文理両道

専門は電気工学。経営学、経済学、内部監査等にも詳しい。
90以上の資格試験に合格。
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生徒会役員共(1)~(18)

2019-09-02 16:54:04 | 書評:その他
生徒会役員共 1-18巻 新品セット (クーポン「BOOKSET」入力で+3%ポイント)
氏家 ト全
講談社

 今一番気に入っている漫画の一つがこの「生徒会役員共」だ。現在週刊少年マガジンに連載中でこの間18巻が出た。

 舞台は私立桜才能学園という高校。この桜才学園は女子高だったが、今年から男女共学となった、津田タカトシは家から近いという理由でこの学校に進んだが、なぜか生徒会長天草シノにより生徒会副会長に任命されてしまう。

 内容は、タカトシと彼を巡る女子たちとの一種のラブコメなのだが、やたらと下ネタが多い。これにツッコミを入れるのがタカトシ君の役目なのだが多勢に無勢。なにしろ、この彼を巡る女子というのがみんな美女なのだが、なかなかの曲者ぞろい。

 生徒会長のシノは言うに及ばず、その親友で生徒会の書記の七条アリア。お金持ちのお嬢様のはずなのだが、おしりをいじったりパンツを履かなかったりと、シノ以上にエロボケに走ることが多い。ちなみに、七条家のメイドである出島サヤカは、メイドとしては出来る人なのだが、言動の端々に以前SM関係の仕事をしていたことがうかがえる。そしてお嬢様大好き。

 生徒会会計の萩村スズは、タカトシと同学年で、帰国子女のIQ180の天才。でも小学生と間違われるようなちびっ子。エロボケはほとんどないがその代わり、ちびっ子ネタが多い。

 そして生徒会顧問の横島ナルコ先生。黙っていれば美人なのだが、大の年下男子好き。そしてMプレイ大好きで、体に縄の跡がついていたりする。

 この生徒会メンバーは言うに及ばず、男性恐怖症の風紀委員長五十嵐カエデや親戚同士が結婚したため、タカトシの親戚ということになり、彼の家にしょっちゅう出入りするようになった英稜高校の生徒会長である魚見チヒロなど、彼をとりまく女性がどんどん増えていく。

 基本は4コマ漫画であり、特にエロい場面は出てこないのだが、このエロボケとそのツッコミはなんとも面白くつい笑ってしまうのである。あまり人前で読むのはおススメしない。ニヤニヤ笑って、「こいつ変な奴かも?」と思われること請け合いだから。

☆☆☆☆☆

※初出は、「風竜胆の書評」です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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