今日のフォト。 桜。 (大阪市立長居植物園)
小さい秋、見つけたNO.12
先の嵐で、すっかり葉を落としてしまった。
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今日の動画。
映画、「雷桜」
映画、「雷桜」を観て来ました。
宇江佐真理の同名小説を映画化。 上映時間133分。
徳川家に生まれた斉道(なりみち・岡田将生)は、孤独で退屈な日々を送っていた。
ある夜、家臣の瀬田助次郎(小出恵介)が、眠れぬ斉道に言った。
「私の故郷・瀬田村の山には、天狗がおります」
助次郎の話に興味を持った斉道は、瀬田村へと向かう。
瀬田村で生まれ育った雷(らい・蒼井優)は、父・理右衛門(時任三郎)と
2人きりで、自由奔放に暮らしていた。
山が乱されないように、山に入った村人を脅して、追っ払っていた雷。
やがて村人の間で、噂が広がった。「瀬田村には、天狗がいる。」
斉道は瀬田村に向かう道中、御用人の榎戸角之進(柄木明)らが止めるのも聞かず
1人で「天狗の棲む山」へと馬を走らせた。 そこで斉道は雷に出会う。
村に戻った斉道は、助次郎に「女の天狗に出会った」と話す。
すると助次郎は斉道に言った。
「その天狗は、20年前に誘拐された私の妹・遊(ゆう)に違いありません。」
雷は母が住む村へ戻り、遊として生きた。
そして斉道と遊は、美しい巨木、「雷桜」の下で再会する。
山以外は知らなかった遊は、「身分の違い」など意識せず
真っ直ぐな気持ちで、斉道に向き合った。
斉道にとって、遊は、初めて「殿」という立場抜きに話せる存在となった。
互いに惹かれ合う2人だが、身分の違いゆえ、周囲がそれを許すはずがなかった。
「ローマの休日・1953年」、「タイタニック・1997年」
「ムーラン・ルージュ2001年」など、身分の違う男女の恋の名作は多い。
立ちはだかる壁が大きいほど、心は裏腹に燃え上がる。
斉道と遊には、哀しい別れが待っていた。 ・・・けれど
ラストシーンの雷桜の下で見せた光景は、悲劇ながらも十分に満足させてくれた。