今日のフォト。
今日のお話は梅田です。
娘の友人から、写真展のご案内をいただきました。
「写真展 日縒り(ひより)」 グループ写真展でした。
大阪市北区豊崎にある長屋が会場です。
主催=日縒り実行委員会。 共催=大阪市立大学都市研究プラザ。
2010年11月23日(祝)~27日(土)
13:00~19:00
初日と最終日は、10:00から開催。
会場に着いた時は、梅田にこんな長屋が残っているのかと、驚きました。
豊崎の長屋と関わりのある20代の男女7人が、初めて企画した写真展です。
展示された作品の写真撮影も承諾してくださり、また撮った写真を
ブログにアップすることも、許可していただきました。
7人が思い思いに撮った写真が、並べられていました。
こんな風に壁面を利用して・・・。
テーマは「日常」
暮らしの中で、いつも通りの毎日を「縒り(より)合わせた」写真です。
着眼点の素晴らしさ、限りなく可能性を秘めた躍動感溢れる作品。
若者の作品に、教えられる。
長屋の建物は、こんなにも古い。
小さな椅子・・・ テーブルの上には
訪問者記帳ノ―トや、メッセージノートが置かれていました。
温かい手作りの雰囲気。 心和みます。
玄関を入ると、正面に友人知人たちから投稿された写真がありました。
「無心」で撮ったピュアな写真です。
2坪くらいの中庭に、小さな濡れ縁がありました。
そこにお座布団を敷いて・・・。
植木鉢にも、写真が飾られて・・・。
ここは来訪者が、好きな場所に、写真を張り付けていくコーナー。
初日の今日は、もうこれだけの来訪者があったようです。
斬新な写真と、長屋の黒壁のコントラスト。
平成の日常と、昭和・大正の長屋が、これほどマッチするなんて。
「写真展 日縒り」
手作りのほのぼのする写真展でした。
私たちが縒(よ)った毎日の中の、ほんの少しの「ステキ」を感じて頂き
それが皆さまの毎日の、ほんの少しの「ステキ」に
繋がることができれば、とても幸せに思います。
挨拶状には、このように記されていました。
梅田や難波の真ん中で、ガラス張りのショールームのような
素晴らしいギャラリーで開催する写真展も、確かに素晴らしいと思う。
けれどこのような土の路地と、緑あふれる長屋で開催した
若者たちの写真展を、私は生涯忘れることはないでしょう。