちとの再会のため。
そして自らの過去と向き合って、コブ自身のトラウマを克服してゆく。



だからこそ、観客は最後までコブを応援する。












もの凄く複雑で、映画を観終わると
その夜、その続きを自分の夢の中で見てしまいそうです。（笑）












でももの凄く面白い極上の強盗映画です。
世界に名だたる俳優、レオさまもケンさまも、迫真の演技です。