こんな記事を見つけた。
「セブンイレブンを擁護する 「強者か弱者か」ではなく「公正(フェア)かどうか」で判断すべき」: モジックス Zopeジャンキー日記
そこでは、セブンイレブンが、値引きした店に契約解除通知をした行為について、<これはセブンイレブン側が正しいと思う。>として、<。「セブンイレブンでは値引きしない」という経営方針、ブランディングはまったく問題ないわけで、セブンイレブンのフランチャイズ契約はそれを前提にしているはずだ。そこに国が介入して、「値引きを認めなさい」と強制指導すること自体おかしい>と述べられている。
分かってないなと思う。確かに「セブンイレブンでは値引きしない」という経営方針、ブランディング自体は全く問題はない。問題なのは、売れ残りの損失を店側に負わせていたということだ。もちろん契約は自由というのが原則であり、セブンイレブンと加盟店の立場が対等であれば、どんな契約をしようと全く問題はない。優越的な地位を利用して相手に不利な契約を結ばせるということが問題となっているのだ。
そしてその目的は、Zopeジャンキー氏の言うような「弱者の味方」をするということではない。結果的に弱者保護になっているようだが、本来の目的は、自由競争を阻害する行為を規制し、事業活動を活発にすることで、ひいては消費者の利益を守るということである。
彼は、<そもそも市場取引というのは、取引する両者の効用を増やすので、両者の自由意思によって行なわれる>とも述べている。非常に古典的な市場感で、経済学を学んだものなら、このような素朴な市場感を持っているものは少ないであろう。市場は情報の非対称などによりしばしば失敗するのだ。だからこそ、経済行為を規制する法の存在意義があるのである。
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「セブンイレブンを擁護する 「強者か弱者か」ではなく「公正(フェア)かどうか」で判断すべき」: モジックス Zopeジャンキー日記
そこでは、セブンイレブンが、値引きした店に契約解除通知をした行為について、<これはセブンイレブン側が正しいと思う。>として、<。「セブンイレブンでは値引きしない」という経営方針、ブランディングはまったく問題ないわけで、セブンイレブンのフランチャイズ契約はそれを前提にしているはずだ。そこに国が介入して、「値引きを認めなさい」と強制指導すること自体おかしい>と述べられている。
分かってないなと思う。確かに「セブンイレブンでは値引きしない」という経営方針、ブランディング自体は全く問題はない。問題なのは、売れ残りの損失を店側に負わせていたということだ。もちろん契約は自由というのが原則であり、セブンイレブンと加盟店の立場が対等であれば、どんな契約をしようと全く問題はない。優越的な地位を利用して相手に不利な契約を結ばせるということが問題となっているのだ。
そしてその目的は、Zopeジャンキー氏の言うような「弱者の味方」をするということではない。結果的に弱者保護になっているようだが、本来の目的は、自由競争を阻害する行為を規制し、事業活動を活発にすることで、ひいては消費者の利益を守るということである。
彼は、<そもそも市場取引というのは、取引する両者の効用を増やすので、両者の自由意思によって行なわれる>とも述べている。非常に古典的な市場感で、経済学を学んだものなら、このような素朴な市場感を持っているものは少ないであろう。市場は情報の非対称などによりしばしば失敗するのだ。だからこそ、経済行為を規制する法の存在意義があるのである。
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