今日のフォト。 奈良県・春日大社。
春日大社は、世界遺産です。
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Webの友人が、ブログに京都府立植物園にある藤棚の写真をアップしていました。
その藤に魅せられて、私も藤の花を撮りたいと思いました。
さて、私は、春日大社の「砂ずりの藤」を撮ってきました。
構図(アングル)、それなりに、考えたつもりです。
マクロで撮った藤は、桜のように可愛くないので、ボツりました。
藤の花姿をお楽しみいただければと思います。
今日は写真に、面白いタイトルを付けてみました。
このタイトル、お分かりかな?
源氏物語 序章
境内に一歩足を踏み入れると、そこは「源氏物語」の世界でした。
緋色、藤色、萌黄色のコントラストが実に素晴らしい。
紫の上
「春日大社」は710年に、藤原氏の氏社として創建されました。
藤壺中宮
朱塗の回廊が、春日山麓の緑の木立に映えます。
朧月夜
軒に下がる釣燈篭や、桧皮葺の社殿が、雅な趣きを醸し出しています。
葵の上
社紋は、「下り藤」です。
藤は境内に古くから自生し、藤原氏ゆかりの藤でもあります。
花散里
また、お盆と節分に行われる「万燈籠」は、幽玄の世界です。
女三宮
平成10年12月に、世界遺産に登録されました。
明石の方
境内には、有名な「砂ずりの藤」があります。
朝顔の姫君
樹齢700年以上ともいわれる古木で、藤の穂先が地面にすりそうなほど
伸びるところから、「砂ずりの藤」と、呼ばれるようになりました。
奥に見える藤棚が、春日大社の「砂ずりの藤」です。
もの凄い混雑の中で、カメラを構えていた苦労をお察しください。(笑)
ウイークデーでしたが、朝のうちは、カメラマンがズラリとカメラを構え
お昼前には、小学生たちが遠足で、大勢訪れました。
源氏物語 終章
春日さす 藤のうら葉の うらとけて
君し思はば われも頼まむ (源氏物語 33帖 藤裏葉)
帰りには、春日大社・神苑の回遊式庭園で
20品種・約200本の藤の花を見てきました。 きれいでした。
神が白鹿に乗って奈良の地においでになって以来、鹿は神の使いとされています。
境内の鹿が、私に「また来てね」と言っているようでした。