文理両道

専門は電気工学。経営学、経済学、内部監査等にも詳しい。
90以上の資格試験に合格。
執筆依頼、献本等歓迎。

商人勇者は異世界を牛耳る! ~栽培スキルでなんでも増やしちゃいます~ 1

2022-08-26 08:58:12 | 書評:その他

 

 

 主人公の秋那昭二は、ブラック企業に勤めるいわゆる社畜。ブラック企業と言いながらも、給料はそこそこもらっていたようで、こつこつと独立開業の資金を貯めていた。やっとそれが貯まったと思いきや、異世界に勇者召喚されてしまう。異世界転生ものといえば、チートスキルを授かるというのが定番だが、彼が授かったのは「栽培」というスキル。

 しかし、国王の取り巻きは、外れスキルとして、始末しようとか、最前線に囮として送り込めとか、勝手に召喚しておいて好きなことを言う。しかし、国王はまだ見る目があったようで、食料不足を解消することは大事だと、結局王都の端に、家と土地をもらうことになる。

 「栽培」というと野菜や果物の栽培を連想するだろう。しかし彼の持つスキルだと、すべてのものを「栽培」できるのだ。有機物から無機物まで。お金までも「栽培」で無限に増やせるし、埋めることができれば馬車だって「栽培」できちゃうのだ。こうなってくると「「栽培」って何?」とか思ってしまう。これに彼の現代地球人としての知識が加わり、すごいことになる。お金の栽培は、現代だったら通し番号がついているので、コピーすれば同じ通し番号がついているのを不審に思われ、重罪人として捕まるだろうが、この世界で使われているのは硬貨のみ。だから金貨をいくらコピーしても、当然通し番号などついていないので、セーフなのだ。だから開業資金なんていくらで調達できる。

 そして、護衛に雇ったのをきっかけに、メーネという仲間を得る。彼女は一見可憐な美少女だが、「超人」というスキルを持っており、どんな武器もそのものすごい怪力で壊してしまう。よってついた二つ名が「武器殺し」。これは昭二の能力とものすごく相性がいい。いくらでも武器を「栽培」できるのだから、壊し放題というわけだ。しかし、このメーネちゃん、これまで壊した武器のおかげで高利貸しからの借金がすごいことに。当然この世界には、利息を制限するような法律はない。そして高利貸しはメーネを奴隷にしようとしている。果たして、この後どう展開していくのか。昭二はメーネを借金地獄から救い出せるのか?

☆☆☆☆

 

 

 

 

 

 

 

コメント
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