文理両道

専門は電気工学。経営学、経済学、内部監査等にも詳しい。
90以上の資格試験に合格。
執筆依頼、献本等歓迎。

放送大学のゼミ出席

2019-08-04 19:49:23 | 放送大学関係
新しい幸福論 (岩波新書)
橘木 俊詔
岩波書店

 今日は放送大学広島学習センターに新垣ゼミ出席のために出かけてきた。ゼミの内容は、「新しい幸福論」を読んで意見を交換するというもの。ゼミは午後からなのでついでに午前中行われた公開特別講座を受講。内容は、「不完全競争市場モデル 独占モデル」。次のゼミの予定は9月。

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億を稼ぐ勉強法

2019-08-04 15:37:01 | 書評:ビジネス
億を稼ぐ勉強法
小林 正弥
クロスメディア・パブリッシング(インプレス)

 本書は、時給900円でラーメン屋の皿洗いをしていた著者が、1億円プレーヤーになる方法を説いたものだ。

 1億円プレーヤーになるための学習キーワードは次の6つだという。
①カスタマーサービス
②反転学習モデル
③成功ノート
④ひとりPDCA会議
⑤メンターによるフィードバック
⑥学びと成長のコミュニティ

 書かれていることは具体的とは書かれているが、それほど具体的とは思われないのだが、少しコメントをしてみよう。

 まず1億円プレーヤーになろうと思ったら、サラリーマンではまず無理で、自分で起業しないといけないだろう。もちろんそこにはリスクもある。しかしその反面、稼げば稼ぐほど収入が増えるというメリットもあるのだ。だからしっかりリスクとメリットを考えたうえで起業するかどうかを自分で判断しないといけないのだ。これが大前提となる。

 反転学習モデルというのは、学校の授業と自宅の宿題を逆転させるというもの。要するに予習をしっかりやって、分からないところを実際の授業で解決しようというものだ。授業で与えられる内容だけでなく、自分で調べたことは血肉となり、本当に役立つだろう。

 PDCAというのは目標を管理するうえで重要な概念だ。ビジネスマンなら大抵は聞いたような覚えがあるだろう。Plan Do Check Actionn のことで、これを回していくのは目標を達成する手段として重要なのである。PDS(Plan Do See)ということもある。ひとりPDCA会議というのは、自分のビジネスを振り返ってこれをやっていこうとするものだ。

 学びと成長のコミュニティは、同じような問題意識を持っている人と一緒の方が成長できるというのは間違いないだろう。興味の方向やレベルが違い過ぎると議論一つできないだろう。

 ただ「スピリチュアルマスター」(p105)のような言葉はあまり使わない方がいいと思う。私など「スピリチュアル」という言葉が出るととたんに胡散臭いと思ってしまうのだ。そういった人も多いのではないだろうか。

※初出は、「風竜胆の書評」です。

 

 

 

 

 

 

 

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